UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

オーディオ軍拡2022

DACを買うとヘッドホンを買いたくなる。
ヘッドホンを買うとDACを買いたくなる。



先日、中古のゲーミングノートPCをリコレで購入しましたが、この日はポイント5%還元の日だったため
およそ5,000円分のポイントが貯まった状態になっていました。(有効期限は最終利用から1年)
いつものことなら(常習性)HDD軍拡するところですが、在庫品に目ぼしいものはなく、
ここ数日は新たな入荷もなかったためスルーしていました。

が、ひょんなことからヘッドホンアンプの商品ページを開いてしまいました。


そこで見つけたのがコチラ↓

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「 Audiotrak PRODIGY CUBE 」 君。
リコレにて本体6,580円+送料550円。中古品。

発売から14年ほど経っているものの、”骨とう品”と呼ぶには十分すぎる性能があります。
24bit96kHz対応のUSB-DAC搭載で、出力はRCA/3.5mm/6.3mmのアンバランス。ボリュームはアナログ。
これだけだとフツーなDACですが、実は オペアンプ交換対応 という特徴があります。

実際に使ってみると、ノイズなくキッチリ仕事してくれるDACでした。(DACには重要なこと)
14年モノということで中身(コンデンサなど)が腐ってないか心配でしたが、異常はありませんでした。
オペアンプもOPA2134のままで改造はされていませんでした。
( まあちょっとジャックが酸化気味ではありましたが大丈夫でしょう )

そして細かなことですが、このDACは専用ドライバ不要です。(挿してすぐ使える)
後述のSPECTRAでめんどくさいことになったのでドライバ不要は結構ありがたいと思いました・・・。
ただし、デバイスはSPDIFとして検出されるので混乱しないように注意。



そしてPRODIGY君で気を良くした私が追加で買ったのがコチラ↓

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「 NextDrive SPECTRA USB Type-A EA2017-ABJU 」 君。愛称は<うまい棒>。
リコレにて本体3,680円+送料550円。中古品。

ESS製のアンプ内蔵DACを搭載した極小サイズのUSB-DAC
なんかやけに安い。それにアンプ内蔵という点や、カタログスペックの高性能ぶりが気になり買ってみました。
ダイナミックレンジ121dB、32bit384kHz対応。マジ卍ィー!
なお海外では同等品が70ドルくらいで売られている模様。

で、実際に使ってみると音質は良好でした。うまい棒が少し温められるので触ると軽く暖をとれます。
ただし、出力がとてつもなくハイパワーでWindows+ATH-WS1100なら音量1~6くらいが適正でした。
意外とハイインピーダンスヘッドホンが似合うかもしれません。(持ってないので要検証ですが)


しかし、問題はドライバソフトウェアです。
マニュアルには 「 http://jp.nextdrive.io/usermanual 」 から入手しろと書いてありますが、
このアドレスは2022年4月9日現在で リンク切れ です。(アクセスするとトップページに飛ばされます)
使い物にならないじゃないか(激昂)

と、思いましたが実はファイル自体はまだサーバー上に存在していて、ここからダウンロードできました↓
  ・ 「 https://download.nextdrive.io/spectra/SaviAudioBravoHDSwPkg_HsDriverASIOiAP_20161230_v2p7p0p1.zip

しかし、このドライバ、あるいは付属のソフトウェア(BRAVO-HD)はどうも調子が悪く、
音声を再生しようとするソフトウェアがクラッシュするという事故を多発させました。(Windows7 64bit)
音量ミキサーすらクラッシュする状況にはさすがに絶句、使うならAndroidiOSが良いでしょう。
ちなみにWindows以外はドライバ要らないそうです。ASIO要らないからWindowsでもそうしてくれ・・・(懇願)



そんなこんなで上等なアンプも手に入れオーディオ熱に浮かされた私は”アレ”を思い出します。

ヘッドホンも良いものが入荷してるかもしれないゾ

そこでこんなものを手に入れてしまいました↓

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audio-technica ATH-MSR7b GM 」 君。
リコレにて本体14,980円+送料550円。中古品。

毎日使っているATH-WS1100やMDR-1Aと近い価格帯の一台。(新品では 1A>MSR7b>WS1100 かな?)
ヘッドホンでは珍しい(?)A2DCコネクタの両出し仕様でバランス接続にも対応しています。
同社製のATH-WS1100は低音重視の「SOLID BASS」シリーズに属するのに対して、
ATH-MSR7bは高音重視(?)の「Sound Reality」シリーズに属しています。

数か月前に同サイトで売られてるところを見たような気がするんですが、何にせよ前から気になっていた一台です。
ガンメタリック(GM)カラーはすでに生産終了していることもあり、ここで買ってみることにしました。
発送のタイミングが悪く、通常2日で届くところが4日掛かって悶々としていました(マニア並感)


実際に(2日間ほど)使ってみると・・・ほうほうなるほど・・・という感じでした。
ATH-WS1100に比べてボーカルにフォーカスされているような感じがします。(中~高音重視?)
先日(またもや)完結しなかったアニメ『進撃の巨人』のED曲『悪魔の子』はかなり相性が良いようです。
たぶんですがボーカルが強い曲(?)で真価を発揮するのでしょう。

しかしその分だけ迫力は薄れる感じがあります。そこのところが良いか悪いか現在評価中。
なお、人の声が聞き取りやすい分テレビ視聴にも良い模様。

ただイヤーカップがあまり深くないので、ポテチをかじったりすると耳が擦れる可能性があります。
長時間の着用にも向かないでしょう。うーん総合的にはATH-WS1100の方が好きかも・・・?



アンプもヘッドホンも手に入れついに満足・・・と思いましたがそういえばもう一つ買いたいものが!

ということでこんなものを買ってしまいました↓

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SONY MDR-XB950BT 」 君。
eイヤホンにて本体5,190円+送料660円。中古品。

状態が良いものでも1万円くらいで買えますが、コチラは状態がイマイチなためお安く買えました。
私が長く愛用していたMDR-XB950のBluetooth対応モデルで、低音重視の「EXTRA BASS」シリーズの一台です。
同社製のMDR-1Aに比べてより低価格帯に位置するモデルですが、面白味のある良いシリーズです。
先代のMDR-XB950と違って、イヤーパッドやケーブルが交換可能になっているのも嬉しいポイント。

実際に使ってみ・・・ん?

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右側のイヤーパッドがおかしな向きになってる、ハッキリわかんだね。*1
前の使用者は何とも思わなかったんですかね・・・?(疑念)
ちょうど部品があったのでとりあえず交換しました。

一方、ヘッドバンドは思いのほか状態がマシ(数か所に数mm程度の破れがあるのみ)だったので、
今回は交換せず、上からカバーを被せてこれ以上劣化しないようにすることにしました。


で、実際に使ってみると・・・おっ懐かしのMDR-XB950サウンドが聴ける!
聴き比べてはいませんが、「BASS BOOST」がオフの状態で同等くらいじゃないかと思います。
アレをONにしちゃうとブワンブワンでカオスでした。まあそれでこそ「EXTRA BASS」でしょうけどね。
操作系統はMDR-XB950N1と共通ですが、フィードバックはアナウンス音声ではなくメロディーです。

ちなみにBluetoothで接続中に3.5mmにケーブルを接続すると電源が切れます。
これはまだアンプ等に繋いでいないケーブルでも起こるので、おそらくはスイッチが付いているのだろうと思います。
3.5mmからケーブルをぶら下げたままBluetooth接続・・・なんてことはできないので注意。(やろうとしてました)

後継のXB950N1はヘッドバンドもドライバーもだいぶアレだったのでマジでXB950BTが神に見えます・・・。



かくしてオーディオ軍拡は 最終フェーズ・バランス接続環境整備 へと・・・



できませんでした(小声)


バランス接続はおもしろそうなテーマではあるんですがケーブルが高すぎます。ボッタクリやろこれ・・・(焦燥)
共通インピーダンスがゼロなら特別な線材じゃなくても良いはずなんだよなぁ・・・(呆れ)
そのうえMDR-1AとATH-MSR7bは4芯ケーブル *2 なのでクロストーク軽減の恩恵が薄く、
逆にMDR-XB950BTとATH-WS1100はコネクタがアンバランス専用なのでバランス接続できません。

そんなこんなでアンバランス3.5mm&Bluetoothでのハイローミックスの軍備が完了したのでした。



■軍拡の様子
・ 2007年購入(?) : HORI ヘッドホンDS Lite HDL-23 (定価1,029円・購入金額不明) ・・・ イヤーフック型【死亡】
・ 2011年購入 : HORI フックタイプヘッドホン for PSP HPP-380 (1,380円) ・・・ イヤーフック型【死亡】
・ 2013年購入 : SONY EXTRA BASS MDR-XB400 (3,980円) ・・・ オンイヤー型【死亡】
・ 2015年購入 : SONY EXTRA BASS MDR-XB950 (6,480円) ・・・ アラウンドイヤー型・修理済み
・ 2018年購入 : SONY EXTRA BASS MDR-XB950N1 (15,000円) ・・・ アラウンドイヤー型 (※お蔵入り)
・ 2020年購入 : audio-technica SOLID BASS ATH-WS1100 (23,200円) ・・・ アラウンドイヤー型
・ 2021年購入 : audio-technica SOLID BASS ATH-CKS770X (6,267円) ・・・ カナル型
・ 2021年購入 : SONY MDR-1A (11,528円【中古】) ・・・ アラウンドイヤー型
・ 2021年購入 : SONY EXTRA BASS MDR-XB510AS (3,150円) ・・・ カナル型
・ 2022年購入 : audio-technica Sound Reality ATH-MSR7b (15,530円【中古】) ・・・ アラウンドイヤー型
・ 2022年購入 : SONY EXTRA BASS MDR-XB950BT (5,850円【中古】) ・・・ アラウンドイヤー型


ATH-WS1100以降、続々と強力な新戦力が投入されています。(カナル型はお出かけ用なので低価格品)
しかし、MDR-1A以降は中古品も積極採用中のため、お財布に優しい軍拡にシフトしています。
( 軍需品も中古で揃えることがあるんだよなぁ・・・遼寧?知らない子ですね )

もうワンランク上(5万円台)のヘッドホンにステップアップすれば更なる高音質が・・・!
と、思わなくもないんですが、さすがに高くて手が出しづらいため2万円台でまだまだウロウロする可能性が大です。
平面駆動型も安いものなら3万円程度で買えるそうなので、近い将来手に入れてしまうかもしれません。
AKGとか価格.comあたりでやけに人気のあるモロモロも試してみたいところです。

イヤホン軍拡もそのうちやると思いますが、コチラは安いもので揃える予定なのでパッとしないでしょう。
インナーイヤー型の安いやつがすでにAmazonカートに入ってたりしますが、購入ボタンはまだ押していません。





■撮影機材
Canon IXY DIGITAL 50
ATH-MSR7bで音楽聴いてると異様に眠くなるのはきっと心理作用・・・?
なお、ATH-MSR7bとMDR-XB950BTはしばらく聴き込んでから、また別の記事で取り上げたいと思います。

*1:取り付け方が悪いだけでイヤーパッド自体は正常である模様。

*2:左右チャンネルで別々のGND線を用いるケーブル。コネクタの根元で合流するため共通インピーダンスが非常に小さくなり、アンバランス接続でも左右チャンネル間のクロストークが小さく抑えられる。MDR-1Aの商品ページには実際にこの点が記載されている。