自作PC計画Ⅱ 計画修正
残念ながら・・・CPUクーラー「Scythe Slim Silence i-Plus」の導入に失敗しました・・・
高さ的には何の問題もなかったのです。ノースブリッジのヒートシンクと同じくらいの高さでした。
しかし問題は 「 ヒートシンクの底面が低すぎる 」 という点で、
これを解消すべく、厚さ2mmのシリコンシート(5W/m・K)を買いましたが・・・
どうにも上手くいかず、常時100℃以上となってしまっていました。
しかしシートなしではコンデンサが危険ですし、
干渉した状態でグリスを使用して無理やり装着しても常時70℃以上でした。
もはや万策尽きたので新しいCPUクーラーを購入予定です。
しかし大きさは少なくとも一辺が95mm以下、高さは70mm以下で、
クーラーベースとヒートシンクがある程度離れていおり、
さらにTDP86W以上に対応する冷却能力が必要なので候補が少ないのです。
Scytheにはこれを満たすものとしてSlim Hero、SHURIKEN Rev.B、ITX30などがありますが・・・
「Scythe SHURIKEN Rev.B」 を導入予定です。
このクーラーは105×116×64mmの大きさを持つクーラーで、この数字だけでいえば入りません。
が、当然ながら導入を決定したのは勝算があっての事。
ではどのあたりに勝算があるのか。
これと干渉しないクーラーが必要となります。(CPUから28mmの地点で同じ高さ)
赤コンデンサや抵抗器より1~2mmほど背が高く、これはクーラー直径90mm以上の場合に干渉します。
単純に考えれば105×116×64mmのSHURIKENではいずれも回避できません。
しかし寸法図(http://www.scythe.co.jp/images/cooler-size/shuriken-size.jpg)を見れば分かるように、
このクーラーの下段部は上段部より小さくなっており、憶測で70×90×33mm程度です。
さらにこの構造により上段部はノースブリッジ用ヒートシンクの上部を通過する形となり干渉せず、
微弱ながらもノースブリッジ用ヒートシンクへのエアフローを作り出せます。
なおSlim Heroは大きすぎて入らない可能性あるため、
ITX30はヒートシンクが低すぎるため、搭載できない可能性が高いです。
ちなみに現在の状況↓
一応この構成でBIOS設定まで行けることを確認しています。
あのグラフィックボード、フルハイト用ブラケットを付けてると弱々しい感じですが
ロープロファイル用ブラケットを取り付けてRGBコネクタを取り外すとなかなかのイケメンでした。
PCI接続のレアモノでしかもイケメン・・・性能によってはGTX750への換装は見送りですね。
なおPCケース、電源、HDD、グラボはまた後日紹介します。
どれも個性的だったり実用的だったりと素晴らしい部品ばかりです。
まあ自分で選んだものが自分の好みに合わないわけがないんですけどね。