SATAポート代替案実験実行 2/2
こういう記事はすぐに画像アップロード制限に引っかかっちまうんだ・・・
■調べる
○S.M.A.R.T.情報取得
普通に取得できました。ちゃんと「インターフェース」が「USB(Serial ATA)」となっています。
そういえばCrystalDiskInfo ShizukuEditionは5.1.0から画像が変わったようですよ。
確か今のところShizukuEdition 5.1.0はBeta1~2、RC1~2まであって・・・
とりあえずどこかで変わった・・・と思う。
○ACアダプターなしでの動作
PC : 自作PC(作製中)
HDD : TravelStar 5K100
+12Vを必要としない2.5inchHDDなら+12V給電なくても動くのでは? ということでやってみました。
結果は右のベンチマークの通り。前編で紹介した+12V給電時とあまり変わりませんね。
とうやら+12Vはドライブが必要としなければなくても動くようです。
スペック表には「セルフパワー」と載っていたんですけどね。
○DCジャック
定規で測ってみたところ寸法は
【外径約5mm×内径約3mm×長さ約12mm】となっていました。
近いものとして「EIAJ RC5320A Type4」というものがありますね。
寸法は外径5.5mm×内径3.3mm×長さ9.5mm、電圧区分は10.5V~13.5Vとなっています。
少し寸法が違うような気がしますが・・・まあきっと誤差でしょう。
電極は中央が+、外側が-になっているようです。センタープラスってやつですね。
これは+/-をケーブルをどちらにつなぐかで決まるのでコネクタ選びの際には関係ないです。
このデータは「ペリフェラル4pin⇒DCジャック 自作ケーブル」作製に使います。
■SATAポート代替案の成功・失敗
結果は・・・半成功です。
○SATAポート代替案 【半成功】
・ SATAポートの代替 【半成功】
・ 「AREA 男の山脈」の調査 【成功】
また計画発表後に「AREA 男の山脈」の有用性・性能などの調査も目的の1つとされました。
今回の実験において「AREA 男の山脈」がどの程度の有用性を持ち、
どのような性能であるのかを把握することができたという点では成功です。
しかし本来の「SATAポートを代替する」という目的は失敗しているのです。
実は「AREA 男の山脈」は厚さこそ問題なく収まる程度でしたが
ACアダプターからのDCジャックがマザーボード固定版に干渉してしまい、
結局3.5inchシャドウベイに使用することができなかったのです。
設置した際の画像が2.5inchシャドウベイのものだったのはそのためです。
しかしこの最下部にある2.5inchシャドウベイに設置できたのでこちらも半成功としています。
これにより必要なSATAポート数が9ポート⇒8ポートへと減少し、
増設は2ポートのみで済ませられることになりました。
3ポート必要な場合は高価で低性能なPCI用増設ボード2枚が必要でしたが
2ポートのみの増設なら安価で高性能なPCI Express用増設ボード1枚で済みます。
ただしSATAポート代替案はこの「半失敗」により追加導入は中止になりました。
実験用に購入した「AREA 男の山脈」は実験用・SATAポート代替用として使用されます。