退屈なときに金を持つと使いたくなる悪癖です。
RAID0は高速化+大容量化を望むことができるRAIDですが
構成するHDDが1台でも破壊されればシステムが完全に破壊されます。
そのためバックアップとしてRAID1を組み合わせようと思いましたが
システムの高コスト化が懸念され、さらにWindows搭載機能では無理そうだったので廃案、
代わりにバックアップソフトによるバックアップをつけます。
容量の使用効率は低下しますが信頼性は大きく向上します。
■構成
○RAID Team1 @ RAID0+Backup
・ WesternDigital WD400EB-00CPF0 【40GB/5400rpm】
・ WesternDigital WD400EB-11CPF0 【40GB/5400rpm】
・ Maxtor 94610U6 【40GB/5400rpm】
・ 新規購入中古品 【40GB】
・ HGST DeskStar 7K250 【Backup】
■必要なもの
・ AREA SD-ATA133-680
・ 3.5inch40GB中古HDD(アプライドが販売中)
・ SanwaSupply TK-419 (×2)
■拡張キット
・ AREA SD-PECPCiRi
・ AREA SD-ATA133-680
・ CoolerMaster STB-3T4-E3-GP
・ Ainex CFZ-120GL
・ SilverStone SST-ST45SF-G
・ SanwaSupply TK-PWSATA4-01
そのためコストパフォーマンスが向上、費用の負担を軽減しました。
なお強化キットはこの組み合わせで動くかどうか自体未検証です。
しかし成功すれば大規模なRAID設備を外部に設置・維持することが可能になります。
まあ上手くいった場合の話ですが・・・
あまり資金も必要ないしアプライドネットのポイントもあるので早速実行しようかな。
拡張ボードはAmazon任せなので資金不足で注文できませんが
すぐに発送してくれるので今のうちにHDDとケーブルを注文して待つというのが良いか。
○今回のRAIDについて
今回の「RAID0+Backup」はバックアップを取るという特性により
「RAID0用HDD増設に合わせてバックアップ用HDDも増設しないと実質的には容量が増えない」
というRAID1+0やRAID0+1と同じ特性を引き継いでしまっています。
つまりコストパフォーマンス的にはRAID1+0と同じでRAID0やRAID5より下です。
ただし今回のRAID0+BackupはRAID0+1やRAID1+0と違い、
バックアップ用HDDとの速度差による転送速度変化がないため
低速・単体のHDDをバックアップとして使用しても問題ありません。
また信頼性としては「RAID0用HDDとバックアップ用HDDの両方が破壊されないとデータは損失しない」
ということで2台で構成されたRAID1と同等になります。
ただしRAID0を使うため故障する確率はRAID0+Buckupの方が上です。