UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

マルシン製M1ガーランドを完全分解⓪

ついに分解用献体を手に入れた!
しかも分解記事の載るアームズマガジンまで特定したとあっては
アームズマガジン分解記事に倣って分解せずにはいられない。

と、いうことで、日商簿記2級合格記念企画として、
月刊アームズマガジン2005年12月号掲載の 「 トイガン解体新書 」 に基づく分解を行いたいと思います。
この記事を書いている時点ですでに撮影まで終わってるので、
途中で事故って中止、ということはありません。安心(慢心)。



まずは教科書の月刊アームズマガジン2005年12月号とそのコピー。

イメージ 1
 
このコピーは献体の出品者様が付けてくれたものです。
本はAmazonマーケットプレイスで別途購入しました。
作業中に汚す可能性があるので、本を直接めくるのではなく、
コピーを取って作業することをオススメします。



今回分解する献体がコチラ。(画像下側のもの)

イメージ 2
 
マルシン工業 M1ガーランド MAXI (8mm) 」 (画像下側)。
画像上側の6mm特別品と外観はほぼ同等ですが、ほんの少し違います。色じゃないですよ(笑)

これはヤフオクにて、2018年3月14日に落札したものです。
本体28,000円+送料2,230円。弱いガス漏れ有りのジャンク品。クリップなど一切なし。

どうやら威力規制前のものを改修したものか、
改修が始まってからスペリオルバレル化されるまでの間に生産されたものであるようで、
ノズル部分に真鍮製カラーが打ち込まれているほか、
通常よりも短い非スペリオルバレルの8mmインナーバレルが装着されています。

最初、手に取った時に思ったのは「油が全然付いてない」。
マルシン製ライフルというのは新品で買えば油モリモリなのが普通です。
また、そうでなくともM1ガーランドは機関部からオペレーティング・ハンドルの溝まで、
油差ししたくなるポイントがいろんなところにあります。でもパサパサでした。

で、動かしてみると、やっぱりボルトの動きが鈍かったです。
ハンマーブロックを外して、オペレーティング・ハンドルを引いて、放す。・・・遅い。
この動作が遅い原因は、リコイルスプリングが弱いか、ハンマー以外の抵抗が大きいか、です。

結論から言うと後者の「ハンマー以外の抵抗が大きい」でした。
まあそれはまた今度・・・

なお威力については以下の通り。

イメージ 3
 
8mm0.40g、約52m/s(平均)。
0.54Jくらいです。非常に合法的な初速で、上限まで1.0Jほどの余裕があります。
室温24℃、湿度48%、ガスを満タンになるまで注入して数発空撃ち、約30分後に計測。
ホップアップはたぶん最弱です。(弾道は見てないので確証ナシ)



ほか、工具として、ドライバー、六角棒レンチ、ピンポンチ、ゴムハンマー、手袋 を揃えました。
ドライバーには注意が必要で、No.3かNo.4くらいのデカいプラスドライバーがないと、
ガスシリンダーロックSCのところでつまづいてしまいます。
また、放出バルブを外す場合も大きさの合うマイナスドライバーが必要です。
( 私は買い忘れたのでバルブを外せませんでした・・・ )





日商簿記2級合格記念・マルシン製M1ガーランドを完全分解
完全分解⓪ ・・・ 教科書と献体の紹介
完全分解① ・・・ 木被の取り外しまで
完全分解② ・・・ インナーバレル取り外しまで
完全分解③ ・・・ ガスタンク分解まで
完全分解④ ・・・ BLKガスチューブの着脱