この説は以下の3点の矛盾を発見したため撤回します。
① パッケージサイズが違う
② 裏面のDCが違う
③ PS3105-S5には圧縮機能がある
① パッケージサイズが違う
② 裏面のDCが違う
③ PS3105-S5には圧縮機能がある
まだ検証段階なのでアレですが・・・
よく似たスコアが出ているような気がしてきました。
PS3105-S5の情報はココ ⇒ 『 IC Phison Electronics – [USBDev.ru] 』
Phison製を疑う部分というのは主に・・・
① 読み出し250MB/s、書き込み220MB/s のカタログスペックがHG2と近い
( HG2 ・・・ 実測 : 読227MB/s・書191MB/s、 カタログスペック : 読240MB/s・書200MB/s )
② ランダムアクセス性能の低さとNCQへの不十分な対応が一致
③ PS3105-S5の登場時期がちょうど2009年頃と思われ、HG2の量産・出荷時期と重なる
④ THNS128GG4BBAAを見る限り、対応機能やDRAM搭載量がPS3105-S5のカタログスペックと矛盾しない
⑤ BGAパッケージが324pin(18x18pin)で一致している↓ (写真はHG2・THNS128GG4BBAAの基盤)
赤枠がコントローラーのパッケージが載っていると思われる範囲。
赤以外の色枠で囲っているのは表裏で一致した接点の並び。
基盤を上下逆にして撮ったので対応も上下逆。
また、HG2/HG3にはリードオンリーモードが搭載されている模様ですが、
これは後にSandForce製コントローラーの「HG4」、Marvell製コントローラーの「HG5d」でも
搭載されているので、おそらくファームウェアのカスタムのみで実装できるものと思われます。
東芝社とPhison社の関係性はどの程度か、についてはいまいちハッキリしませんが、
2017年にはPhison社の取締役に東芝メモリの役員が送り込まれているあたり、
この2社の間には何かしらのつながりがあると思われます。
( 参考 : 『 東芝メモリからPhisonに取締役 | 海外ビジネスニュースを毎日配信!- DIGIMA NEWS 』 )
( 参考 : 『 東芝の低価格SSDに新モデルが登場、CFD販売ブランド - AKIBA PC Hotline! 』 )
あと、かつてのPhisonのWebページにあった、
OEM/ODMのSDカードの画像が左のものなんですが・・・
どこかで見たことありますよね、このデザイン。
容量を上のほうに書いてるメーカーは意外と少ないみたいですヨ。
( 画像の出典 : https://web.archive.org/web/20091114141152/http://www.phison.com/English/ProductList.asp?SortID=3&SortPath=0,3, )
これを確かめるためにはPhison・PS3105-S5を搭載するSSDと比較するのが一番ですが、
どうにも中古品も流通量が少なくなってきたらしく、なかなか入手困難な状況です。
かつてはもてはやされた東芝謹製コントローラーが、
もし評判の悪いPhison製コントローラーをリネームしたようなものだったとしたら・・・
当時HG2やHG3を選んで買った人はどう思うんでしょうね?
■撮影機材
画像の枠は CLIP STUDIO PAINT PRO で描いたものです。
こういうことするソフトじゃないと思うんですけど(適材適所) でもペンタブって描きやすくていいですね~
■加筆・修正 at 2019,07,08 08:39
PS3105-S5の登場時期を1年間違えていたため修正。
その他、Phison製を疑う部分に関して記述を少し追加。
■訂正 at 2019,07,08 13:26