ABRとあんまり変わらなくね・・・
VBRの方が高圧縮になるかなーと淡い期待を抱いてましたが・・・
やはり音楽に適応するためには32kHzでも100~128kbpsは必要で
これより小さいと部分的な歪みの影響が十分に認知できるようになります。
今回の実験でいくつか分かったことがあります。
「品質」は圧縮率にあまり関係しないということです。
正直、VBR品質ってなんなのかなーと思ってましたが・・・
VBRではかなり重要な役割を果たすようなので注意が必要です。
今回の実験には「LameIvyFrontendEncoder」というソフトを使いました。
MTRHの有効化、VBR範囲の指定、品質関連の設定が可能です。
簡便ではありませんが詳細です。
「品質」は「エンコード速度」になっています。
XMediaRecode側の名前より分かりやすいですね・・・
で、今回作った変換設定の中でおそらく最も出来のいいものは・・・
■LameVBR-MEL5.32
サンプルレートを32kHzにして高音を削り、
圧縮率(ビットレート音質)を高めにしてサイズを抑えます。
またプリセット「MEDIUM」は歪みをある程度は緩和してくれます。
ジョイントステレオを使用しているので効率も上がってます。
手持ちのLinearPCMはこの設定で100~120kbpsの枠内に収まりました。
もちろんファイルサイズは肥大化しますが・・・