UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

マルシン工業 M1ガーランド(6mm) : 弾速測定

マルシンライフルの威力、それはあまり注目されるものではありません。
測定結果を探しても出てこない、しかし調査のために買うには高い・・・
今回はそんなマルシンライフルの測定を行いました。まずはM1ガーランド。

今年5月に手元に届いた新品。Airgun.jpへの注文でした。
こちらは「特別品」と銘打たれた一品。といっても異なるのはストック&ハンドガードのみ。
機械的な部分は普通のM1ガーランドで、6mmBB弾を用いるタイプです。

■計測環境
・ 気温 : 26~28℃
・ 湿度 : 40~50%
・ 距離 : 銃口から測定器まで約15cm
・ BB弾 : 東京マルイ製 0.2gプラスティック、再利用弾
・ ガス : サンダーシュートTypeR(HFC134a)、満タンまで充填後すぐに射撃
・ ホップ : 箱だしのまま未調整
・ 測定器 : XCORTECH X3500
※ よいこのみんなはBB弾を再利用してはいけません! ) ⇒ 下記参照



◎ コラム : X3500の表示(SCR3)


























① 第一回測定
イメージ 1



















は?
え、なにこの弾速は・・・(困惑)
平均56.27m/s、運動エネルギー0.3166J。
さすがにひどいので再測定。ハイ、ヨロシクゥ!



② 第二回測定
イメージ 2


















うん・・・いくらかマシにはなりましたが・・・遅いです。スローボールです。
それこそマジで山なりに撃つことになりそう。デカイだけで中身はハンドガンや。(暴言)
平均60.64m/s、運動エネルギー0.3677J。

クリップ排出や強力なブローバックにこだわるあまり実射性能は・・・
バルブ2つついてるんだし、調整がマズイだけで潜在能力はありそうなんですけどねぇ。
インナーバレルも50cmはあるようですし・・・うーん、残念。
ついでに燃費の悪さからガスタンクが冷えやすいのか、弾速のブレが大きいです。
最大と最小の差は8.78m/s。素人目にも大きいと分かります。
もしや温めて撃ったら速いのでは・・・? といってもガスタンクは外部から見えないので温めようがないのです。

しかし、なんとこの5発目を放ったところでBLKガスチューブが脱落
修理必須の重体につき、入院(修理行き)となりました



丙提督、とうとうリアルの方でも入渠者を生じさせる。
M1のかわりにM1892をさわさわするが、やはりあの太っちょの良さはないな。
かといってM16はプラだし・・・U.S.Rifle Cal..30M1の代わりはないなぁ。

マルシンによくしてもらえるといいんですが・・・最悪なのは修理を断られる場合でしょうねぇ。
この場合、ヤフオクで6mmの中古を買ってきて、機関部を丸ごと載せ替える必要があります。
3万円くらいかかるでしょう。勘弁してほしいところです。





■BB弾の再利用について

① 一度使ったBB弾はヨゴレ・キズ・欠けが出る
② ヨゴレはバレルを汚損する恐れがあり、キズ・欠けはバレル内の気密性とBB弾の均一性を低下させる
③ つまり精度が落ちる

私の場合、基本再利用ですが欠けがある場合は捨ててます。
ダンボールにブスッと刺さってるとか、下に溜まってるとかであればいいんですが、
跳弾したり、後続のBB弾が命中した弾は欠けていることがあります。
パッキンをひっかきそうなので欠けた弾は捨てましょう。



■第二回測定の結果考察に関して微妙に追記。 @2017,08,18 12:18

■訂正 @ 2017,08,18 23:48
運動エネルギーに関して、「1cm2あたりの運動エネルギー」としていましたが、
正しくは「BB弾の運動エネルギー」でした。表記を単に「運動エネルギー」としました。

■加筆 @ 2017,08,20 01:25
ホップアップの調整について追加。といっても「未調整」ですが・・・