Sound!
「音声ファイル」について学んできました。
まず自然に存在する音声(鳴き声、話し声など)とはアナログデータであり、
これをデジタルデータとして記録する場合には標本化および量子化を行う必要がある。
音声の標本化および量子化は一定間隔(Hz)で音の大きさ(dB)を測ることで可能である。
この標本化の間隔をサンプリングレートといい、現在普及しているAudioCD(CD-DA)では最大44.1kHz、
DVDオーディオでは最大192kHzとなっている。
また音の大きさを表す段階はビット数とダイナミックレンジで決まり、
ダイナミックレンジはCD-DAで96dBと言われているが実際にどの程度出るかは再生環境にもよる。
なお、サンプリングレートの半分であるナイキスト周波数よりも周波数の高い音は
再生時にナイキスト周波数を超えた周波数だけ低い周波数で再現されてしまうため
収録時に存在しなかった音、すなわちノイズとなる。これを折り返し雑音という。
これは収録時にフィルターなどでナイキスト周波数以上の音を取り除くことで回避できる。
そのためサンプリングレートが高いほどより多くの音を再現できるといえるが
あまりに高いとデータが肥大化し、再生機材が高価になってしまう。
そしてその割には人間の可聴域(20Hz~20kHz程度)の影響で大して良く感じない可能性がある。
・・・と、まあこんなところですかね。
大雑把な表現にしたりしてファイルサイズを抑えているらしいです。
なので適切なビットレートがあれば劣化が感じにくい高圧縮率ファイルが作れるわけです。
ただし可聴域外の音も感覚に影響を与えているという説もあるらしいので
もしかすると20kHz以上の音が出る方が良いと感じるかもしれません。
でもプラセボ効果の可能性もあるのでこれは個人の好みや感覚の差としか言いようがないです。
そもそも人間の聴力は人それぞれですし・・・