通常分解した状態から始めます。
機関部ユニットまでは前方から順番にパーツを外していきます。
銃口の下にあるガスシリンダーロックSCを外します。かなり大きなプラスネジです。
SCを外した後、ガスシリンダーロックを抜き取ります。
フロントサイトSCを緩め、フロントサイトを横にスライドさせて取り外します。
フロントサイトSCは完全に抜いてしまっても問題ありません。
組み立て時は、それほど強く締める必要はありませんが、
あんまり緩いとフロントサイトが脱落する可能性があるので注意しましょう。
ガスシリンダーSC（イモネジ）を外します。
組み立て時、このネジが緩いとガスシリンダーが左右にプラプラ動くことがあります。
ただイモネジですし小さいのでナメさせないように注意です。
フロントアウターバレルを手で回して外します。ネジ頭のないネジになっています。
ここがすごく硬い場合があり、その場合は布をあてがったうえで、プライヤーで掴んで回すと良いそうです。
ただあまり強力にプライヤーで掴むと変形する恐れがあります。
プライヤーの掴む部分に強力な両面テープを貼って・・・というのも考えられます。未検証ですが。
ガスシリンダー部分も取れるので取り外します。
この部分はハンドガードを留めるほか、外観的なリアリティを高めるという効果があります。
トイガンでは再現されてませんが、実銃のオペレーティング・ハンドルは
このガスシリンダー内部まで伸びているそうです。
フロントハンドガードを抜き取ります。
連結部分に付いている金属パーツがポロッと取れることもあります。
取付時に前後を間違えたりしないように注意しましょう。凹凸があるので見れば分かると思います。
リアハンドガードを外します。
リアハンドガードバンド（木製部分に付いてる金属の板）が引っ掛かる場合は、
マイナスドライバーなどで押し広げながら外すと良いそうです。
では残りは次回。
■小さな発見
ガスシリンダー部分のダミーチューブにはOリングが付いており、
Oリングが付いている側がガスシリンダーに嵌め込まれます。
Oリングが付いていなかったり、逆向きに嵌め込んだりしないようにしましょう。
たぶん機能的な問題は起こらないと思いますが、多少カチャカチャうるさくなると思います。
■日商簿記2級合格記念・マルシン製M1ガーランドを完全分解
・ 完全分解⓪ ・・・ 教科書と献体の紹介
・ 完全分解① ・・・ 木被の取り外しまで
・ 完全分解② ・・・ インナーバレル取り外しまで
・ 完全分解③ ・・・ ガスタンク分解まで
・ 完全分解④ ・・・ BLKガスチューブの着脱
