UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

RAID実験計画 規模拡大と転送速度

RAID0は大規模化すればするほど早くなる。
しかしSATAIDEの増設には拡張スロットを消費するため
SATAIDEによる接続のままHDDを使用する場合は限度がある。
  ・ なおこの問題はSATAIDEUSB3.0などに変換することで回避できる。
   また機器は限られるがeSATAポートマルチプライヤーでも対処が可能。
 
しかしこの回避策にも問題がある。
確かにUSB3.0コネクタなどは大量に増設が可能ではあるが帯域は増えない。
例えばPCIe2.0 x1にD720201(4Port増設)×4搭載カードをつけるとする。
するとUSB3.0は【4Port×4Chip(-1Port×3連)=13port】となる。
しかし帯域幅は【5Gbps(USB3.0)×13Port=65Gbps】にはならず、
PCIeの帯域である【5Gbps(PCIe2.0)×1レーン】のまま。
つまり全てのHDDに均等な負荷がかかった場合にはそれぞれ400Mbps程度しか出ない。
  ・ なおこの帯域不足による低速化は高速HDDや高速SSDRAIDした場合に顕著だが
   低速HDDをRAIDした場合にはあまり目立たないと思われる。
     ・ 対策としてはより長いレーン数のPCIe(x4など)を用いるカードの使用や
      同じ機能を持ったカードを数枚使用して負荷を分散させるなどがある。
 
 
 
現在はより効率的なRAID環境を思考中。
計画は修正されながらゆっくり熟成していくのです。