UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

Olympus OM707 ”Stroborg”

ジャンクも中古も動きました。ということで2台ゲット。

Olympus OM707
・ フィルム式一眼レフカメラ
・ 35mmフィルム対応
・ 単四電池×4本電源
・ OMマウント装備
・ パワーグリップ300(フラッシュ内蔵)/パワーグリップ100(フラッシュなし) 対応
・ 海外名称 : OM77AF
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愛称「ストロボーグ」(カタログに記載)。
その名の通り(?)ストロボがパワーグリップ300に内蔵されている。
おかげでワイドボディと批判されますが、個人的にはこれくらいワイドな方が好きだったりします。
いやもっとワイドでもいいと思う。

画像の左側がジャンク品、右側が中古品です。
ジャンク品に付いてる方がOlympus純正レンズ、中古品に付いてる方はSIGMA製レンズです。
ジャンク品の主な劣化箇所は
①ラバーグリップの劣化&崩壊
②ファインダー内のヨゴレ
③電池ボックス蓋の破損(※動作はします)
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うーん・・・まあもとよりレンズ目当てだったしいいかな。
当のレンズは相当なじゃじゃ馬と判明しましたが、それだけでも500円+送料の価値は・・・あるかな?
とりあえず不動ではないので予備機か持ち出し用にでもしましょう。
ファインダーも縦一文字のヨゴレを除けば特に問題ないですし。
電池ボックスはこれでも一応大丈夫です。崩落しそうですが。



では、中古品の方で各部を見ていきましょう。

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個人的には好き。(二度目)
パワーグリップ300が付いてます。せっかくなのでストロボを出しとけばよかったですね。
ボタンが押しづらいというのは本当で、ちょっと深すぎる感じがします。
ただ、セルフタイマーだけは押しやすかったりします。

ボタン以上にズーム/プログラムシフト用のスライダーが問題でしょう。
私は右目がまともに見えない(0.2)ので左目(0.6)でファインダーを覗きますが、
このときスライダーを動かそうとすると、どうしても指が目に当たるんですよね。
それにスライダー自体も固いので、指がだんだん疲れてきます。
精密さ自体はそんなにひどくもないと思いますが、どうしても操作が難しいです。

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右肩側。液晶横には電源スイッチとリセットボタンが並びます。
実は撮影数とSINGLE/CONT.以外はファインダー内で見れるので、あんまり意味はないです。
シャッタースピードや露出はここでは見れませんし・・・

背面側に付いているのはAEロックボタンとズーム/プログラムシフト用スライダーです。
AEロックは使い方が分からない(無知)ので、一度も使ったことがありません。
そのうち分かるのかな・・・?

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左肩側。こっちはあんまり使わないかな・・・?
F4はでっかいストロボを付けた場合に使います。

DRIVEは流し撮り向け(?)でSINGLE/CONT.を切り替えるボタンです。
SINGLEは「1回オートフォーカス⇒1回シャッター」ですが、
CONT.では「連続的なオートフォーカス⇒連射シャッター」となります。

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正面右側。このボタンでレンズを取り外します。
これはオートフォーカスレンズ用のボタンで、
従来のマニュアルフォーカスレンズの場合はレンズ側のボタンを操作します。

このボタンがない機種にオートフォーカスレンズを付けてしまうと・・・あっ(察し)
互換性には気を付けましょう。

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正面左側。
レンズ脇のスライダーはパワーグリップ(電池BOX)を取り外すためのもので、
これを押したままグリップを下へスライドさせることで取り外しが可能です。

横にある小さなスライダーはストロボを出すためのもので、
これを押すとシャキンッ!と出てきてくれます。(出てくると同時にチャージ開始)
ただ、戻す機能はないので、戻す際はストロボ上から押し下げて戻します。

そして特徴的な張り出したシャッターボタンがあります。
これがまた賛否両論ですが個人的にはOKです。
間違えてストロボの部分を押さないように。
ストロボの部分はあまり強く押さえつけると壊れるそうです。(OM77AF説明書より)

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サイトウさん!? まずいですよ!
中古で売りに出す前に名前シールは剥がしましょう。
しかし立派なもので、文字が立体化してあります。
剥がすと汚くなるかもしれませんし、せっかくなので放置しました。

電池BOXのフタは度々壊れる欠陥設計なのでこれももうじき・・・
こうしてきれいに残っているのはレアかもしれません。
そもそもこのフタは爪の部分がテンションに対して小さすぎるんでしょうね。
金属部品ならともかく、プラでこの爪は・・・

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ファインダー内部。
左のインジケーターにはPF(パワーフォーカス)やフラッシュ有効などが表示されます。
数字は上がシャッタースピード、下が露出F値(aperture)だそうです。
プログラムシフトでコロコロ変えてみましょう。
(※プログラムシフトはオートフォーカスレンズ専用機能と思われます)



と、いうことでいかがだったでしょうか?
なんとこの一代でAFフィルム一眼が終わってしまったというのだから驚き。
そんなに明らかなゴミというほどではないと思うんですが・・・
ただ、AFの精度とスピードは年代から考えても・・・まあお察しの通りです。
無限遠用のAFなのかな?(挑発)

で、やはりOMマウントですのでレンズを交換できます。
やっぱり一眼レフはレンズ交換! と個人的には思っています。

Olympus f=35-70mm 1:3.5-4.5 純正レンズ
SIGMA ZOOM AF-ε f=28-70mm 1:3.5-4.5
・ TEFNON H/D-MC f=28-70mm 1:2.8-4.2 MACRO
・ COSINA f=28-200mm 1:3.8-5.6 MC MACRO + Kenko MC SKYLIGHT [1B] 72mm
・ Soligor AUTO-ZOOM f=75mm-260mm 1:4.5 67φ

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んーやっぱり260mmはイイ! まさに一眼レフ!
といっても、私の用途(機器の撮影)ではCOSINAかSIGMAが最適だったりするんですが・・・
COSINAは最大倍率でMACROが使えるので、案外近い場所にもピントを合わせられるんですよねぇ。

TEFNONはカビッカビなのでもう使い物になりそうにありません。
捨てはしませんが観賞用でしょうね。
COSINAはφ72mmで5つのうち最大、でカビもそんなにひどくなく、
手で引き伸ばすタイプというおもしろ要素があります。
Soligorはf値が一定で、ズームしても長さが変わりません。
ついでにフード内蔵。レジャーにいいでしょう。行きませんけど。

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今後活躍することはあるのでしょうか!? フィルム式一眼レフ!
とりあえず24枚撮りを正しい手順で撮りきって、現像に出してみようかと思います。
近くにカメラ屋さん見つかったんすよ~福岡やけんいっぱいあると!




■2017,05,12追記

ちなみに中古のOM707にはケースも付いてました。
ただどうにもベトベトして汚いので放置してます。
アルコールティッシュで拭くとかそういうレベルではないようでして・・・

COSINAとSoligorにも円筒状のケースが付いてます。
乾燥剤(シリカゲル30g)を買ってきたので、それぞれのケースにぶっ挿しておきました。
一応フタがついてるので、九州の夏もパサパサでいられることでしょう。
OM707本体の方も乾燥剤入りのダンボールで保管予定です。
防湿ケース欲しかったんですが、2,000円がどうしても払えなかったので来月以降になります。
Soligor高かったからね、しょうがないね。(送料込4,000円くらいかな)

あと、写真を撮る際には外してましたが、TEFNON、COSINA、Soligorは前後キャップ付です。
ただこのSoligorのキャップがハマってるだけというものでして、
特に前キャップは取れやすいです。レンズをケースから出す際にアレ?となることが頻発中。


■2017,05,13追記

おっとシリカゲルは70gではなく30g袋でした。
30g×7袋で568円。ちょっと30gは多すぎた感じがしますが、吸湿性は良さそうです。
天日干しか電子レンジで復活するそうなので楽しみです。