UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

マルシン工業 M1892(6mm) : 弾速測定

前回、M1ガーランドを測定しましたが結果は・・・あっフーン(察し)
そこで今回はM1892で汚名挽回を狙います。

昨年12月に新品で購入。Airgun.jpへの注文でした。
今回はフルサイズモデルで測定していますが、短縮版のランダルカスタムも存在します。
レバーアクション操作が楽しめるほか、ボルトアクション同様にガスの燃費が良く、
少しガスチャージしただけでもだいぶ撃てます。
ブローバックしないので寒くても動作不良がありません。(威力は下がりそうですが・・・)
マルシンライフルとしては割安な一挺。

イメージ 2
 
なかなかのおもしろアングル。
とってもスリムなライフルです。


■計測環境
・ 気温 : 26~28℃
・ 湿度 : 40~50%
・ 距離 : 銃口から測定器まで約15cm
・ BB弾 : 東京マルイ製 0.2gプラスティック、再利用弾
・ ガス : サンダーシュートTypeR(HFC134a)、5秒チャージ後すぐに射撃
・ ホップ : 箱だしのまま未調整
・ 測定器 : XCORTECH X3500
※ よいこのみんなはBB弾を再利用してはいけません! ) ⇒ 下記参照



◎ コラム : X3500の表示(SCR3)


























○測定
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平均弾速73.59m/s、運動エネルギー0.5415J。

おっ! M1ガーランドに比べるとなかなかの高性能。
ちょっと弾速が低めなのは気温上昇時でも規制値内に収まるようにするためかな?

M1892などのガスコッキングガンは、ガスブローバックガンのようにガスルートの切り替えがないため、
ガス圧の上昇が弾速に反映されやすく、高温時の威力も上がりやすいのです。
今回の測定では、27℃でチャージ後即座に撃ってますが、
外部からの加熱、あるいは屋外での使用など、ガスタンクが高温となる状況下での使用も想定されるため、
ガスライフルの威力にはある程度の余裕を持たせることが必要なのです。

しかしM1892はハンマーの落ちる音(パチンッ!)がいいですね。
M1ガーランドの方ばっかりさわさわしてましたが、あれはとにかく金属音って感じで、
これのハンマーみたいに”弾く”という感じの音ではないです。
M1892、やはり楽しい銃でした。





■BB弾の再利用について

① 一度使ったBB弾はヨゴレ・キズ・欠けが出る
② ヨゴレはバレルを汚損する恐れがあり、キズ・欠けはバレル内の気密性とBB弾の均一性を低下させる
③ つまり精度が落ちる

私の場合、基本再利用ですが欠けがある場合は捨ててます。
ダンボールにブスッと刺さってるとか、下に溜まってるとかであればいいんですが、
跳弾したり、後続のBB弾が命中した弾は欠けていることがあります。
パッキンをひっかきそうなので欠けた弾は捨てましょう。



■訂正 @ 2017,08,18 23:48
運動エネルギーに関して、「1cm2あたりの運動エネルギー」としていましたが、
正しくは「BB弾の運動エネルギー」でした。表記を単に「運動エネルギー」としました。

■表現が微妙だったので加筆・修正。×2回 @ 2017,08,19 03:54

■加筆 @ 2017,08,20 01:25
ホップアップの調整について追加。といっても「未調整」ですが・・・