Tokina EMZ130AF 100-300mm F5.6-6.7 【お手軽!!APS-C歪曲収差検証】
AFはガバガバでも歪曲はガバではなかった。
今回も例のチャート図でレンズの歪曲収差を測定してみました↓
テストするレンズは 「 Tokina EMZ130AF 100-300mm F5.6-6.7 」 です。
90年代に発売されたと思われるズームレンズですが、さて歪曲収差はどうなっているのでしょうか。
なお今回はレンズの暗さを考慮して、晴天の屋外でPRO700DX三脚を用いてテストしました。
そのためブレの心配はないと思われます。ただAFがかなりガバガバなせいでピントがめちゃくちゃになってます・・・。
結果は以下の通り↓
枠あり(リサイズなし) | 元画像(リサイズなし) | |
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100mm | ||
135mm | ||
200mm | ||
300mm |
早見表 | |
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100mm | |
135mm | |
200mm | |
300mm |
使用したカメラボディは EOS 7D。ISO100。100/135mmはF32、200/300mmはF36。GIMP2.8で編集、JPEG品質50。
赤枠は最も外側、緑枠は水平解像度の2/3程度、青枠は垂直解像度の2/3程度の歪曲収差になります。
枠は頂点を直線で結んだものなので、罫線が枠の外側にあればタル型、逆なら糸巻型の歪曲収差があります。
100mm ・・・ ほぼなし
135mm ・・・ 非常にわずかな糸巻型
200mm ・・・ 糸巻型
300mm ・・・ 糸巻型
このレンズはズームしていくにつれて糸巻型の歪曲収差が強くなるようです。
望遠レンズとしては一般的な傾向だと思います。つまるところフツーのレンズですね。
ただせっかく300mmまで伸ばせるならそちらに合わせたほうが良いのでは・・・?