東芝 HG2 THNS128GG4BBAA 【ベンチマーク&分解】
■東芝 HG2 THNS128GG4BBAA
ヤフオクにて、2019,07,02落札⇒2019,07,03発送⇒2019,07,05受取。
本体2,900円+送料340円。中古品。
強力なガベージ・コレクション機能と、リードオンリーモードの搭載を特徴とします。
HG2は I-O DATA および CFD から個別販売が行われました。2009年発売。
が利用可能ですが、どう設定してもほとんどベンチマーク結果に変化はありませんでした。
・ 公称最大読み出し速度 : 240MB/s
・ 公称最大書き込み速度 : 200MB/s
・ シーケンシャルリード : 227MB/s(Q32T1)、222MB/s
・ シーケンシャルライト : 191MB/s(Q32T1)、191MB/s
・ ランダムリード(4KB) : 20MB/s・4627.2IOPS(Q32T1)、17MB/s・4105.5IOPS
・ ランダムライト(4KB) : 19MB/s・4652.1IOPS(Q32T1)、17MB/s・4242.7IOPS
○ベンチマーク環境 : UAP-1
・ MB : GIGABYTE GA-990FXA-UD3 rev.3.0
・ CPU : AMD FX-8350
・ DRAM : DDR3-2133/4GB×2チャネル
SATA3Gbps対応(6Gbps非対応)のSSDなので、さすがに今見ると見劣りしますね。
先代の”HG1”(※正式名称でない) 「 THNSxxxGExBx 」 に比べて高速化していて、
後継の”HG3” 「 THNSNCxxxGBSJ 」 と変わらない(もしくはそれ以上の)転送速度を持ちます。
古めのPC(Nehalem以前など)で3GbpsSSDでかまわない場合にはシステムドライブに良いかもしれません。
廉価版として(?)”Standerd-Performance SSD” の 「 SG2 」 が存在します。
SG2は搭載するNANDチップの数が少なくなっており、転送速度も控えめです。
■分解
1枚目 ・・・ 天板にある4つのネジを外すと天板が外れるようになります。
2枚目 ・・・ 天板を外すとSSDモジュールの裏面が露出します。5つのネジを外すとモジュールを外せます。
3枚目 ・・・ 外したモジュールにはサーマルパッドがついています。
4枚目 ・・・ 外装に貼りついたサーマルパッド。
・ コントローラー : TOSHIBA T6UG1XBG (?) 【詳細不明】
コントローラーとNANDチップにはサーマルパッドが貼られています。
効果はどれほどなんでしょうね・・・ラベル面のほうが熱くなる設計のようです。
外部DRAMは128MBで容量のちょうど1/1000です。ここにLUT(Look Up Table)や
書き込みキャッシュを一時的に記憶するそうです。もちろん大きいほど有利。
■参考 (InternetArchiveのキャッシュ版を含む)
■撮影機材
PCBや金属外装の反射があるので暗めの写真になっちゃいました。
チップの刻印部分もIXYで撮ったんですが、刻印が薄すぎて非常に読みづらいので省略しました。
■訂正・加筆 at 2019,07,07 20:24
NANDのプロセスルールを34nmとしていましたが、正しくは43nmでした。修正済み。
また撮影機材の項目が抜けていたので追加しました。