KSC M1911A1 コマーシャルミリタリー 【外観のみ】
KSCのM1911A1。少数派です。
■KSC M1911A1 ”Commercial Military”
・ 全長 : 218mm(Webページから) or 221mm(パッケージから)
・ 重量 : 750g(公称)
・ 装弾数 : 14+1発(公称)
・ エンジン : ハードキック (機械式1wayブローバック)
・ ガス : HFC-134a
・ 射撃 : セミオート
・ 定価 : 16,500円
・ 重量 : 750g(公称)
・ 装弾数 : 14+1発(公称)
・ エンジン : ハードキック (機械式1wayブローバック)
・ ガス : HFC-134a
・ 射撃 : セミオート
・ 定価 : 16,500円
・ 公式ページ① : 『 製品情報 』 (InternetArchive版)
・ 公式ページ② : 『 その他|ヒストリーアーカイブ|カンパニー|KSC 』
( 外箱の画像は再掲です )
ヤフオクにて、2019,05,15落札⇒2019,05,17支払&発送⇒2019,05,18受取。
本体6,810円+送料981円。中古品。
例のKWA・M1911A1らしきモデルと一緒に落札したものです。
コチラは通常仕様のABSスライド版。もちろんJASGシリアルNo.も入っています。(フレーム前方下面)
本体は美品で使用感少なめ、異臭もありません。外箱も多少キズがある程度で悪くない状態でした。
マニュアル等のほか、2006年4月時点の価格が掲載されるカタログも付いてきました。(2006年版?)
KSC・M1911A1は流通量がそう多くない(少なくもない)モデルですが、
市場価値はイマイチ上がってないようです。絶版になったというのに1万円で買えてしまいます。
内部構造は他のどのメーカーより良く造りこまれていると思うんですが、
さらに最近はBellなどの海外メーカーがメタル外装かつ安価なM1911A1を発売しているので、
内部構造のリアリティや”コマーシャルミリタリー”にこだわらないなら・・・というのはあるかもしれません。
それでも私は内部構造のリアルなモデルを推したいですけどね。
でも最近は・・・KSCもSYSTEM7になってからその辺が甘くなったな、と思います。
内部構造と刻印にこだわりが見られるKSC・M1911A1ですが、
装弾数はWA(21+1発)やマルイ(26+1発)に比べると少なめの14+1発で、
グリップパネルには一直線状のヒケかムラのような模様が出てしまっています。
また、マニュアルセフティのクリック感が弱く、ちょっと不安にさせられます。
スライド・フレームともにかなりのマットブラックで好みが分かれそうです。(私は好きです)
トリガープルがWAより軽いため、WA・Governmentを操作した後だと暴発気味になりました。
前に出したWAのS80もそうですが、もうちょっとこう”クキッ”とした感じのトリガーフィーリングが欲しいです。
いっそハドソンのトカレフくらいに・・・まあ好みにもよるとは思いますけどね。
■ところで”コマーシャルミリタリー”ってなに?
と、いうのは説明書を読むとわかります。「実銃」のページに書いてありました。
簡単に言えば、「 WW2勃発時に民間向けモデルを改修して作られたM1911A1 」 です。
実物は一部の刻印やシリアルNo.が打ち直してあるそうです。
そのため、スライド右側面の刻印は俗に”Mk.Ⅱ”とか”戦中モデル”と呼ばれる刻印になっています。
”Mk.Ⅲ”(プレ70)はモデルガン化、”Mk.Ⅰ”(戦前モデル)はガスブロ化されたことがあるようですが、
”Mk.Ⅱ”(戦中モデル)はコマーシャルモデルが(多分)出てないので、このタイプの刻印はレアかと思います。
なお、戦中モデルのコマーシャルとM1911A1は刻印以外ほとんど同じなので、
パーツ形状や滑り止め形状(チェッカリングが主)はM1911A1と同じものとなっています。
個人的にはぜひとも戦前・戦中のコマーシャルモデルを発売してほしいんですが・・・!
( 戦前コマーシャルモデルならWAから少し出たようですが入手困難 )
ちなみにこの”コマーシャルミリタリー”モデルはWAからも発売されているようです。
WAの方がより希少&1.5~2倍ほど高価なようで・・・KSCガバが2代で途切れた理由を察してしまいます。
■撮影機材
WA・Series80と同時に撮影しました。雨天かつ風の強い日の夕方。
被写体が真っ黒だとAWBがうまく働かないので困りました・・・