EeePC 4G/XP 実用化セットアップ
4GBストレージの前に通常の使用方法は通用しない!
そこで、 「 ASUS EeePC 4G/XP 」 を実用化するためのセットアップ手順をメモとして作成します。
この手順を実施すると、システムが不安定あるいは起動不能になってしまう可能性もあります。
まあそこまでしないといけないのは全て、4GBストレージのせいなのですが・・・
0. 装備品を整える
なにより先にすべきはハードウェアの整備です。
1GB以上のメモリ(推奨)、マイドキュメントの保存に十分な容量のSD/SDHCカードが要ります。
SD/SDHCカードはUSBメモリでも良いです。ただし常時取り付けておくので小型のものを推奨。
1. まずはWindowsXPをセットアップ
通常通りにユーザー名やコンピュータ名を入れてWindowsXPを起動可能にします。
特に変わった操作はないです。
2. 仮想メモリのサイズを変更
仮想メモリのファイル(C:\pagefile.sys)が1.5GBもあってWindowsUpdate実行時の障害になるため、
仮想メモリの設定項目から200MBに固定。設定変更・容量固定の方法は・・・調べてね? 手探りでも行けるし。
あまり試していないので詳しくは分かりませんが、一定容量以下に設定した場合は無視されます。
※なお、外付HDDがない限りCドライブ以外に移動できません。
※また、リムーバブルデバイスに割り当てても無視されます。
持ち運んで使う前提なので今回はサイズ変更にとどめました。
3. マイドキュメントを移動
スタートメニューのマイドキュメントを右クリックして場所の設定から、SD/SDHCのフォルダを指定します。
ユーザー名のフォルダを指定すると分かりやすいかも?
4. NTFS圧縮を有効化
CeleronM ULV 353 がちょっとかわいそうですが、NTFS圧縮をCドライブ全体にかけます。
本当はここまでしなくてもいいのかもしれませんが、まあ検証する手間もかかりますし・・・
マイコンピュータからCドライブのプロパティ、そこから圧縮を有効化すると開始されます。
※圧縮には時間がかかります。
5. システムの復元に使う領域を最小化
無効化していいかもしれませんが、念のため縮小にとどめます。
設定場所は・・・コントロールパネルを探ってればすぐ分かるでしょう。
6. WindowsUpdateへ
ここでようやくWindowsUpdateへ行けます。
一気に全部やろうとすると容量がきついので段階的に適用していきます。
なお、 「 KB2833941 」 と 「 日本語パック 」 はなぜか適用できませんでした。
それとMicrosoftSecurityEssentialsは本体も更新も大きいので注意。
7. WindowsUpdateファイル、不要なファイルの移動
いくらかアップデートすると、容量不足によりどこかで詰まるので空き容量を増やします。
・ C:\WINDOWS\Installer
・ C:\WINDOWS\Driver Cache (※ドライバ関連)
・ C:\WINDOWS\ServicePackFiles
・ C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Download
・ C:\WINDOWS\$○○
・ C:\WINDOWS\ie8updates
これらのフォルダ・ファイルをリムーバブルデバイスへ移動します。
削除する手もありますが、せっかくなので削除せずにとっておきましょう。
特に C:\WINDOWS\Driver Cache はドライバ関連かつ比較的低サイズなので消すべきではないです。
なお、フォルダごと移動・削除するのではなく、中身だけ移動する方がいいかもしれません。
リムーバブルデバイスに同じ階層構造・同じフォルダ名で管理すると戻しやすいと思います。
8. あとは6.と7.を繰り返すだけ
WindowsUpdate後は自由にWindowsXPを使いましょう。
ある程度空きがあるので軽いソフトならインストールできます。
ただし、搭載CPUがCeleronM ULV 353であることを忘れずに。非常に非力です・・・
ちなみに私は音楽プレイヤーみたいな使い方をしてます。
PC Beep(ミキサーのプロパティで設定可能にできる)をミュートすれば、
ノイズもなく、なかなかいい感じの音が聞けると思います。まあ好みは人それぞれですがね。
そこで、 「 ASUS EeePC 4G/XP 」 を実用化するためのセットアップ手順をメモとして作成します。
この手順を実施すると、システムが不安定あるいは起動不能になってしまう可能性もあります。
まあそこまでしないといけないのは全て、4GBストレージのせいなのですが・・・
0. 装備品を整える
なにより先にすべきはハードウェアの整備です。
1GB以上のメモリ(推奨)、マイドキュメントの保存に十分な容量のSD/SDHCカードが要ります。
SD/SDHCカードはUSBメモリでも良いです。ただし常時取り付けておくので小型のものを推奨。
1. まずはWindowsXPをセットアップ
通常通りにユーザー名やコンピュータ名を入れてWindowsXPを起動可能にします。
特に変わった操作はないです。
2. 仮想メモリのサイズを変更
仮想メモリのファイル(C:\pagefile.sys)が1.5GBもあってWindowsUpdate実行時の障害になるため、
仮想メモリの設定項目から200MBに固定。設定変更・容量固定の方法は・・・調べてね? 手探りでも行けるし。
あまり試していないので詳しくは分かりませんが、一定容量以下に設定した場合は無視されます。
※なお、外付HDDがない限りCドライブ以外に移動できません。
※また、リムーバブルデバイスに割り当てても無視されます。
持ち運んで使う前提なので今回はサイズ変更にとどめました。
3. マイドキュメントを移動
スタートメニューのマイドキュメントを右クリックして場所の設定から、SD/SDHCのフォルダを指定します。
ユーザー名のフォルダを指定すると分かりやすいかも?
4. NTFS圧縮を有効化
CeleronM ULV 353 がちょっとかわいそうですが、NTFS圧縮をCドライブ全体にかけます。
本当はここまでしなくてもいいのかもしれませんが、まあ検証する手間もかかりますし・・・
マイコンピュータからCドライブのプロパティ、そこから圧縮を有効化すると開始されます。
※圧縮には時間がかかります。
5. システムの復元に使う領域を最小化
無効化していいかもしれませんが、念のため縮小にとどめます。
設定場所は・・・コントロールパネルを探ってればすぐ分かるでしょう。
6. WindowsUpdateへ
ここでようやくWindowsUpdateへ行けます。
一気に全部やろうとすると容量がきついので段階的に適用していきます。
なお、 「 KB2833941 」 と 「 日本語パック 」 はなぜか適用できませんでした。
それとMicrosoftSecurityEssentialsは本体も更新も大きいので注意。
7. WindowsUpdateファイル、不要なファイルの移動
いくらかアップデートすると、容量不足によりどこかで詰まるので空き容量を増やします。
・ C:\WINDOWS\Installer
・ C:\WINDOWS\Driver Cache (※ドライバ関連)
・ C:\WINDOWS\ServicePackFiles
・ C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Download
・ C:\WINDOWS\$○○
・ C:\WINDOWS\ie8updates
これらのフォルダ・ファイルをリムーバブルデバイスへ移動します。
削除する手もありますが、せっかくなので削除せずにとっておきましょう。
特に C:\WINDOWS\Driver Cache はドライバ関連かつ比較的低サイズなので消すべきではないです。
なお、フォルダごと移動・削除するのではなく、中身だけ移動する方がいいかもしれません。
リムーバブルデバイスに同じ階層構造・同じフォルダ名で管理すると戻しやすいと思います。
8. あとは6.と7.を繰り返すだけ
WindowsUpdate後は自由にWindowsXPを使いましょう。
ある程度空きがあるので軽いソフトならインストールできます。
ただし、搭載CPUがCeleronM ULV 353であることを忘れずに。非常に非力です・・・
ちなみに私は音楽プレイヤーみたいな使い方をしてます。
PC Beep(ミキサーのプロパティで設定可能にできる)をミュートすれば、
ノイズもなく、なかなかいい感じの音が聞けると思います。まあ好みは人それぞれですがね。
動画ファイルもある程度の大きさ(SD)なら見れますし、
インターネットも動画サイトやフラッシュだらけのサイトを除けば見れます。
■GomPlayerのインストール (おまけ)
EeePC 4G/XPは最近変更された最低動作条件に達していない(CeleronM ULV 353搭載)ため、
より古いPC向けのGomPlayerが必要なようです。
また、CoreAACコーデックがコーデックナビからインストールできない場合があり、
この場合はCoreAACの圧縮ファイルを解凍し、インストーラーを実行する必要があります。
( 参考 : 古いWindows / CPUでGOM Playerを使いたい )
( 参考 : The CoreAAC directshow filter )
■アイドル中でもCPU使用率が上昇する場合(おまけ2)
中型~大型のデスクトップやNASは別として、ノートPCでHDD内を検索することは少ないはず。
しかも容赦なく作業しまくるのでウイルスの活動中かウイルス対策ソフトで検査中みたいな使用率になります。
他にも上がる原因はあるのでこれでなければ他プロセスを疑います。
タスクマネージャーから簡単に監視できるので目視で特定。
なお、起動直後にMSEが高負荷をかけますがこれは一過性のものです。
■バッテリについて(おまけ3)
Windows7のR731みたいに1%単位では知らせてくれず、10%単位でしか分かりません。
そのためバッテリ低下レベルやバッテリ切れレベルが10%を切っていると働かない可能性があります。
また、スリープ状態でもそれなりのスピードでバッテリを消費するので
スリープ状態で延命を図る、という対策は効果が薄いです。
休止モードもシステムドライブ的に厳しいので小まめにシャットダウンするか、ACアダプタの携行が必須。
音楽を流すだけなら1時間程度持つようなので30~60分を目安に行動しましょう。