UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

ハドソン製トカレフ用マガジンのOリング②

本日、ついにISO-A0022Gを含むOリングがOリング.comより到着しました。
取り寄せが含まれていたため遅くなりましたが、これでハドソントカレフの調査を続行できます。

■前回 : ハドソン製トカレフ用マガジンのOリング①

イメージ 1
 
これがISO-A0022Gです。
内径はS-3より小さく、線径と外形はS-3よりも大きくなっています。
素材はいずれもNBR-70-1。柔らかいアクリルゴムです。



で、これをバルブのロッド先端近くに取り付けました。


 
この図(前回掲載)でいうところの①ですね。

内径が2.24mmでキツキツなうえ、線径もあるので、非常に入れにくかったです。
なんとかマイナスドライバーを使いながら必死に押し込んだところ、なんとかなりました。
あとはシリコンスプレーを塗布して、ゆっくりバルブを装着しました。
ガスを注入・・・



・・・漏れが治まった!
ということで、やはりこの部分はISO-A0022Gを使うと良いようです。
もしかするとISO-A0025Gでも良いかもしれません。
修理するときはISO-A0025Gをまず試して、ダメだったらISO-A0022G、とした方がいいでしょう。





しかし今度は下から漏れる!

は?(威圧)
しかし漏れ漏れでどうにもならないので、とりあえず注入バルブを確認。

イメージ 2イメージ 3
 
Oリングが・・・ということでSS-030でやってみましたが破損。
SS-025で若干引っかかりながらもネジ留め成功。




いやまだ漏れてる!
あのさぁ・・・いくらハドソンだからって壊れたらアカンやろ・・・(クレーマー)

よくよく調べてみると注入バルブじゃなくてマガジンベースから漏れてるようなので分解。
底面近くにあるピン2本をピンポンチで叩きぬくと外れます。
ピンにテーパーはないようでした。また注入バルブを抜く必要はありません。

イメージ 4
 
角型パッキン! これは代用が効かないぞ・・・
こんなことになるならOリング無理やり押し込んでくれた方がマシかも・・・
どこかで手に入るならいいけど、メーカーはもうないし、困ったもんだねぇ。



あっそうだ(唐突)

イメージ 5
 
シールテープを巻くゾ。
これはマガジンベースからのガス漏れ対策にたびたび使われる手段の一つ。
パッキンが痩せた分だけベースを太らす。んーこれはいい考え。

ちなみに、シールテープには粘着力がほとんどないようなので、
”貼りつける”というよりは、輪ゴムみたいに引っ張りながら”巻き付ける”といいようです。

画像では何周も巻きつけてますが、これでは入らなかったため、最終的に2周にしました。
また、パッキンはガスタンク側に付けてあります。
なのでシールテープはマガジンベースとパッキンの間に挟まれるわけです。



さて元に戻しましょう。
シールテープがある分入りにくくなっていますが根性で押し込みます。
ピンの通る穴がシールテープで塞がってる場合は、千枚通しかつまようじで穴をあけましょう。

イメージ 6イメージ 7
 
どこそこからシールテープが見えてるんですが・・・
とりあえずこれで漏れなくなったので、良いかと思います。
良くなくてもどうしようもないじゃん(半ギレ)



ということで修理完了です。
Oリングを交換した影響でバルブが若干内側に引っ込んでます。

イメージ 8
 
まあこれでもちゃんと動くようですし大丈夫でしょう。

散々苦労をかけてくれましたが、おかげで愛着が・・・湧いたかな?

本当はVMQ-50やNBR-90のS-3でも実験しようかと思ってたんですが、
どうにもやる気が起きずにスキップしてしまったので中止となりました。
Oリングは生ものですから実験するならなるべく早くしたほうがいいんですけどねぇ。



イメージ 9
 
それにしてもピカピカのトカレフ。動作もOK。
マガジンが冷たいとバースト射撃、熱すぎるとブシャー(全放出)してしまうので、
人肌程度まで加熱するのが良いと思われます。