私の自作PCはS0モード(ACPI)でずっとつけっぱなしですが
2つの省電力機能によって消費電力の低減が行われています。
低負荷時に自動でバスコア倍率と動作電圧を下げることにより
アイドル時や低負荷時の消費電力および発熱を軽減します。
CPUはPCの中でも比較的大きな消費電力と発熱をもつ部品なので
省電力の効果は大きいと思われます。
ディスプレイがOFF(=ロングアイドル状態)の場合に
GPUをシャットダウンして消費電力を約3W以下に抑えるという機能。
HD7870は消費電力や発熱がPCを構成する部品の中で最も大きい上、
自作PCは稼働時間のほとんどをディスプレイOFFの状態で過ごすため
省電力効果は高いと思われます。
まあWindows7には他にも自動HDD電源OFFとか自動スリープとかあるんですが
自動HDD電源OFFは頻繁な電源のON・OFFによるHDDへの強いストレスが懸念され、
自動スリープは起動まで時間が少々かかるため採用していません。
ちなみにZeroCorePowerの影響なのかGPU-Zを起動した状態で
リモートデスクトップを実行するとGPU温度が「0℃」と表示されます。
温度計までシャットダウンされてるんでしょう。