「msi 990FXA-GD65」から
「msi 990FXA-GD80」に変更しました。
以前までは「msi 990FXA-GD80」のx16レーン×4の帯域配分は
「x8/x8/x8/x8」だとばかり思っていたのですがマニュアルを読んだところ
「x16/x8/x8/x4」であることが判明したため非常に効率的であると判断、
最有力候補化に至りました。
なぜ効率的なのか。
私の財産的にCrossFireXやQuadSLIできるようなグラフィックボードは購入できません。
買えるのはCrossFire(2枚)やSLI(2枚)ができる程度のアッパーミドルクラスまでです。
(実際に就役中のHD7870はCrossFireX非対応)
さらにCrossFireのためにグラフィックボードを買い足したりすることもまだ予定にはありません。
ここまでの話だけではむしろGD65の「x16/x16」の方が効率よさそうですよね。
しかしPCI Express x16はグラフィックボードのためだけにあるのではありません。
例えばPCI Express x4形状の拡張カードを挿すためも使われます。
x16形状にはx1、x4、x8、x16のカードが挿せますから多い方が汎用性は高くなります。
・ グラフィックボードは1~2枚しか運用しない
・ 汎用性が欲しい
この2点がある場合にはより長いレーンのPCIeを多く持つべきであるといえます。
今回のGD80は「x16/x8/x8/x4」のPCIeを備えるためより多くのそれを備えつつ
グラフィックボードにはフルバンドのx16を使用できます。
(※1枚の場合。2枚の場合は最高でもx16+x8。)
■注意■
今回紹介した990FXA-GD80のPCIe x16の帯域配分は
E2、E4、E5、E6の4つをすべて使用した場合の配分(x16/x8/x8/x4)であり、
E5を使用しない場合は「x16/x16/x4」となります。
少々値が張りますが・・・まあ仕方ないでしょう。20k円を超えてないだけマシさ・・・(最安15k円)