我が家の箱入り娘・・・いや箱入りトイガン?
いわば秘宝のDualMaxi。なくした8mm0.40g弾を見つけたので測定してみようと思います。
ブラックサンタに盗られましたが、やはり犯人は現場に戻ってきました・・・!
・・・いや本当は寝ぼけてベッドの下に突き落としただけだったみたいなんですが。
2016年12月9日、ヤフオクにて購入。中古21,500円+送料着払。
かつてマルシン工業の生産していたDualMaxiシリーズの1つ。
自動拳銃がモデルのカート式ガスブローバックガンで、排莢アクションが楽しめる。
薬莢はかなりよく飛ぶため注意が必要、横にすっ飛ぶ勢いはM1887やM1の比ではない。
DualMaxiには8mm仕様と6mm仕様が存在し、8mm仕様はGLOCK21のみで、
6mm仕様にはCz75やM1911A1、キンバーなどがラインナップされていた。
・ https://web.archive.org/web/20160813011944/http://www.marushin-kk.co.jp:80/8mmdualmaxiseries.html
・ https://web.archive.org/web/20160729164937/http://www.marushin-kk.co.jp:80/6mmdualmaxiseries.html
( 左 : マルシン工業製 GLOCK21 DualMaxi )( 右 : KSC製 GLOCK18C )
今回はGLOCK21モデルです。
GLOCK21はGLOCK17の派生形で、使用弾薬を.45AUTO(.45ACP)としたもの。
弾がデカイ分だけグリップが太く、全長は長く、全幅も広くなっている。
ダブルカラムの.45というだけあって握りにくいほどグリップが大きい。 (Mk.23より太いような気が・・・)
バックストラップのアールが小さいような気もする。
グロック社の製品ページ(実銃)を見ると、やはりG17よりG21の方が微妙に長いことがわかる。
・ Glock 17 | G17 | 9x19mm | GLOCK USA
・ Glock 21 | G21 | .45 Caliber Pistol | GLOCK USA
ちなみにトリガープルの重さはMk.23のシングルアクションとほぼ同じで2.5kg。
さすがにトイガンみたいに軽くはないらしい。なおMk.23のダブルアクションは5.2kgほど。重い・・・重くない?
・ MARK 23 - Heckler & Koch
■計測環境
・ 気温 : --
・ 湿度 : --
・ 距離 : 銃口から測定器まで約5cm
・ BB弾 : マルシン工業製 8mm0.40gプラスティック、新品
・ ガス : サンダーシュートTypeR(HFC134a)、フルチャージ後にUSBブランケットで温めて射撃(30℃~)
・ ホップ : 未調整
・ 測定器 : XCORTECH X3500
今回は真冬の計測。室温が12℃くらいしかないので温めてから撃ちました。
電熱線の入ったブランケット(USB給電)でしっかり温めたので30℃以上はあったと思います。
◎ コラム : X3500の表示(SCR3)
○測定
平均弾速57.90m/s、運動エネルギー0.6705J。
8mmの中では重量弾に分類される0.40g弾。弾速が遅いですがエネルギーはまあまあです。
8mm弾は6mm弾と違い、計算上は約1.64Jまで出してOKです。(※) もっと出てくれ!
まあもともと排莢動作があるので競技には向かない機種ですし、これでもOKですかね。
( ※・・・半径3.87mmの8mmBB弾の場合。STGAの想定する8mm弾の半径が約3.87mm。 )
■8mmBB弾の再利用について
マルシン工業製8mm0.40g弾のパッケージには 「 使用回数には限度があることにご留意ください。 」 とあり、
一度に使い捨てるよう指示する内容は見受けられない。つまり再利用可能と思われる。
ちなみにコレは硫酸バリウムで・・・風化しやすく環境にやさしいらしい。