UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

ROM焼きだいじょうぶ! RD1-2M/B

なんだこのアダプタ!?

■IOSS ROM焼きだいじょうぶ! RD1 BIOS Savior (RD1-2M/B)
イメージ 12イメージ 13イメージ 14イメージ 15イメージ 16イメージ 17イメージ 18
 
32pinDIPタイプの2MbitEEPROM対応アダプタ。CPU下駄っぽい。
ヤフオクにて本体2,300円+送料205円で落札。

私はてっきりコレと別売EEPROMが必要なのかと思ってたんですが、
良く見てみると基板上にPLCCタイプのEEPROMがハンダ付けされていて、
EEPROMをスイッチで切り替えて使う設計になっているようです。スゴイ。
2Mbitや1Mbitで製品が違うのは実装部品が違うからなんでしょうね。

マニュアルは英語/日本語で、特に不自然な点はないようです。
FAQは割と攻めてる感がありますが、これに書くよりWebページに載せた方がいいのでは・・・
面白い部分を紹介しますと
① RD1を重ねて使用できますか? ⇒ 3重での動作実績があります。
② 2Mbitのシステム+RD1-2M/Bで1Mbitへ書けますか? ⇒ 必ずとは言えません(できる組み合わせもある)
③ 1Mbitのシステム+RD1-1M/Bで2Mbitへ書けますか? ⇒ 2Mbitへアクセスできるシステムであれば可能

で、本体の使い方ですが
①すでに付いているEEPROMを外す (最難関)
②RD1-2M/Bにケーブルを取り付ける
③RD1-2M/Bをマザーボードに取り付ける
④RD1-2M/Bに元のEEPROMを取り付ける

いやーでもこの32pinDIPというのがIDEより固いんですよねぇ。
しかもオスの方だから、下手すると曲がっちゃうんだよね。
それでいてテコの原理を使えないので難しい。(使ってもいいけどMBの実装部品を剥がしたりしないように。)

まあもしかしたら経年劣化で軽く固着してたのかもしれませんが・・・
なにせ実験対象のEP-51 MVP3E-Mは20年くらい経ってます。(RD1-2M/Bも15年くらい経ってるが)
RD1-2M/Bへ32pinDIPを挿す場合は意外と楽です。刺さりが浅いみたいですよ。

それにしても電源が入った状態でBIOSを切り替えるという発想は素晴らしいですね。
ヤバイとか思わなかったんですかね。まあ実際”だいじょうぶ!”なんでしょうけど。
なお、切り替えをする場合は「BIOS Shadow」をONにしておく必要があるそうです。
たぶんBIOS設定で切り替えられるでしょう。



ということで実際にトライ。

イメージ 1
 
もう完全に実験動物と化したEP-51 MVP3E-M。
ACPI対応といいつつACPI tableがないのが全ての原因なのだ・・・


まずはROM焼きだいじょうぶ!の組み上げ。

イメージ 2イメージ 3
 
スイッチケーブルはショートが内蔵PLCC、オープンがDIP
このケーブル以外でもピッチの合うジャンパピンなんかで対応できると思う。
ただこのスイッチを取り付けるピンがDIPの下に埋まっちゃうので、スイッチがないと大変でしょうね。

そういえばRD1-2M/Bが届いたとき、何故かスイッチ部分のネジが外れてました。
とりあえず締めときましたが・・・前の持ち主はD-sub 9pinか付属ブラケットに付けてたのかな?
なおこの環境ではそのままで使います。バラックだからね。


それでは32pinDIPの交換。

イメージ 4イメージ 5イメージ 6イメージ 7イメージ 8イメージ 9イメージ 10
 
バリカタだったが外れた。突然ズポッ!という感じで外れたのでビックリ。
ピン曲がりはなく、たぶん無事だと思います。

しかしRD1-2M/Bを挟むと二階建てみたいになって感動的ですね。
なんだか高層建築にしたくなってきてしまう。どんどんモリモリしたい。
2階建てで隣のISAバスとだいたい同じ高さになります。ISAはPCIと同じか0.1~0.5mmほど背が高く、
AGPと同じくらい長身のスロットなので、これと同じDIPというと結構なビッグサイズにあたります。
というかAGPとISAってどっちが高いんだろう? 個人的にはAGPかなと思うけどほぼ同じだよね?
PCI Expressは明らかにチビ助なので見比べてみてほしい。


ところでもともと付いてたDIPなんですが・・・

イメージ 11
 
僕じゃありません。(潔白)
前の使用者が引っぺがそうとして失敗した跡か、もしくはもとからこうなのでしょう。
32pinだからいいけど、あんまり精密なヤツでこれをやると死亡する可能性があるので注意しましょう。
度々CPUのインターポーザが削れて死亡する事例が出ています。(私はしませんが・・・)

なお、逆に表面の真ん中あたりを削ると中身が露出するとかなんとか・・・
まあこれは・・・し、知らない。EEPROMに実験動物化できるような余りものはないのだ。

ところで↑の画像、なんだかアップだと昆虫みたいで気持ち悪いよね。
さすがにムカデやゲジゲジは無理ッス。ダンゴムシで勘弁してください。
なおワラジムシなどのソックリさんはNG。特に足が速いヤツ、怖いです。



あ、ちなみにDIPには向きがあります。逆挿しすると壊れるので要注意。
なんかIDE44pinみたいで嫌だよねぇ。どっかに逆挿し防止のピンがあったらいいのになぁ・・・