UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

『Philips S5568/50』 ◇ペン立てシェーバー

一応美容グッズなのでちょっと恥ずかしいんですが・・・(ポッ)


Philips Shaver series 5000 S5586/50



ソフマップ(通販)にて、2022,09,01注文・発送⇒2022,09,03受取。
本体14,090円+送料無料。新品。

フィリップス製の回転式シェーバー。「Series 5000」というグレードに属するモデル。
「スティールプレシジョン刃」の採用やポップアップトリマーの装備など下位グレードに比べて高性能。
S5586/50には「クイッククリーンポッド」なる専用の洗浄機が付属している。*1


シェーバーには大きく分けて往復式と回転式がありますが、私は回転式一択でやってます。
フィリップス製品は前回(2018年)購入したS5050/05が初めてでしたが、かなり気に入ってました。
しかし、先日S5050/05君のバッテリーがそろそろヤバげな挙動を示しだした *2 ので、
この機会に同じフィリップス製品の中から、もう少し高めのものを買ってみようと思ったわけです。

候補はいくつかありましたが、S5568/50にした理由としては・・・
  ・ お値段がそこまで高くもない
  ・ リチウムイオンバッテリーで継ぎ足し充電できる *3
  ・ 充電残量が3段階で分かりやすい
  ・ スティールプレシジョン刃採用
  ・ クイッククリーンポッドが気になる

これらの理由からS5586/50に決めて、値段やポイント還元のオトクなソフマップで買うことにしました。
ソフマップはよくHDDを注文するリコレとポイント制度が共通なので、私には恩恵がデカめです。



主な中身はこちら↓



シェーバー本体、充電器、クイッククリーンポッド、洗浄液。
写真に写ってないものとして、ポーチ、取扱説明書、保証書があります。(まあ使わないね)
なお、このシェーバーにはヘッド部分の保護カバーが付属しません。正直付けてほしかったんですが・・・。

実際に使用する際は右の写真ような状態になります。まるで巨大なペン立てだ!
クイッククリーンポッド使用後は「そのまま乾かせ」と書いてあったのでおそらくこれで合ってるでしょう。
なお、充電中は使用できないので充電と洗浄は別々に行う必要があります。

充電器はNi-MHバッテリー採用機種のものと見た目がかなり似ていますが、
出力電圧が15Vとなっており互換性はないようです。(SS5050/05はNi-MH採用で電圧8Vだった)



で、私が一番気になっていたのはクイッククリーンポッド。


  ・ 左 : 組み立てたところ。
  ・ 右 : 分解時。洗浄液を取り換える際にはこのように分解する。

回転式シェーバーはとにかく洗うのが面倒で、そこだけがネックだと感じていました。
例えるなら「カートリッジ式になってないリボルバーのリロード」みたいな手順が必要です。(謎)
フィリップス製品はたいてい刃が3枚付いてるので3倍手間がかかる・・・ということです。

このポッドには電源も必要なく、見た目はただのプラスティックのタルという感じで、
いったいどうやって洗浄するのだろうかと思っていましたが、少し触ってみたら分かりました。

まず、このポッドの中央部には突起があり、シェーバーのヘッド中央部には凹みがあります。



どうやらこの突起が凹みとかみ合うことで、ポッド内部のスクリューを回せるようです。
シェーバーを空転させてみると、中央の凹み部分が刃と一緒に回転していました。

で、そのスクリューというのがコレ↓



このフタの部分、タピオカ用ストローのような部分の先端にスクリューが付いています。
先ほどの突起を手で回すとスクリューが回ります。つまりアレはスクリューのシャフトなんですね。
スクリューで吸い上げた洗浄液は、パイプのような部分を通ってシェーバーの刃の部分に噴射され、
その後は傾斜によって再びポッドの中へ流れていく仕組みになっているようです。

それほど複雑な仕組みではないようですが、ポッドにモーターがないため給電不要で、
シェーバー自体のモーターを生かせる理にかなった設計であると思います。


なお、クイッククリーンポッドの洗浄液は専用のカートリッジ「CC13/51」を使うようにと書いてあります。
使用頻度によって交換の目安は違うものの、最大3か月使用できるそうです。
Amazonでは3個セットで2,000円ほど。およそ222円/月。そこまで高くもない・・・はず。

成分は以下の通り。
  ・ 陰イオン界面活性剤(5%未満)
  ・ 2-フェノキシエタノール
  ・ エチルヘキシルグリセリン
  ・ 香料

ただの薄めた洗剤だろ?
界面活性剤は言うまでもなく洗剤ですが、フェノキシエタノールとエチルヘキシルグリセリン
化粧品等に使われる殺菌・防腐剤だそうです。ありがたい成分配合の秘伝のタレである模様。
まあ真面目に買いましょう・・・。



やっぱり気になるので風呂場で(未使用なのに)洗ってみました。
ホワイトバランスの設定ミスと薄暗い照明のおかげで写真に少しアレな部分があるかもしれませんが・・・。
(WBはRAW現像時に「白色蛍光灯」に変更、どの写真も暗かったので明るさを+1.00~1.67で増幅。)



まずはクイッククリーンポッドにカートリッジを取り付けます。
・・・が、カートリッジのフタが手順通りに開けられない。どうやっても表面のフィルムが剥げてオシマイだ・・・。
結局フタのフチの部分からめくって剝がしました。唐辛子の中蓋みたいにイヤなつくりでした。
フィリップスはブルガリアヨーグルトのフタを研究する必要があります。

カートリッジのフタを剥がしたら、右の写真のようにポッド内部に入れて、最後にポッドのフタを閉めます。
なおカートリッジ中央部には取っ手が付いていますが、ここだけ持つと転覆する(=中身がドバーッ)ので、
片方の手で取っ手をつまみ、もう一方の手もカートリッジに添えながらセットしましょう。


そしていよいよ洗浄開始。


  ↑ 洗浄中はランプが点灯する。洗浄が終了すると消灯する。

ポッドにシェーバーを立てて電源をONにすると、数秒後に自動で洗浄モードへ切り替わりました。
ずっと回転し続けるわけではなく、回転と停止を自動的に繰り返してくれます。すごいハイテク。
洗浄が完了するとシェーバーは自動的に電源OFFになりました。えらい!
これが”歯みがき”ならぬ”刃みがき”か・・・(←は?)


洗浄直後のポッドを覗いてみると・・・



何やら泡が付着していました。よく洗えた証拠なのでしょうか?
この泡はポッドの中へ流れて戻っていきますが、完全に流れ落ちるには10分以上かかるようでした。
まあシェーバーを乾かすためにも放置しないといけないので問題はないでしょう。

なお、洗浄液にはレモンの香料が入っているため、カートリッジ開封後はレモンのにおいがします。
気になるほど強くはないと思いますが、洗浄液をこぼさないように注意しましょう。
カートリッジの入ったポッドは傾けすぎると中身がこぼれます。

それから、洗浄中は少しですがしぶきが飛ぶことがあるようなので、
電子機器や濡らしてはいけないものの近くではやらないようにしましょう。(洗面台にGO)



と、いうことでオジサンのヒゲ剃りのお話でした。


  ・ 左 : S5050/05
  ・ 右 : S5586/50

手に取った時から思ってましたが、S5586/50はS5050/05に比べて直線的で大柄です。
S5050/05の独特の青を基調としたクビレボディ、芸術的だし実用的でした。

剃り心地等についてはまだ使い始めたばかりなのでレビューはナシにします。
というかこれ、そこそこ値段したのでイヤでも使わなきゃダメですね・・・。
S5050/05と同じく4年は相棒をやってもらいましょう。

一応すこーしだけ書き残しておくと、S5050/05に比べて深剃り気味だと思います。
荒れはしませんでしたが肌への負担も気になるところ。まあ刃が馴染んでないからっていうのもありそうですが。
そして「SkinIQ」(ヒゲ密度感知システム)は回転数を一定に維持してくれる機能であるようです。
ヒゲの密林地帯に行ったときも回転数の変化が少なくなります。(ヘリコプターの調速機みたいな)


というかね、実は昔、往復式のシェーバーをお父さんの勧めで買ったんですよ。
でもこれが安物だからか肌への負担がデカすぎて・・・。金属アレルギーなんじゃないかってくらい金属負けしまして。
それ以来、(フィリップス製に限らず)回転式シェーバーだけをチョイスするようにしてきたわけです。
なので実は人生初シェーバーは往復式です。もう二度と買わないけど・・・。





■撮影機材
Canon EOS 10D + SIGMA 18-50mm DC OS HSM
Canon EOS 5DCanon EF50mm F1.8 II
EOS10DでISO200・F5.6・SS1/5にして撮ったらややアンダーだったのでDPP4で明るさを+0.33して現像。
オーバー気味になるとダンボールが白飛びしたようになるのでアンダー気味にしてましたが、
今後はSS1/4で撮ったほうがいい気がしました。EOS5DはISO640・F5.6・SS1/15(SS1/13でもよかったかも)。
そして一部のEOS5Dの写真にはクローズアップレンズNo.1を使用しています。画質の変化は不明。

*1:近い型番の「S5588/25」などには付属しない。また同じS5586/50なのに付属しないっぽいもの(ヤマダ電機)もあった。購入時には要注意。

*2:充電がすぐ切れるし、充電の頻度も高くなっていた。つまり充電できる容量が減っていた。

*3:なぜか公式ページやマニュアルには「ニッケル水素電池」と書かれているが、実際に届いたS5586/50を確認すると背面に「リチウムイオン」とはっきり書いてあった。