UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

KSC製Mk.23のマガジンを完全分解する (組み立て)

なぜか検索してもヒットしない、KSC製MK23のマガジンを完全分解、です。
ブラックバルブへの載せ替えに便乗してバラバラにしました。

分解時は自分も初めてでバタバタしていて写真を撮っておらず、
今回は組み立ての手順で解説していこうと思います。
逆の手順を踏めば完全分解できるので参考になると幸いです。



■完全分解図
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まあこれはパーツリストに載ってる絵の実写版ですね。



マガジンインナーベースとジョイントパッキンを取り付ける
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先に言っておくと、これはKSCの工員がどうやって量産してるのか不思議なほど、
かなり強力な力が必要です。成人男性が言うんだから間違いない。(ガリガリ

ジョイントパッキンをかなり押しつぶさないとピンが通りません。
たぶん万力かなにかで潰すのが早いと思うんですが、
まあまあ大きいマガジンなので、ある程度デッカイものを挟めないとダメです。
今回は自分の膝に穴が空きそうなくらい力いっぱい押し付けて組みました。

ピン自体はそんなにキツくないので、手でマガジンインナーベースを押さえつけつつ、
親指でピンをグリグリしてるとグリッと入るので、そこからはゴムハンマーでいけます。

なお、ピンは前後の穴に左と右から挿しこむようにしてください。
片側からだけだと間違いなく反対側の穴から出られず詰まります。
マガジンインナーケースが薄すぎるんじゃないですかね・・・

ちなみに、マガジンインナーベースの真鍮棒は外れることがあるようです。
そもそも十分に固定されてないんじゃないでしょうか。
振ったときに音が出ますが実用上の問題はないと思います。



マガジンインナーケースに放出バルブを取り付ける
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今回は実験のため、ブラックバルブに交換しています。
それにしても前から付いてたバルブ、ガスポートの形がいびつな気が・・・



マガジンリップにノズルラバーを取り付ける
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マガジンリップ天面から押し込んでオワリです。
一応シリコンスプレーをしておきましたが効果は不明です。
ノズルラバーはガスルートの気密保持に役立ちます。
まあ割と肉厚で丈夫な部品なのでグーッと押し込みましょう。



マガジンケースにマガジンリップを取り付ける
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マガジンリップはマガジンケース上部の突起に噛みあうことで(上下方向のみ)固定されます。
取付時にはマガジンケース後部側からスライドさせて取り付けます。
取り付ける、といってもこの段階ではまだ前後には動くのですが。



マガジンインナーケースとマガジンフォロアーを取り付ける
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マガジンフォロアーはマガジンインナーケースとマガジンケースの間で保持されます。
マガジンインナーケースにそっと載せた状態で位置を調整しつつ挿しこんで完成です。

このマガジンインナーケースはなぜかしっかり固定され、
その割に外しにくい設計なので分解時には難儀します。
マガジンケースの上部を押し広げ、マガジンリップを浮き上がらせると
かろうじて押し出すことができるようになりますが・・・
いやーもうちょっとなんとかならないんですかねMGC・・・じゃなくてKSCさん。

■追記■
マガジンインナーケースを引き抜く場合は、放出バルブの少し上にある
マガジンリップとマガジンインナーケースの隙間にマイナスドライバーを突っ込んで、
隙間を少しずつ広げていくと、そのうちボロッと取れるようです。インナーは重いので落下注意。
■追記おわり■

まあスチールプレス外装にするための設計なのかもしれませんけどね。



注入バルブとマガジンベースを取り付ける
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実際のところ、マガジンベース以外の部品についてはマガジンインナーベースの取り付け後、
いつ取り付けても結果は変わらないんですが、この部分は固定がなく、
アレコレしてるうちにポロリ・・・とかなるといけないので最後にしました。

まずはマガジンケースピンを挿しこみます。
これは片側にだけギザギザが付いてるので、こちらをおしりにして挿しこみましょう。
どっち側から挿すのかは覚えてなかったので適当に左側から挿してます。

注入バルブをバルブレンチで固定したら、マガジンベースストッパースプリングを取り付けます。
取り付けるといってもただ置いてるだけで固定とかはありません。
このスプリングの上にマガジンベースストッパーを置きます。

※写真ではマガジンベースストッパーの段が付いている方を内側にしてますが、
正しくは段が付いている方が外側(=マガジンベース側)です。


マガジンベースストッパーを押さえつつ、マガジンベースをスライドさせて取り付けます。
カチッとストッパーがマガジンベースとかみ合うことで、マガジンベースを固定しています。
分解時はこのストッパー部分を押してマガジンベースを取り外します。
つまようじでつつけばすぐ引っ込むので、金属工具を使うまでもないと思います。



■完成
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KSC Mk.23用 スチールプレスマガジン。
スチールプレス外装をもつマガジンであるため、湿気があるとすぐ茶色くなりますが、
リアルで大型のマガジン、非常にインパクトがあると思います。

空撃ちモード非搭載や金属製マガジンリップなど、気になる点もあるかもしれません。
(でもプラリップはBB弾の代わりにリップが削れるんじゃ・・・)



KSCのMk.23はおそらく絶版なので、これからも末永く使っていきたいです。





■加筆・修正 @ 2018,03,03 00:15
細かな文言の修正

■加筆・修正 @ 2018,03,08 15:58
マガジンインナーケースの引き抜きについて追記。
また「マガジンリップ」とすべきところを「マガジンフォロアー」としている箇所を修正。