これが・・・TAMRON ”SP” ・・・!!!
今回はタムロンのSPレンズ、TAMRON17-50mmをテストしてみました。
TAMRONのEFマウント向けAPS-C専用標準ズームレンズの中では高い方だと思います。(中古で1~2万円)
明るさが一番のウリだとは思いますが、「SP」を冠している以上、収差補正にも期待したいところです。
使用した方眼はコチラ↓
結果は以下の通り。
強化イメージ(リサイズなし) | 枠ナシ(グレイスケール・リサイズなし) | |
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17mm | ||
24mm | ||
30mm | ||
35mm | ||
50mm |
早見表 | |
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17mm | |
24mm | |
30mm | |
35mm | |
50mm |
カメラボディは EOS 7D。ISO1600、F22。
GIMP2.8で編集。強化イメージは「しきい値」で作ったもの。枠ナシはJPEG品質50。
強化イメージでは赤・緑・青の直線で四角形の頂点を結んであります。
赤枠は最も外側、緑枠は水平解像度の2/3程度、青枠は垂直解像度の2/3程度の四角形になります。
罫線が枠の外側にまではみ出していればタル型、枠より内側に引っ込んでいれば糸巻型の歪曲収差があります。
17mm ・・・ タル型収差
24mm ・・・ 17mmから改善するもタル型収差
30mm ・・・ 弱いタル型収差
35mm ・・・ わずかなタル型収差
50mm ・・・ ほぼなし
広角端で最大のタル型収差となり、望遠端で歪曲収差がほとんどなくなるように補正されているようです。
EF-S18-55mmSTMとだいたい同じような歪曲収差を生じるようです。悪くはないでしょう。
■更新履歴
・ 2022,12,20
ページが重そうだったので「枠あり」を「強化イメージ」に変更。早見表も同じ。
「元画像」は「枠ナシ」として広角端と望遠端のみの掲載とした。
解説部分の文言も修正した。