UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

dynabook R731 電源オプションについて

東芝dynabook R731 シリーズには、このオプション「熱制御の設定」が存在する。

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選択肢は4つ。
・ ファン冷却を優先
・ 静音を優先
・ 自動
・ CPU速度低下を優先

さて、この中で一番CPUの処理能力を引き出せるのは?



と、いうことで今回は実験してみました。
OCCTで負荷をかけたとき、もっともクロック数の低下が少ない設定が、
すなわちもっとも処理能力を高く維持できる設定であります。

室温18~21℃。
PCはアルミ製・ファン付のPC台に設置した状態。
CPUクロック数と、CPU(Core#0)のコア温度を掲載します。

なお、検証時にはTongXingFanを使っていたため、冷却性能が低めに出ています。


■ファン冷却を優先
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静音を優先
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■自動
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■CPU速度低下を優先
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さて、いかがでしょうか。
設定によってクロック数の下がり方も温度のリミッターも異なることが分かるかと思います。

・ 3位 : ファン冷却を優先 ・・・ 温度リミッター85℃
・ 1位 : 静音を優先 ・・・ 温度リミッター100℃
・ 2位 : 自動 ・・・ 温度リミッター95℃
・ 4位 : CPU速度低下を優先 ・・・ 温度リミッター不明

「ファン冷却を優先」というのは名前の割に遅いです。
今までずっとこれが一番だと思っていたんですが、いやーハマってましたね完全に。
一番性能を出せる「静音を優先」は当然CPUファンが高速回転するので静かではありません。
どういうネーミングをしてるのかよく分かりませんね。



と、いうことで、
一番CPUの処理能力を引き出せるのは静音を優先です。



しかし見直したぜ東芝ァ!
チキって85℃にリミッターを付けてると思ってたが、まさかキレて100℃にしちまうなんてナァ!
サイコーだぜェ・・・半導体が燃えるまでたっぷり負荷をかけてやらねぇとナァ!




■余談
ちなみに、WinSAT.exeプロセス(Windowsエクスペリエンスインデックス) が作動すると、
どの設定にしていても非常に高い回転数でファンが回転し、CPU温度もかなり上昇する。
しかもこれが突然作動するので最初は驚く。





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dynabook R731 電源オプションについて



■加筆・修正 @ 2018,02,23 02:02
静穏⇒静音。余談の項を追加。

■加筆・修正 at 2020,03,04 19:11
ブログの引越しによるリンク切れを修正しました。