UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

UAP-1Mb 完成

これが 「 世界初の(個人向け)ネイティブ8コアプロセッサー 」 ですか・・・


AMD FX-8350
(4.0GHz/ TC4.1GHz/ MaxTC4.2GHz/ 8Core/ 4Module/ TDP125W/ AM3+)
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紙製パッケージの第二世代FXプロセッサー
採用アーキテクチャは 「 Piledriver 」 、コードネーム 「 Vishera 」 のフラッグシップ(※)。
定格4.0GHz、AllCoreTurbo時4.1GHzの高クロックとネイティブ8コアを特徴とするAMD製の最新CPU。
( ※ ただし最高性能はTDP220W品のFX-9590、TDP125W品の中では後に追加されたFX-8370 )

パッケージの中身は CPU本体、CPUクーラー、エンブレムシール の3つ。いつも通り。
ちなみに価格は23,519円(送料・手数料別、EC-JOY)。発売時から値上がりしてるっぽい?
 

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( 左 : AMD AthlonⅡX4 620 )
( 右 : AMD FX-8350 )

AM3品のAthlonⅡと外観の変化はほとんどありません。
ただし、AM3とAM3+ではソケットのピン数が異なり、AM3+の方が多いです。


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( 2、3枚目 左 : Scythe Shuriken rev.B )
( 2、3枚目 右 : AMD FX-8350 付属CPUクーラー )

付属CPUクーラーはロープロファイル&小型の様子。
Shuriken rev.Bは小ぶりな方ですが、このクーラーと比較すると大きく感じます。
付属クーラーの搭載ファンはおそらく60mm角10~25mm厚。冷却性能は試してません。
ちなみにCoolerMaster製。黒いプラスティック部に注目。


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( 3枚目 : 取り外したAthlonⅡX4 620 )

FX-8350を搭載してグリスを塗ったところです。塗ったというより擦り付けただけですが・・・
AthlonⅡX4 620 を取り外してみたら散々なことになってた(3枚目参照)ので、
今回は少し多めに塗ったつもりです。・・・そのつもりです。

ダイアモンドグリス(16W/m・k)というだけあってかこんな塗り方でも十分に冷えます。
 
 
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やっぱり8コアともなるとタスクマネージャも壮観ですね・・・
4コアに見えるようになる更新があるとかないとか聞いてますが
WindowsUpdate(重要&オプション)を実行しても適用されませんでした。
まあせっかくの8コアですし、大して性能が向上するわけでもないという噂なので放置してます。



■UAP-1Mb (2014,12,25)
 
( ※ 外観は変化なしなので一時構成の写真を流用 )

○簡易スペック表
・ OS : Microsoft Windows7 Ultimate 64bit/通常版
・ MB : Gigabyte GA-990FXA-UD3 rev.3.0 (AMD 990FX+SB950/ AM3+)
・ CPU : AMD FX-8350 (4.0GHz/ TC4.1GHz/ MaxTC4.2GHz/ 8Core/ 4Module/ TDP125W/ AM3+)
GPUAMD Radeon HD7870
DRAM : DDR3-1333/(1+4)GB×2
・ VRAM : GDDR5-1200/512MB×4
・ HDD : 後述
・ ODD : Sonyoptiarc AD-7280S
NICIntel PRO/1000 PT (DualPort) (Intel 82571EB/ 1000BASE-T×2/ PCIe1.0a x4/ 増設)
PSU : Abee Supremer AS-1000B-SR (ATX12V2.3/ 1000W)
・ ケース : Scythe T33-B
・ クーラー : Scythe Shuriken rev.B (標準・100mm角18mm厚2200rpmファン)

○HDD構成
・ HDC504 Slot3 : Samsung SpinPoint V80 (SV1604N) (160GB・データ・ATAスレーブ)
・ HDC504 Slot2 : HGST DeskStar 7K250 (HDS722516VLAT20) (160GB・データ・ATAマスター)
・ HDC504 Slot1 : Seagate Barracuda7200.10 (ST3320820A) (320GB・データ) + JMicron JM20330
・ 3.5inch Slot5 : Seagate Barracuda5400.1 (ST340015A) (40GB・データ・ATAスレーブ)
・ 3.5inch Slot4 : Seagate Barracuda7200.10 (ST3160215A) (160GB・データ・ATAマスター)
・ 3.5inch Slot3 : Samsung SpinPoint P80SD (HD160JJ) (160GB・データ)
・ 3.5inch Slot2 : Seagate Barracuda7200.14 (ST3000DM001-1CH166) (3,000GB・データ)
・ 3.5inch Slot1 : HGST DeskStar 7K1000.D Apr (HDS721010DLE630) (1,000GB・システム+データ)

○拡張スロット
・ PCIe2.0 x1 : 玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe (ATA133+SATAeSATA/ PCIe1.0a x1)
・ PCIe2.0 x16 : --
・ PCIe2.0 x1 : 玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe (ATA133+SATAeSATA/ PCIe1.0a x1)
・ PCIe2.0 x4 : Thanko HDMVC4UC (HDMI入力×4/ PCIe x1)
・ PCIe2.0 x16 : 玄人志向 RH7870-E2GHD (RadeonHD7870/ PCIe3.0 x16)
PCI 32bit  : - ( GPUクーラー占有エリア ) -
・ PCIe2.0 x4 : Intel PRO/1000 PT Dual Port Server Adapter ( 1000BASE-T×2/ PCIe1.0a x4 )



CPUの 「 AMD AthlonⅡX4 620 」 を 「 AMD FX-8350 」 に置き換えただけです。
OSも試用版から製品版になってます。ライセンス認証はオンラインで済みました。ラッキー!
A列車で行こう9 version3.0 PremiumEdition 」 のインストール・認証も済んでいるので準備万端です。

ただ・・・この構成、冷却能力不足最大周波数を長くは発揮できません
OCCTとってみたらこのザマですよ・・・
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以下のベンチマークオーバーヒート状態での計測であることに注意。
・・・まあこの状態でもAthlonⅡX4 620の最高2~3倍ほどの性能をマークしてるんですけどね。
( ※ 3DMark/3DMark11 の Score/CombinedScore にはグラフィックボードの性能が影響するため2倍以下 )
( ※ 計測回数はすべて1回 )

■CINE BENCH R15
63.48 fps / 638 cb : FX-8350 ( ×2.15 / ×2.68
・ 29.59 fps / 238 cb : AthlonⅡX4 620

3DMark - Score ( FireStrike / SkyDiver / CloudGate / IceStorm )
・ 4826 / 14979 / 16340 / 89221 : FX-8350 ( ×1.10 / ×1.40 / ×1.72 / ×1.51 )
・ 4391 / 10675 / 9504 / 58976 : AthlonⅡX4 620

3DMark - PhysicsScore ( FireStrike / SkyDiver / CloudGate / IceStorm )
・ 7515 / 8343 / 5727 / 38797 : FX-8350 ( ×1.99 / ×2.16 / ×2.12 / ×1.37 )
・ 3769 / 3865 / 2697 / 28243 : AthlonⅡX4 620

3DMark - CombinedScore ( FireStrike / SkyDiver )
・ 2054 / 15942 : FX-8350 ( ×1.00 / ×1.94 )
・ 2048 / 8233 : AthlonⅡX4 620

■3DMark11 ( Score / PhysicsScore / CombinedScore )
・ 7406 / 7105 / 6485 : FX-8350 ( ×1.38 / ×2.41 / ×2.43
・ 5381 / 2951 / 2671 : AthlonⅡX4 620
 
Windows エクスペリエンス インデックス (プロセッサ)
・ 7.8 : FX-8350
・ 7.2 : AthlonⅡX4 620
 
A列車で行こう7 ベンチマーク ( シーン1 : 冬編 2005 Dec 25 )
Avg. 209.44 fps / Max. 333.33 fps / Min. 95.24 fps / 望遠時 400.00 fps / 広角時 105.26 fps
Avg. 137.74 fps / Max. 222.22 fps / Min. 71.43 fps / 望遠時 250.00 fps / 広角時 71.43 fps

(※12/27 : 誤りがあったため3DMark/3DMark11の項目を修正。)

なお、AviUtlのエンコードの際にはスレッド数・サブスレッド数を最大(12)まで上げないと
負荷が不十分で処理能力が全開にならないようです。自動(0)ではここまで上がらないっぽいです。
まあ上げても全開にならないこともあるようですが・・・
MediaInfoで見たときの 「 lookahead_thread= 」 の値が関係あるのかな?
あるいはSinc関数のリサイズがボトルネックになってるとか?

ただし、全開になってない状態でもエンコード時間は半分になりました。





本来であればメインメモリにDDR3-1866を使うべきなのですが、
残念ながら8GBともなると買い替えに1万円はかかるのでDDR3-1333を使ってます。
メインメモリの性能は意外なほど処理性能を左右してくるので、FX-8350の真価は未だ不透明です。
換装するのも面倒ですし、ライセンス認証とかもありますし、
DDR4がどうなるか分からないので現状維持です。


冷却能力の不足を解消するために簡易水冷(120mm)のCPUクーラーに換装し、
UAP-1Mc として再構成する予定です。FX-8350(定格)の本気はそこで見れるでしょう。