コクサイガスセミオート ストック組み立て
コクサイ・M16A1ガスセミオート の分解・組み立てで一番悩んだのがストック部分です。
外からは見えないんですが、内部にエアチューブが2本通っていて、
しかもこれがバッファーチューブに繋がっているので少々分かりにくいです。
ではスタート。
特に異常はなかったんですが、とりあえずワンタッチ継手を更新します。
左がストレート、右がエルボ、ともにPT1/8(R1/8)ネジです。
今回はPISCO・PC6-01とPISCO・PL6-01Mを使ってみました。
エルボはもうちょっと背が高くても良かったですね・・・
シール材は標準で塗布されているので追加で何かつける必要はありませんでした。
テーパーネジの場合、一般的にはシールテープや液体状のものを使います。
バッファーチューブ、バットプレート(ガスタンク付)、エアチューブ を接続します。
ストックリングはここで外しておきます。
エアチューブはエンジン・気化室間を150mm、気化室・ガスタンク間を100mmとしてみました。
( ※エンジン・気化室間はもうちょっと短くても良いかもしれません )
純正パーツは劣化してボロボロになってたので張り替えています。
新しいホースはとりあえずの6mmポリウレタンチューブ、色はクリア(透明)です。
ワンタッチ継手次第では4mmや8mmに変更することもできるでしょう。
あんまり太いとストック内で引っかかる恐れがありますが・・・
なお、ガスタンクはバットプレート内側から、プラスネジ2点で固定されています。
半透明のプラスティック製で、説明書によると確か150mlの大容量ガスタンクだそうです。
わざわざ気化室のワンタッチ継手が片方エルボだったり、配管がクロスしているのも、
この大容量ガスタンクをストックに収めるためなんでしょうね。継戦能力はかなりのものです。
先ほど組み立てた部品一式をストックに入れ、ストック一式をロアレシーバーに取り付けます。
手順としては、
① 先ほど組み立てた部品一式をストックに収め、バッファーチューブ部分を可能な限り前方へ突出させる
② ストックリングをバッファーチューブに深く取り付ける
③ ストックを掴み、ストックごと回転させてロアレシーバーに結合させる
④ 適正な位置(後述)で結合したら、ストックリングをレシーバー側へ回して固定する
⑤ ストックのロアレシーバー側にある突起が嵌合するように注意しながら、ストックを叩き込む
⑥ リアスリングスイベルをストックに嵌め込む (※まだ固定されていないので下に向けると取れます)
⑦ バットプレートの2本のネジを留めて完成
上記①の”可能な限り突出”というのは、2枚目の写真くらい突出でOKです。
後ろから指で押せばこれくらい出てきます。エアチューブがストック内部に引っ掛からないよう注意。
バットプレートのネジは上に短いものを、下に長いものを使います。
バットプレート上側のネジは必ず最後に取り付けます。
でないとバッファーチューブが十分に前進できません。
また、バッファーチューブ結合後にストックを前進させる際には
ゴムハンマーを使用すると簡単に作業できます。が、間違ってストックを叩き割らないように注意しましょう。
なお、実銃のようにバッファーチューブを先に取り付けるのは不可能でした。
バッファーチューブの後部が少し太くなっていて、ストックを後ろから装着できないようです。
それに、ストックをあとから付ける場合、バットプレートもあとから付けることになりますが、
この場合はエアチューブが少なくとも200mmほど必要になります。
しかし、エアチューブはストック内部で曲げるには硬すぎ、どうしても折れ曲がってしまいます。
もっと柔らかいエアチューブを使えばどうか分かりませんが、とりあえず6mmポリウレタンではダメでした。
この個体は中古品で、購入時点でレシーバー等に再塗装が施されていました。
雲母入り?ラメ入り?のグレーカラーでキレイです。本来はストックと同じくらい黒いレシーバーのようです。
個人的にはこのくらいのツートンカラーの方がイメージに近いし、カッコイイと思うんですけどね。
あんまり黒いとHK416みたいになっちゃうし・・・
”適正な位置”ということで、一応この位置までバッファーチューブを前進させています。
完全に回しきった状態から1回転戻しています。勘でやってるので合ってるのか分かりません。
実銃やWAM4なら、リコイルバッファーのストッパーに当たる手前で~とかあるんですが、
このモデルの場合は何もないので分かりませんね。
■注意■
チャンバーを嵌める段階になって、写真の状態は前進させすぎであると分かりました。
もう1~2回転ほど後退させた位置にしないとチャンバーが入りませんのでご注意ください。
■注意ここまで■
なお、このバッファーチューブもストックも角が立っている部分があるので、
手を切らないよう注意して作業しましょう。私はストックを手で叩いたところ薬指を負傷しました。
○撮影機材
・ 富士フイルム FinePix S1 Pro
・ SIGMA ZOOM AF 28-80mmD F/3.5-5.6 Ⅱ MACRO
今回もEV+1.0で撮りました。一部ピントが甘いものもありますがおおよそOKな出来でした。
最後の写真はフラッシュ+F32です。GIMPの自動調整⇒ホワイトバランスで補正済み。
■コクサイガスセミオート 組み立てシリーズ
① コクサイガスセミオート エンジン組み立て
② コクサイガスセミオート ストック組み立て
③ コクサイガスセミオート レシーバー組み立て・完成
④ コクサイガスセミオート バレル周り組み立て
・ 継手作り ⇒ コクサイガスセミオートのワンタッチ継手を作る
外からは見えないんですが、内部にエアチューブが2本通っていて、
しかもこれがバッファーチューブに繋がっているので少々分かりにくいです。
ではスタート。
特に異常はなかったんですが、とりあえずワンタッチ継手を更新します。
左がストレート、右がエルボ、ともにPT1/8(R1/8)ネジです。
今回はPISCO・PC6-01とPISCO・PL6-01Mを使ってみました。
エルボはもうちょっと背が高くても良かったですね・・・
シール材は標準で塗布されているので追加で何かつける必要はありませんでした。
テーパーネジの場合、一般的にはシールテープや液体状のものを使います。
バッファーチューブ、バットプレート(ガスタンク付)、エアチューブ を接続します。
ストックリングはここで外しておきます。
エアチューブはエンジン・気化室間を150mm、気化室・ガスタンク間を100mmとしてみました。
( ※エンジン・気化室間はもうちょっと短くても良いかもしれません )
純正パーツは劣化してボロボロになってたので張り替えています。
新しいホースはとりあえずの6mmポリウレタンチューブ、色はクリア(透明)です。
ワンタッチ継手次第では4mmや8mmに変更することもできるでしょう。
あんまり太いとストック内で引っかかる恐れがありますが・・・
なお、ガスタンクはバットプレート内側から、プラスネジ2点で固定されています。
半透明のプラスティック製で、説明書によると確か150mlの大容量ガスタンクだそうです。
わざわざ気化室のワンタッチ継手が片方エルボだったり、配管がクロスしているのも、
この大容量ガスタンクをストックに収めるためなんでしょうね。継戦能力はかなりのものです。
先ほど組み立てた部品一式をストックに入れ、ストック一式をロアレシーバーに取り付けます。
手順としては、
① 先ほど組み立てた部品一式をストックに収め、バッファーチューブ部分を可能な限り前方へ突出させる
② ストックリングをバッファーチューブに深く取り付ける
③ ストックを掴み、ストックごと回転させてロアレシーバーに結合させる
④ 適正な位置(後述)で結合したら、ストックリングをレシーバー側へ回して固定する
⑤ ストックのロアレシーバー側にある突起が嵌合するように注意しながら、ストックを叩き込む
⑥ リアスリングスイベルをストックに嵌め込む (※まだ固定されていないので下に向けると取れます)
⑦ バットプレートの2本のネジを留めて完成
上記①の”可能な限り突出”というのは、2枚目の写真くらい突出でOKです。
後ろから指で押せばこれくらい出てきます。エアチューブがストック内部に引っ掛からないよう注意。
バットプレートのネジは上に短いものを、下に長いものを使います。
バットプレート上側のネジは必ず最後に取り付けます。
でないとバッファーチューブが十分に前進できません。
また、バッファーチューブ結合後にストックを前進させる際には
ゴムハンマーを使用すると簡単に作業できます。が、間違ってストックを叩き割らないように注意しましょう。
なお、実銃のようにバッファーチューブを先に取り付けるのは不可能でした。
バッファーチューブの後部が少し太くなっていて、ストックを後ろから装着できないようです。
それに、ストックをあとから付ける場合、バットプレートもあとから付けることになりますが、
この場合はエアチューブが少なくとも200mmほど必要になります。
しかし、エアチューブはストック内部で曲げるには硬すぎ、どうしても折れ曲がってしまいます。
もっと柔らかいエアチューブを使えばどうか分かりませんが、とりあえず6mmポリウレタンではダメでした。
この個体は中古品で、購入時点でレシーバー等に再塗装が施されていました。
雲母入り?ラメ入り?のグレーカラーでキレイです。本来はストックと同じくらい黒いレシーバーのようです。
個人的にはこのくらいのツートンカラーの方がイメージに近いし、カッコイイと思うんですけどね。
あんまり黒いとHK416みたいになっちゃうし・・・
”適正な位置”ということで、一応この位置までバッファーチューブを前進させています。
完全に回しきった状態から1回転戻しています。勘でやってるので合ってるのか分かりません。
実銃やWAM4なら、リコイルバッファーのストッパーに当たる手前で~とかあるんですが、
このモデルの場合は何もないので分かりませんね。
■注意■
チャンバーを嵌める段階になって、写真の状態は前進させすぎであると分かりました。
もう1~2回転ほど後退させた位置にしないとチャンバーが入りませんのでご注意ください。
■注意ここまで■
なお、このバッファーチューブもストックも角が立っている部分があるので、
手を切らないよう注意して作業しましょう。私はストックを手で叩いたところ薬指を負傷しました。
○撮影機材
・ 富士フイルム FinePix S1 Pro
・ SIGMA ZOOM AF 28-80mmD F/3.5-5.6 Ⅱ MACRO
今回もEV+1.0で撮りました。一部ピントが甘いものもありますがおおよそOKな出来でした。
最後の写真はフラッシュ+F32です。GIMPの自動調整⇒ホワイトバランスで補正済み。
■コクサイガスセミオート 組み立てシリーズ
① コクサイガスセミオート エンジン組み立て
② コクサイガスセミオート ストック組み立て
③ コクサイガスセミオート レシーバー組み立て・完成
④ コクサイガスセミオート バレル周り組み立て
・ 継手作り ⇒ コクサイガスセミオートのワンタッチ継手を作る