オニューのカメラを買ったので試しにパシャリ。
カメラの試し撮りといえば風景と動物と植物が有名ですが、
このブログでは風景も動物も植物もほとんど掲載していないので、
お買い物記事を作るための資料作成、というシチュエーションで試してみました。
被写体は先日買ってきた HiFiMAN・HE400i です。
黒光りする大型ヘッドホンを距離30cmくらいで撮影する必要があります。
比較するカメラはこれまで使ってきた IXY DIGITAL 50 です。
IXYもT110もホワイトバランスはマニュアルで合わせてあります。(A4用紙使用)
ISO感度はいずれも最低で、IXYはISO50、T110はISO80です。
露出補正はともに0EV、シャッタースピードはIXYが1/6秒、T110が1/2秒になりました。
どちらも座った状態でカメラを手に持って撮影しています。(タイマー2秒、グリップ装着)
比較する画像は35mm換算で35mmの画角で撮った一枚(の周辺部を10%カットしたもの)と、
その画像の中央部をIXYは600px、T110は1216pxで切り出したもの、以上の2枚です。
切り出し画像の解像度が違うのはIXYが4MP(2272x1704px)に対して
T110が16MP(4608x3456px)で撮影されているためです。
百聞は一見に如かず! それではご覧ください。(クリックすると拡大します)
■IXY DIGITAL 50
■Cyber-shot T110
・・・。
まず、全体的に脱色(寒色?)気味。全体的に白っぽいというか・・・。
あまりに白いんでホワイトバランスがイカれてるんじゃないかと思って再設定しましたが、
それでもなおあの色味でした。IXYがやや濃い可能性を考えてもT110は色が薄すぎでしょう。
解像度は16MPでもまあまあOK。並みのスマホカメラよりは精細でしょう。
イヤーパッドの合皮の表面はなかなか悪くない表現が出来ていると思います。
さすがに等倍表示ではノイズリダクションの影響からか全体的にぼやっとしていますが、
Lanczos3で画像サイズをいくらか縮めてあげれば使えそうです。
うーん、解像度ではOK、色味でNG。そんな感じですね・・・。
ついでにその他の不満点もぶちまけると以下の通り。
・ シャッターボタンにクリック感がないため、どこでシャッターが切れるのか分かりにくい
・ シャッターを切る度にタイマー設定がOFFになる、特に手ブレ対策で2秒に設定する場合は致命的
・ タッチでAFを行うとフォーカスが「マルチAF」、測光が「マルチ」に変更される(解除しても元に戻らない)
・ 撮影プレビューが出るまでが遅い
・ 再生モードで拡大・縮小の反応が遅い
・ 間違いなくタッチ操作よりボタン操作のほうが快適
デザインはホント好みなんですが・・・うーん色味がどうも・・・。
とはいえ手ブレ補正付いてるし、歪曲収差も少ないので上手く使えばイケそうな気もします。
あちらを立てればこちらが立たず、そんな難しさを感じています。
そうなるとやっぱり軍拡してしまうんですね↓
やっぱりもう少しチャレンジしたいのでFinePixも買っちゃいました。
Zシリーズのほうが見た目は好みなんですが、ホワイトバランスをマニュアルで合わせたかったので、
付属品がかなり揃っていて本体の程度も良いF300EXRにしてみました。(ちょっと高いけど)
光学15倍ズームがウリらしいので外でも使ってみたいところではあります。
FUJIFILMのコンデジでは上位モデルとして「Xシリーズ」なるものがあるようですが、
ほとんどのモデルがハイスペックな分だけハイプライスであるため、当面買えそうにありません。
大きなセンサーに明るいレンズ、何を撮ってもキレイに写るだろうなぁ・・・と。羨ましいものです。
■撮影機材
・ SONY Cyber-shot T110
・ Canon IXY DIGITAL 50
まさかここまで色味が違うとは・・・。
デジカメファンがなぜあそこまでハマるか少し分かった気がします。