UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

AMD化計画 思考中・・・

AMD化について新情報を交えながら思考中・・・
今回は導入予定の990FXA-GD65マザーボードについて。
 
 
このマザーボードには990FXとSB950チップセットが搭載されており、
990FXがノース、SB950がサウスブリッジを担っています。
CPUと990FX間はHyperTransport3.0(20.8GB/s)、
990FXとSB950間はA-Link ExpressⅢ(2GB/s)で接続されています。
 
この接続に注意が必要です。
DRAMとPCIe x16以外のインターフェースはSB950によって実装されているため
USBやSATAなどの通信の帯域幅は合計2GB/sが上限となります。
DMA通信でもCPUに接続されているDRAMへアクセスする必要があるため同じです。
 
Intel側のZ77などは既にノースブリッジがなくなっていて
サウスブリッジ(厳密にはPCH)(=Z77チップセットなど)とCPUはDMIで接続されています。
このDMIはAMDでいうHyperTransportに匹敵するので
インターフェース類のボトルネックになることはほぼありません。
 
つまり・・・高速なコネクタ(SATAⅢなど)を高速デバイスでガチガチに固めても
帯域幅の制限で同時使用に関しては少々Intelより遅くなる可能性があるのです。
ここばっかりはA-Link ExpressⅣの登場かノースブリッジの消滅がない限りどうにも・・・
 
 
※ただしPCIe x1はダイアグラムによるとノースブリッジ接続でも
 サウスブリッジ接続でも実装できるのでどっちに繋がってるのか分かりません。
 もしノース側であればSATANICがA-Link ExpressⅢの帯域を食い尽くしても
 ほとんど影響を受けることなく高い転送速度を発揮することができます。
 
 
それとSB950はUSB3.0非対応なのでここもちょっと注意。
MB上にUSB3.0が実装されている場合は確実に追加チップによるものです。
990FXA-GD65の場合はNECのD720200を搭載してるみたいです。
最新型はD720202なので少し古めですね。少し遅いかも?