x264のno-dct-decimateに関する調査中に「PCMマクロブロック」なるものを偶然発見しました。
このPCMマクロブロックは通常のDCTを用いるマクロブロックと違い、
圧縮をかけずに(=DCTを用いずに)PCM(無圧縮)で保存されたマクロブロックだそうです。
非常に指定QPが小さいなど、DCTを用いるとPCM以上にビットを消費する場合に用いられるそうです。
ただし私が実験した限りでは最も多くPCMを用いるCQP=1でも割合は10%未満でした。
なおCQP=0ではなぜか用いられません。
とりあえず変換ログの一部を撮ってきました。
赤 : PCMマクロブロック