UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

音は飛ぶ (隠喩)

おそらくラップトップPCのR731(RealTek ALC269)に限ったことではないと思いますが、
どうにも無線LAN高負荷時に音が飛んだりスローになったりするので、
なんとか解決できないものかと今回も探求しました。
 
 「 GomPlayer(再生ソフト)の優先度を変えたりしても完全には直らない 」 、というのが現在の持論ですが、
今回はもっと深層の、Windows搭載API 「 WASAPI 」 の関連サービス 「 AudioSrv 」 を実行する
プロセス 「 svchost 」 および 「 AudioEndpointBuilder 」 のプロセス 「 svchost 」 の優先度を変更しました。
 
 
・・・が、svchostの「関係の設定」から無線LAN転送時に使用するコア0を外しても、
優先度を 「 リアルタイム 」 に引き上げても、無線LANの高負荷には勝てませんでした。
IE9なんかの影響でCPU使用率90%以上になってる場合は多少改善するっぽいんですが・・・?
 
私が思うに、たとえばこのPCのプロセッサが100という性能を持つとして、
110の性能が必要な要求をタイムラグなしにこなすことができるのか、ということなのだと思う。
つまり不可能なのである。
 
 
・・・でも、もしかすると方法が見つかってないだけかもしれないので今後も解決策を探りたいところ。
無線LANプロセスの割り込みを抑えることができれば直るのかなーと思ってますが、方法がわかりません。
オーディオプロセスの割り込みは限界まで上げても直らないし・・・
そもそもオーディオより無線通信の方をWindowsが勝手に優先してる可能性もあるんですよね・・・
明らかに音声より通信の方が大切でしょうし。audiodgプロセスの優先度変更ができないのも気になります。
 
ちなみに 「 バックグラウンドサービスに最適化 」 、 「 排他モードOFF 」 、
「 USBセレクティブサスペンドOFF 」 、などの各種設定は既に試してみました。
バックグラウンドサービス最適化+GomPlayer優先度変更 が一番効果アリ。・・・でも不十分。
 
なお、故意に無線LANの転送速度を落とすのが今のところ唯一の解決策です。
IEEE802.11nの300Mbps通信が高負荷の原因なので、より低速なa/b/gを使えば改善します。
もちろん転送速度は落ちてしまいますが。これを素早く切り替えられるようになれば・・・
 
 
 
とりあえず、svchostの設定はちょっとだけでも好影響を与えられていることを祈ってそのままにしておきます。
コア0の負荷が若干下がりますが、元からマルチコア非対応プロセスでガタガタになってるので気にしません。
・・・というかただでさえ負荷が大きい無線LANのプロセスがマルチコア非対応なのが原因なんだよね、うん。
 
排他モードはソフトウェアが選択できるようになるだけみたいなのでとりあえず有効。
バックグラウンドサービス最適化も効果が多少あるので有効。
GomPlayerは優先度:リアルタイム&コア0は「関係の設定」から除外を維持。