今回新たに 「Thanko HDMVC4UC」 を自作PCに導入しました。
このHDMVC4UCは4ポートのHDMI入力端子を備えるキャプチャボードで
搭載チップは 「TridentSystemElectronics SAA7160」 、付属ソフトは 「ArcSoft ShowBiz」 。
接続はPCI Express x1、60Hz対応解像度は1080iまで。1080pは30Hzのみの対応になってます。
MP4とMOVはおそらく拡張子が違うだけですが、MP2はフォーマットもビットレートも異なります。
で、実際に組み込んでみたところは・・・
GA-990FXA-UD3 rev.3.0の一番上にある拡張スロットに取り付けました。端子形状はPCI Express x1です。
端子からブラケットまでの長さがケースとちょっとだけ合ってないので微妙に斜めに留まってます。
今のところ問題なく使えてはいます。
で、使用感ですが・・・
良好ですね。
良い点と悪い点をまとめると・・・
■良い点
・ 7,000円台でHDMIキャプチャ&ソフト付きの安さ
・ 映像の遅延が小さい
■悪い点
・ 頻度は数時間に一回あるかないかというくらい低いが映像が0.5~1秒ほど砂嵐になることがある
・ まれに1~2秒間だけ「プツプツ」という雑音が入ることがある
(※ただし録画した映像には雑音なし)
・ リアルタイムでは音声に若干の遅延があり、BF3での発砲時などに違和感がある
(※ただし録画した映像には遅延なし)
・ 1080i 60Hzの映像に違和感がある (※720p 60Hzなどには違和感なし)
・ 両端に数ピクセルの黒い帯が入る
・ 入力ポートを手動で切り替えることができない
・ 基板からブラケットまでの長さが合わなかった・・・
悪い点をいろいろ書いてますがそれでも良いものだと思います。
もちろん2~3万円の高品質なハードウェアエンコード方式1080p 60Hz対応品なんかには
勝てそうにありませんが、この製品は7,000円台ですからねぇ・・・
ちなみにこの製品、パッケージ裏の簡単な説明には「ハードウェア処理でスムーズに」と書いてあります。
本当かどうかは知りませんが・・・
思ってたより普通に家電量販店とかに売ってそうなパッケージでした。
パッケージの画像がなかったのでもしかして玄人志向みたいな箱でくるのかと思ってましたが・・・
なかなか質素で私は好きです。
ちなみにこのボード、地味に光るようです。
何のLEDなのかは不明です・・・
品質80%は画質を品質95%からあまり落とすことなくサイズを1/3程度にできます。
なので同じ枚数であればより高解像度に、同じ解像度であればより多く、掲載できます。