AU-eNVHHS.3B/BN 変換設定
動画変換部分はAU-eNVHHS.3Aa/AaNと同じです。
■変更部分
_・ 32kHz音源専用から44.1kHz/48kHz音源専用に変更
_・ 「x264guiEx.ini」を編集して新しい変換設定を追加
_・ AAC-LCのQ値を0.35(B用)/0.45(BN用)へ変更
「x264guiEx.ini」を編集すると勝手に変換設定を追加できるようだったので追加しました。
私の場合は 「 [MODE_AAC_NERO] 」 の下にある「;品質設定」の7段を1行下に複製し、
複製した7段の各所にある「mode_4」を「mode_5」に変更し、
「mode_4=" Q-Based AAC %{dispList}~kbps"」を「mode_5=" %{dispList}"」に変更、
表示名とコマンドラインの辺りを好きな名前・数値に変更、
仕上げに 「 [MODE_AAC_NERO] 」 の一行下にある「count=4」を「count=5」にします。
私はコマンドの使い方を知らないのでmode_4の改造品しか作れませんでしたが
詳しい人なら自在に好きな設定を作れるかもしれません。
■映像部 (AU-eNVHHS.3Aaと共通であるため画像を当該記事から引用)
■音声部
_・ AU-eNVHHS.3B : Q=0.35
_・ AU-eNVHHS.3BN : Q=0.45
使用音源が32kHz⇒44.1kHz/48kHzになったのでビットレートや品質はほぼ同じになります。
というか若干こちらの方が高品質・高ビットレート(+10kbps程度)です。
AACはDCTを使うのでサンプルレートが上がっても
フレーム長が短くなってフレーム数が増えるだけのはずですし、
フレーム数が増えても低周波成分は圧縮しやすく
ビットレートあたりの品質にはあまり影響がないはずです。
・・・しかし32kHzの音源を使用するとフィルターの影響からか一部音声でノイズが出やすくなります。
今回44.1kHz/48kHzを使用するようにしたのはそのためです。