HDD自動電源OFF機能は外付HDDにも有効
そういえばWindowsにはHDDの電源を一定時間経過でOFFにする機能がありますね。
私は今日知ったのですがこれは内蔵HDDだけではなく外付HDDにも適応されるみたいです。
実際にSJ60の東芝省電力でHDDの電源を3分後に切れるようにしておくと
DeskStar 7K1000.Dの電源が3分後に自動で切れます。なので気づいた時には冷たくなってたりします。
しかしアクセスしようとするとスピンアップして数秒後にアクセスします。
なので微妙に操作に遅延が生じますが温度は下がりやすくなり、
さらに節電もできるため非常にいい機能なのではないかと思われます。
ちなみに電源ONの状態でも電源が切れるようなので給電そのものを切断しているわけではないようです。
ただしHGST製のHDDなどはロード/アンロード方式のため問題ありませんが、
CSS方式のHDDの場合はヘッドの消耗を早める危険があるため間隔が狭すぎると危険らしいです。
この2つの方式に関しては下記を参考にしてください~
■CSS方式
CSS方式というのはHDDの磁気ディスクの一部をLZ(?)として使用し、
電源が切れたらこの部分にヘッドを着陸させるというものです。
そのため着陸時にヘッドが擦れてしまい温度が上昇します。
なのであまり連続で離着陸を繰り返すと温度が上がりすぎて危険。
またこの方式の場合ヘッドが着陸している際に縦に揺らすとヘッドが飛び跳ねるため危険。
ただこの方式の場合着陸時にヘッドに付いたゴミを取り除けるという利点があるとか。
■ロード/アンロード方式
この方式ではディスクの外にランプという丘のようになっているにヘッドの退避ゾーンを備え、
電源が切れた際にこの退避ゾーンにヘッドを乗り上げさせるというものです。
そのため電源切断時にヘッドの温度が上がることがなく連続で行っても安全。
またヘッドは乗り上げているため縦に揺らしても飛び跳ねにくくなっています。
ただ私が1つ気になったのはS.M.A.R.T情報の取得時に起動するのか否か。
私はCrystalDiskInfo 5.0 Alpha1を使用しているのでもし情報取得時に起動するなら
1分ごとに情報を取得するTravelStar 5K500.BとMK8037GSXは
更新時間の方が電源OFFまでの時間より短いため自動電源OFFは使用できないことになります。
使用した感じからいうとどうにも情報取得時は起動しているような気がします。
アクセスした際に遅延が全くないようなので。まあ確証はありませんけどね。
しかしこの自動電源OFFを使うとアイドリングストップの車を思い出します。
特にバスの手動アイドリングOFF。あれ停止時と始動時にちょっと揺れるんですよね。
あれがHDDでいうスピンアップなのかな~と。