人間天文台と化したアマチュアカメラマン
・・・ところが、実はこの大ニュースを知ったのがまさかの本日。
絶景を撮る絶好の機会に望遠レンズが一本もないという珍事により観測自体が危ぶまれる事態に。
一応、高倍率ズームの270mmで撮影自体はできるものの像面湾曲により周辺部の描写はガバガバな模様。
そこで急いでリサイクルショップを転々としたものの、こういう時に限ってなぜか標準ズームレンズしか見つからない。
正確に言えば EF90-300mm F4.5-5.6 が一本だけ売られていたものの、まさかのお値段9,000円。
その場で何かを感じ取って手が止まりました。ウチに帰って調べたところ明らかな高価格。
”皆既月食相場” の便乗値上げであることは明らかでした。これが市場経済やでぇ・・・（ADM・SMS並感）
で、結局バカバカしくなりTAMRON・18-270mmで撮影を強行することに決定しました。
像面湾曲で周辺描写がガバガバだ、でもそんなの関係ねぇ！ はい、オッパッピー。
景色を入れるとか難しいことは考えずに、月だけを撮影するなら十分使えるでしょう。
そもそものお話、皆既月食がウチから見えるのかも不安です。
どうも月の高さの関係で見えないのではないかと・・・。ここ福岡のコンクリートジャングルは想像を絶する密林ぶりです。
かといってわざわざ撮影スポットまで出かけるのもしんどい。移動中に事故って自分とカメラがお亡くなりの予感。
クルマ持ってないから移動がチャリかバスなんだね。こりゃダメだ。
とりあえず三脚だけはあるので待機はしますが、見えなかったらアッサリ撤収です。
コンクリートジャングルとはいえ一応住宅街だからワンチャンあるかも・・・とは思うんですがね。
なお、月の撮影は色収差の測定のためチャレンジ中です。
↑ EOS5D＋EF28-135mm、135mm、ISO400、F8、SS1/320。中央部分1000x667pxをトリミング。
TAMRON・18-270mmをAPS-C機に取り付ければだいたい上の3倍のサイズで写ります。
トリミングなしで鑑賞するにはもっと大望遠でないとダメですが、まあそれは財布と相談ですね（絶望的）
もし望遠レンズを買うなら 「 EF 75-300mm F4-5.6 IS USM 」 か 「 EF 70-300mm F4-5.6 IS USM 」 が
（DLOを併用すれば）なかなか良さそうだと思うんですが、どちらも2～3万円くらいするのでどうしたものかと・・・。
皆既月食もそう何度もあることではないので望遠レンズを使う機会が少ないんですよね。
これは今日の今日まで望遠レンズの購入を見送ってきた理由でもあるわけですが・・・。
