Radeon HD7970 ファン取り外し
どこか臭いRadeon HD7970のどこが臭いのか調査すべく、
特に臭かったファンを取り外すことにしました。
交換のために仕様を確認する必要があった、というのも理由のひとつです。
では、時価ウン万円の高級パーツをバラバラにしますか・・・
①天板を外す
Radeon HD7970は、基盤、クーラー、天板、の3層構造になっています。
まずは天板を外すべく、
1. ボディ両側面のネジ6本を外す
2. フェイスプレート（映像出力コネクタが付いてる面）のネジ3本を外す
②クーラーを外す
クーラーは2層目にあたり、①の時点で十分に掃除ができる状態ですが、
リファレンスボードのファンはクーラー裏側からネジ留めされているので、
クーラーを一旦剥がす必要があります。
1. 基盤裏のネジを全て外す
2. GPUのバックプレートを外す
3. 裏面から押したり、クーラーをじわじわ引っ張る
4. 剥がれてきたら熱伝導シートを破損させないようにゆっくり剥がす
なお、バックプレートを外す際にはネジに噛ませてあるスプリングと
バックプレートの反りでテンションが掛かってるので、部品をなくさないよう注意が必要です。
まあさすがに飛ぶほど強くはありませんが、スプリングをポロッと落とすとオワリですので・・・
熱伝導シートは経年劣化や加熱によって、どうしても強く張り付いてしまうもので、
剥がす際にネジを外し忘れているのでは？ と思うかもしれませんが、
そうこうしているうちにメリメリと剥がれてきたりしますので、
クーラーを落とさないよう注意しましょう。
クーラーベースは全面銅で、ヒートシンク・ベース・プラスティックは
どうなってるのか全く外れる気配がないので今回は外しませんでした。
③ファンを外す
あとはファンを外すのみです。
ファンは三角形状にネジ留めという奇妙な固定がされています。
チャチャチャッと外してオワリッって感じで。
取り外し後にファン以外は組み立てておきました。
小さなネジが多いので、なくさないようにしましょう。
■ファン
ファンは「 FirstD製 FD7525U120 」 でした。
直径75mm、全高25mmってことでしょうかね。
電源は 12V 1.7A だそうです。さすがに強いですねこれは。
ケースファンで1A超えてるファンって主流じゃないですよね。
しかもブロワーファン。んーやっぱりリファレンスボードは最高。
でも1.7A品ってAmazonの互換品にはありませんね・・・
なんとかキレイに洗って使えるかな？
■基盤
そういえばこの基盤、いろいろ見ていたらおもしろい部分がありました。
GPU部分にはグリスがてんこ盛りされており、はみ出している量は割と多いように感じます。
安そうなグリスなので、ファンを組み込む際に塗り替え予定です。
VRAMには、Hynix製 H5GQ2H24MFR が用いられているようです。
表面のみの実装で12枚ありましたから、1枚あたり256MBです。
HD7970はフラッグシップなので全部埋まってます。素晴らしい！
電源コネクタは8pin＋6pinの構成ですが、基盤的には8pin＋8pinもできるようです。
ただ、HD7990は別基盤ですし、実際に使われたことはないんじゃないですかね？
まさに幻のランドなわけです。
■熱伝導シート
熱伝導シートは繊維っぽい感じのモノでした。粘着性は両面あります。
でも上からヒートシンクを押し付けるわけですし、粘着性は片面だけでよかったのでは・・・
ただ剥がしにくくなるだけの仕掛けと化していましたね・・・
なんかチーズっぽいし（笑）
熱伝導シート貼りなおすのめんどくさいから再利用する予定ですけど、
これって本来は貼りなおすべきモノですよね・・・
そもそもなぜグリスじゃないんでしょう？ いっそダイアモンドグリスにしちゃう？
良く考えたらこの寒い中、カチカチグリスとベットリシートを剥がすのって、
半導体ごとすっぽぬく可能性があって危険でしたね・・・
シリコンやハンダを破壊するほどの怪力がなくて助かりました（笑）
そういえば、クーラーのファン直下に一直線の謎シート（グレー）がありましたが、
これはどうやらこの部品にあたっているようでした。↓
んーなんでしょう？ 私は電気部品はさっぱりです。
4本足っぽいですが・・・
特に臭かったファンを取り外すことにしました。
交換のために仕様を確認する必要があった、というのも理由のひとつです。
では、時価ウン万円の高級パーツをバラバラにしますか・・・
①天板を外す
Radeon HD7970は、基盤、クーラー、天板、の3層構造になっています。
まずは天板を外すべく、
1. ボディ両側面のネジ6本を外す
2. フェイスプレート（映像出力コネクタが付いてる面）のネジ3本を外す
②クーラーを外す
クーラーは2層目にあたり、①の時点で十分に掃除ができる状態ですが、
リファレンスボードのファンはクーラー裏側からネジ留めされているので、
クーラーを一旦剥がす必要があります。
1. 基盤裏のネジを全て外す
2. GPUのバックプレートを外す
3. 裏面から押したり、クーラーをじわじわ引っ張る
4. 剥がれてきたら熱伝導シートを破損させないようにゆっくり剥がす
なお、バックプレートを外す際にはネジに噛ませてあるスプリングと
バックプレートの反りでテンションが掛かってるので、部品をなくさないよう注意が必要です。
まあさすがに飛ぶほど強くはありませんが、スプリングをポロッと落とすとオワリですので・・・
熱伝導シートは経年劣化や加熱によって、どうしても強く張り付いてしまうもので、
剥がす際にネジを外し忘れているのでは？ と思うかもしれませんが、
そうこうしているうちにメリメリと剥がれてきたりしますので、
クーラーを落とさないよう注意しましょう。
クーラーベースは全面銅で、ヒートシンク・ベース・プラスティックは
どうなってるのか全く外れる気配がないので今回は外しませんでした。
③ファンを外す
あとはファンを外すのみです。
ファンは三角形状にネジ留めという奇妙な固定がされています。
チャチャチャッと外してオワリッって感じで。
取り外し後にファン以外は組み立てておきました。
小さなネジが多いので、なくさないようにしましょう。
■ファン
ファンは「 FirstD製 FD7525U120 」 でした。
直径75mm、全高25mmってことでしょうかね。
電源は 12V 1.7A だそうです。さすがに強いですねこれは。
ケースファンで1A超えてるファンって主流じゃないですよね。
しかもブロワーファン。んーやっぱりリファレンスボードは最高。
でも1.7A品ってAmazonの互換品にはありませんね・・・
なんとかキレイに洗って使えるかな？
■基盤
そういえばこの基盤、いろいろ見ていたらおもしろい部分がありました。
GPU部分にはグリスがてんこ盛りされており、はみ出している量は割と多いように感じます。
安そうなグリスなので、ファンを組み込む際に塗り替え予定です。
VRAMには、Hynix製 H5GQ2H24MFR が用いられているようです。
表面のみの実装で12枚ありましたから、1枚あたり256MBです。
HD7970はフラッグシップなので全部埋まってます。素晴らしい！
電源コネクタは8pin＋6pinの構成ですが、基盤的には8pin＋8pinもできるようです。
ただ、HD7990は別基盤ですし、実際に使われたことはないんじゃないですかね？
まさに幻のランドなわけです。
■熱伝導シート
熱伝導シートは繊維っぽい感じのモノでした。粘着性は両面あります。
でも上からヒートシンクを押し付けるわけですし、粘着性は片面だけでよかったのでは・・・
ただ剥がしにくくなるだけの仕掛けと化していましたね・・・
なんかチーズっぽいし（笑）
熱伝導シート貼りなおすのめんどくさいから再利用する予定ですけど、
これって本来は貼りなおすべきモノですよね・・・
そもそもなぜグリスじゃないんでしょう？ いっそダイアモンドグリスにしちゃう？
良く考えたらこの寒い中、カチカチグリスとベットリシートを剥がすのって、
半導体ごとすっぽぬく可能性があって危険でしたね・・・
シリコンやハンダを破壊するほどの怪力がなくて助かりました（笑）
そういえば、クーラーのファン直下に一直線の謎シート（グレー）がありましたが、
これはどうやらこの部品にあたっているようでした。↓
んーなんでしょう？ 私は電気部品はさっぱりです。
4本足っぽいですが・・・
