マルシン工業 ウィンチェスター M1887(6mm) ファーストインプレッション
6mmモデルとしては初登場! 初回ロットのM1887です。
今回は”ファーストインプレッション”と題して、軽く触ってみた感想を書いてみました。
なにせ今日着いたばかりですからね・・・まさにピカピカの新品なわけです。
■マルシン工業
Winchester Repeating Arms Co. Model 1887 ”Guard's Gun”
・ 全長 : 967mm (公称)
・ 重量 : 2,360g (公称)
・ 装弾数 : 5発(チューブマガジンの容量)、6mm単発カートリッジ
・ 種別 : レバーアクション・ガスショットガン(使用ガス:HFC-134a)、ライブカート式
Airgun.jpにて、2017年8月10日に予約、12月20日発送、12月22日配達。税込42,980円。
マルシン製のM1887(6mm)には、プラストックのShort、木製ストックのShort、
そして木製ストックの”Guard's Gun”の3つがあり、”Guard's Gun”がフルサイズのM1887になります。
ストックがバットプレート部まであるほか、フロントサイトも装備されています。
材質はレシーバーがプラスティック製で、フィンガーレバーやチューブマガジンは金属製です。
アウターバレルはどっちか分かりませんでした。
まずはカートリッジ。5発付属です。
(左:マルシン製M1887用6mm単発カート、上:マルシン製M1ガーランド用クリップ、右:40mmスラッグモスカート)
8mmと異なり、赤色+金色の配色となっています。
少しキズが入っているのは、私が軽く遊んでから写真を撮ったためです。
どうしてもカートリッジにキズが入りますねーやっぱり。
次に機関部。
ガパッと開く機関部がM1887の特徴の一つです。
ここから給弾・排莢を行います。ただこれでもまだ小さいように思えます。
何度もチューブマガジンに弾を押し込んでいると、親指が痛くなってきます。
実銃でもこれなんだから仕方がない・・・
4枚目の画像は機関部を閉じた状態で、プラスネジの上にあるのがファイアリングピンです。
まあ実際に機能するのかダミーなのかは分かりません。(ダミーっぽいよね?)
ハンマーは一応デコッキングできますが、指をかける部分が小さいので危なっかしいです。
M1892はもっと大きいハンマーを使ってるので楽なんですがね・・・
続いてフィンガーレバー。
レバーアクションを支えるフィンガーレバーです。M1892に比べて太いです。
また、M1892はやや左右にグラついてましたが、コチラは特にグラつきもなくしっかりしています。
これだけモツが飛び出るレバーアクションも珍しいかと思います。
M1892やM1873は開いてもブリーチボルトが後ろに下がる程度ですが、
M1887は下に飛び出し、この部分にはガスガンの心臓部が全て搭載されています。
3枚目の画像はフィンガーレバー後部のガス注入口で、
フィンガレバーを開いたまま、この部分に専用のアダプターを介して注入します。
サンダーシュートユーザーの私からすれば別にアダプターいらない気もするんですが・・・
なお、フィンガーレバーはハンマーがコックされた状態では開きません。
内部にロックする機構でも仕込んであるんだと思います。
デコックしてもいいんですが先述の通りなので暴発に注意。
お次は照準器。
んーこれは買うまでどうやって合わせるのか見当がつかなかったんですが、
どうやらレシーバーの溝とバレル上のフロントサイトで合わせるようです。ピンホールタイプとかなんとか・・・
これは確かに早く狙えますが、狙い自体はややいい加減になりそうな気がします。
フロントサイトがキラキラ(金色)なので暗がりでも見やすいというのは本当でしょう。
ただこれはバックショット弾じゃないと・・・このトイガンは単発なんで・・・
ショットガンもモノによってはゴーストリングタイプを採用するものもありますが、
M1887のような照準器は散弾を使えるショットガンならではだと思います。
逆にスラグ弾を使う時はどうするのか気になりますけど・・・
では外装。
レシーバー左側面にはWinchester社のマークが、
フィンガーレバー裏のレシーバーにも文字が刻印されています。
フィンガーレバー裏にイロイロ文字を刻むのはM1892と同じですね。(”Marushin”が入ってるのも同じ)
逆にM1892と違ってアウターバレルに刻印はありませんでした。
ストックは黒色の強い仕上げ(木材)となっており、かなり渋い印象を受けます。
木目はあまり目立ちませんが、リアルウッドということで見ればしっかりと木目を持っています。
全体的にM1892よりやや横広のような印象を受けました。やっぱりショットガンだからでしょうか?
バットプレートはチェッカリングの施された金属製プレートです。
M1892はツルツルの金色でしたがこれは・・・実用性を重視しているような感じです。
また、形状もM1892と異なり、アールが小さく、また下側の出っ張り方が大きく感じます。
まああんまりアールが強いと競技はともかく”素早く撃つ”という感じではなくなってしまいますからね。
(いや素早く撃つならチェッカリング要らないんじゃ・・・)
銃口を覗き込んでみると、インナーバレルとアウターバレルの間にもう一本の筒があるように見えます。
補強用なのかかつての3発仕様時代の名残なのかは不明です。
インナーバレルの長さからShortモデルと共通している部品だと思われます。
これはその他付属品です。
ホップアップ調整用の工具とアダプターあとはBB弾です。
SSB(スーパーソニックバレル)というシャレた名前のホップアップバレル搭載で、
これはホップアップを完全にOFFにすることができるタイプのものです。
ちょっと調整方法がめんどくさい(機関部に工具を突っ込んで回す)んですが、
まあ付いてるだけマシでしょうかね。いまどきホップアップなしなんてAPSと散弾しか許されませんよ・・・
ついでに弾速も測ってみました。
温度19.8℃、湿度37%。0.2gBB弾。ガスチャージ後すぐに計測。
フィックスドみたいな構造だしいくらか出るかと思いましたがダメですね・・・
温めたときどのくらい出るのかは分かりませんが、なんだかバラつきが激しいです。
”フィンガーレバーをしっかり握って撃て”とあったのでちゃんと握ったんですが・・・
と、いうことでファーストインプレッションでした。
いやーいいですねー。新しいマルシンが来ると”うわーなんだこれは・・・(困惑)”となってしまいます。
まーた扱いの難しいじゃじゃ馬だと思いますが、これも味があるといいますか、かわいいヤツです。
ちなみにM1887はチューブマガジンがクルクル回るようです。
ハンドガードが左右にしかなく下面はチューブで保持することになるのでやや気になります。
まあこの部分は別に回ってもいいんですけどね。実際ただのバネが入った筒です。
なお、レバーアクションは銃口を上に向けて行うと上手く排莢できます。
なんかショットガンらしくてかっこいいし、これで行きましょう。
あとターミネーター2を観ましょう。説明書にT2帽を被ったキャラクターが描かれていて、
かなーりターミネーターに便乗した感がありました(笑)
あっちなみにM1887は12ゲージ弾仕様ということもあり、結構ずんぐりむっくりしてます。
M1892みたいにスレンダーなわけではないので、印象が少し違ってくると思います。
あれ?ファーストインプレッションでここまで書いたらもう書くことないじゃん!
■訂正 @ 2017,12,22 23:39
「チューブマガジンの容量は4発」としていましたが5発入ったので訂正。
末端部分(あっちなみに~)を加筆。
■訂正 @ 2917,12,23 00:42
「・・・かつての5連発時代の名残なのか・・・」を「・・・かつての3発仕様時代の名残なのか・・・」に訂正。
5発仕様があったのはモスバーグでした。M1887は3発仕様までの存在が確認できます。
今回は”ファーストインプレッション”と題して、軽く触ってみた感想を書いてみました。
なにせ今日着いたばかりですからね・・・まさにピカピカの新品なわけです。
■マルシン工業
Winchester Repeating Arms Co. Model 1887 ”Guard's Gun”
・ 全長 : 967mm (公称)
・ 重量 : 2,360g (公称)
・ 装弾数 : 5発(チューブマガジンの容量)、6mm単発カートリッジ
・ 種別 : レバーアクション・ガスショットガン(使用ガス:HFC-134a)、ライブカート式
Airgun.jpにて、2017年8月10日に予約、12月20日発送、12月22日配達。税込42,980円。
マルシン製のM1887(6mm)には、プラストックのShort、木製ストックのShort、
そして木製ストックの”Guard's Gun”の3つがあり、”Guard's Gun”がフルサイズのM1887になります。
ストックがバットプレート部まであるほか、フロントサイトも装備されています。
材質はレシーバーがプラスティック製で、フィンガーレバーやチューブマガジンは金属製です。
アウターバレルはどっちか分かりませんでした。
まずはカートリッジ。5発付属です。
(左:マルシン製M1887用6mm単発カート、上:マルシン製M1ガーランド用クリップ、右:40mmスラッグモスカート)
8mmと異なり、赤色+金色の配色となっています。
少しキズが入っているのは、私が軽く遊んでから写真を撮ったためです。
どうしてもカートリッジにキズが入りますねーやっぱり。
次に機関部。
ガパッと開く機関部がM1887の特徴の一つです。
ここから給弾・排莢を行います。ただこれでもまだ小さいように思えます。
何度もチューブマガジンに弾を押し込んでいると、親指が痛くなってきます。
実銃でもこれなんだから仕方がない・・・
4枚目の画像は機関部を閉じた状態で、プラスネジの上にあるのがファイアリングピンです。
まあ実際に機能するのかダミーなのかは分かりません。(ダミーっぽいよね?)
ハンマーは一応デコッキングできますが、指をかける部分が小さいので危なっかしいです。
M1892はもっと大きいハンマーを使ってるので楽なんですがね・・・
続いてフィンガーレバー。
レバーアクションを支えるフィンガーレバーです。M1892に比べて太いです。
また、M1892はやや左右にグラついてましたが、コチラは特にグラつきもなくしっかりしています。
これだけモツが飛び出るレバーアクションも珍しいかと思います。
M1892やM1873は開いてもブリーチボルトが後ろに下がる程度ですが、
M1887は下に飛び出し、この部分にはガスガンの心臓部が全て搭載されています。
3枚目の画像はフィンガーレバー後部のガス注入口で、
フィンガレバーを開いたまま、この部分に専用のアダプターを介して注入します。
サンダーシュートユーザーの私からすれば別にアダプターいらない気もするんですが・・・
なお、フィンガーレバーはハンマーがコックされた状態では開きません。
内部にロックする機構でも仕込んであるんだと思います。
デコックしてもいいんですが先述の通りなので暴発に注意。
お次は照準器。
んーこれは買うまでどうやって合わせるのか見当がつかなかったんですが、
どうやらレシーバーの溝とバレル上のフロントサイトで合わせるようです。ピンホールタイプとかなんとか・・・
これは確かに早く狙えますが、狙い自体はややいい加減になりそうな気がします。
フロントサイトがキラキラ(金色)なので暗がりでも見やすいというのは本当でしょう。
ただこれはバックショット弾じゃないと・・・このトイガンは単発なんで・・・
ショットガンもモノによってはゴーストリングタイプを採用するものもありますが、
M1887のような照準器は散弾を使えるショットガンならではだと思います。
逆にスラグ弾を使う時はどうするのか気になりますけど・・・
では外装。
レシーバー左側面にはWinchester社のマークが、
フィンガーレバー裏のレシーバーにも文字が刻印されています。
フィンガーレバー裏にイロイロ文字を刻むのはM1892と同じですね。(”Marushin”が入ってるのも同じ)
逆にM1892と違ってアウターバレルに刻印はありませんでした。
ストックは黒色の強い仕上げ(木材)となっており、かなり渋い印象を受けます。
木目はあまり目立ちませんが、リアルウッドということで見ればしっかりと木目を持っています。
全体的にM1892よりやや横広のような印象を受けました。やっぱりショットガンだからでしょうか?
バットプレートはチェッカリングの施された金属製プレートです。
M1892はツルツルの金色でしたがこれは・・・実用性を重視しているような感じです。
また、形状もM1892と異なり、アールが小さく、また下側の出っ張り方が大きく感じます。
まああんまりアールが強いと競技はともかく”素早く撃つ”という感じではなくなってしまいますからね。
(いや素早く撃つならチェッカリング要らないんじゃ・・・)
銃口を覗き込んでみると、インナーバレルとアウターバレルの間にもう一本の筒があるように見えます。
補強用なのかかつての3発仕様時代の名残なのかは不明です。
インナーバレルの長さからShortモデルと共通している部品だと思われます。
これはその他付属品です。
ホップアップ調整用の工具とアダプターあとはBB弾です。
SSB(スーパーソニックバレル)というシャレた名前のホップアップバレル搭載で、
これはホップアップを完全にOFFにすることができるタイプのものです。
ちょっと調整方法がめんどくさい(機関部に工具を突っ込んで回す)んですが、
まあ付いてるだけマシでしょうかね。いまどきホップアップなしなんてAPSと散弾しか許されませんよ・・・
ついでに弾速も測ってみました。
温度19.8℃、湿度37%。0.2gBB弾。ガスチャージ後すぐに計測。
フィックスドみたいな構造だしいくらか出るかと思いましたがダメですね・・・
温めたときどのくらい出るのかは分かりませんが、なんだかバラつきが激しいです。
”フィンガーレバーをしっかり握って撃て”とあったのでちゃんと握ったんですが・・・
と、いうことでファーストインプレッションでした。
いやーいいですねー。新しいマルシンが来ると”うわーなんだこれは・・・(困惑)”となってしまいます。
まーた扱いの難しいじゃじゃ馬だと思いますが、これも味があるといいますか、かわいいヤツです。
ちなみにM1887はチューブマガジンがクルクル回るようです。
ハンドガードが左右にしかなく下面はチューブで保持することになるのでやや気になります。
まあこの部分は別に回ってもいいんですけどね。実際ただのバネが入った筒です。
なお、レバーアクションは銃口を上に向けて行うと上手く排莢できます。
なんかショットガンらしくてかっこいいし、これで行きましょう。
あとターミネーター2を観ましょう。説明書にT2帽を被ったキャラクターが描かれていて、
かなーりターミネーターに便乗した感がありました(笑)
あっちなみにM1887は12ゲージ弾仕様ということもあり、結構ずんぐりむっくりしてます。
M1892みたいにスレンダーなわけではないので、印象が少し違ってくると思います。
あれ?ファーストインプレッションでここまで書いたらもう書くことないじゃん!
■訂正 @ 2017,12,22 23:39
「チューブマガジンの容量は4発」としていましたが5発入ったので訂正。
末端部分(あっちなみに~)を加筆。
■訂正 @ 2917,12,23 00:42
「・・・かつての5連発時代の名残なのか・・・」を「・・・かつての3発仕様時代の名残なのか・・・」に訂正。
5発仕様があったのはモスバーグでした。M1887は3発仕様までの存在が確認できます。