UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

ハドソン製トカレフ用マガジンのOリング①

ハドソントカレフが少しとはいえガス漏れしてるのでOリングを調査。
KSC製バルブレンチで合うようでした。


ではでは早速分解。

イメージ 1イメージ 2イメージ 4
 


さらに分解。

イメージ 3
 
※ロッドは左右逆に置いてあります。(撮影ミス)

とっても簡単な構造。
Oリングを入れる溝が深すぎるという指摘がありますが、
実際見てみると異様な深さです。これの半分くらいで良さそうに見えるんですが。


で、このバルブの構造を、私が珍しく手書きで描いてみました。
直線も円も描けないくらい線がプルプルしてます。

イメージ 5イメージ 6
 
上の画像の①②③④と下の画像の①②③④は対応しています。(同じ色で書けばよかったかな・・・)

②と④はSS規格のOリング(SS-080とSS-085)で間違いないかと思うんですが、
①と③がよく分からない寸法で、③はS規格に変更すると動きが悪くなるような感じでした。
ちょっとね、分解するときに②を切っちゃったから、②にはS規格(S-3)を入れたんだけど、
これはマズかったような気がしますね・・・

図では
: Oリング
: ロッド
: ガス(HFC-134a)の流路、バルブノッカーの打撃
これらを表しています。

Oリング(①②③④)の役割としては、
・ ①のOリング ・・・ ガスルート閉鎖時の気密保持、ロッドの抜け防止
・ ②のOリング ・・・ バルブ前縁の気密保持
・ ③のOリング ・・・ ロッドとガワの間の気密保持
・ ④のOリング ・・・ バルブ後縁の気密保持
こうなると思います。

で、今回のマガジンはガス吹き出し口からのガス漏れなので、
①か②のどちらかに不具合があるとみて調査しています。
③か④であればバルブのネジ部分から漏れるはずです。
なお、バルブの固定が甘い場合もネジ部分から漏れます。



で、Oリング交換(①②④のみ)の結果、症状が悪化しました。
ガスを入れる ⇒ 無音 ⇒ シューッ!(ガス漏れ)

相変わらずガス吹き出し口からです。
んーこれは困った。まさか自分の手で殺めてしまうとは。
放っておいてもいつかは症状が悪化してこうなるとは思いますが、
やっぱり自分の手の中で逝ってしまうと悲しいものです。

とりあえずOリングが合ってない可能性に賭けて、
AS規格のOリングやシールテープを使ってみようと思います。
ガス漏れしたからといってすぐゴミに出すほど薄情な人間ではない。
というかまあまあ高いんだから諦め付かないよ。ハドソン産業の遺品なんだし。(※会社はまだ存在)



とりあえずハドソントカレフは必ず私が直すので、それまでモデルガンとして飾っておきましょう。


ちなみにOリングは桜シール製品を使いました。
Amazonで売ってます。ちょっとずつ買えるし送料300円なので良いと思います。

イメージ 7
 
実験は失敗しましたが、今後もOリングの入手先として活用していくと思います。
AS規格Oリングもここで購入予定です。ホームセンターで探し回るより楽だからね。



■次回 : ハドソン製トカレフ用マガジンのOリング②