SDシリーズ紹介

今回は生活に広く浸透している規格「SD」「MiniSD」「MicroSD」の3つを紹介します。

今回はコメントなしです。・・・これじゃ紹介じゃないような・・・まあいいか。

 

 

 ・ SD(エス・ディー)とは

小型軽量のFlashMemoryカード。MiniSDやMicroSDより大きい。

またMiniSDやMicroSDにはないLock機構が設けられている。

SDにも3つの規格があり、数十MBのものから2GBまでのものがSD、

2GBより多く32GBまでのものがSDHC、32GBより多いものがSDXCとなっている。

 

 ・ MiniSD(ミニ・エス・ディー)とは

小型軽量のFlashMemoryカード。SDより大きくMicroSDより小さい。

MiniSDとMiniSDHCがある。違いはSDとSDHCの違いと同じ。

なおSDやMicroSDと違い32GBより大きいタイプは存在しない。

さらに小型のMicroSDが発売されたため最近は寂れ気味。

 

 ・ MicroSD(マイクロ・エス・ディー)とは

小型軽量のFlashMemoryカード。SD系では最も小さい。

SDと同じくMicroSD、HC、XCの3タイプがある。

違いはSD、SDHC、SDXCと同じ。

 

 

 

 

←SDカード。

Canon製16MB

 

 

←MiniSDカード。

SanDisc製128MB

 

←MicroSDHCカード。

台湾製8000MB

 

 

 

【豆知識：SD、SDHC、SDXCの容量以外の違い】

容量によって規格が違うのはフォーマットの種類が異なるからです。

SDが2GBまでなのは使用されている「FAT」の最大容量が2GBだから、

SDHCが32GBまでなのは使用されている「FAT32」の最大容量が32GBまでだから、

SDXCが32GBより多くできるのは「exFAT」を使っているから。

規格によってフォーマットが違うため一部機器ではSDHCやSDXCに非対応だったりします。

 

【豆知識：MSDアダプターの注意点】

MicroSDをMemoryStickDuoに変換するアダプターが市販されていますが、

MicroSDとMSDのCPRM(著作権保護)には互換性がないため

一部のデータは保存できなかったりする恐れがあるそうです。

 

【豆知識：値段について】

基本的にFlashMemoryの値段は容量によって決まります。

4GB未満は値段と容量があまり比例しませんが、

4GB以上になると容量と値段が比例します。

なので4GBを2枚買うのと8GBを1枚買うのとではほとんど値段の差がありません。