SSDを買う at 2021,10,23
R732/FもやっぱりSSDにしたいよねーということで。
毎日のようにリコレのHDD・SSD・マザーボードの新着商品をチェックしていた甲斐あって、
ちょうどいい感じのSSDがいくつも入荷しているところに出くわしました。(本当なら全部買いたいが・・・!)
240/256GB~480/512GBのSSDはなぜか新品だと容量単価が割高なんですよね。
で、当日は以下のような入荷がありました。(価格は2021,10,24時点)
・ Intel SSD 520 SSDSC2CW240A3 (240GB、本体2,728円) *1
・ Intel SSD 530 SSDSC2BW240A4K5 (240GB、本体3,278円) *2
・ Samsung 840PRO MZ-7PD256B/IT (256GB、本体3,278円) *3
・ Samsung 750EVO MZ-750250 (240GB、本体2,728円) *4
・ Crucial MX300 CT525MX300SSD1/JP (525GB、本体3,828円) *5
・ Seagate BarraCuda 120 SSD ZA500CM1A003 (500GB、本体6,028円) *6
Intelの530は520とほぼ同等のスペックで、省電力性能を高めたものだそうです。*7
Samsungの750EVOは分かりにくいですが、850シリーズと同世代の廉価版にあたるもので、
コントローラーが850世代でNANDが840世代・・・だったと思います。ちょっと出典を忘れてしまいましたが・・・[要出典]
SeagateはいくつかSSDを発売してますが、これは2019年発売の比較的新しいものだそうです。
で、いろいろと検討を重ねた結果、
Samsung 840PRO MZ-7PD256B/IT (256GB)
に決まりました。本体3,278円+送料550円。中古品(本体のみ)。
750EVOはそれほど安くもないしTLCなのでまずアウト。
Intelの2つはIOPSが思いのほか振るわないようなのでアウト。*8 *9
Crucialは安すぎて怖いのでアウト。*10
SeagateはST3000DM001の恨みがあるのでアウト。*11
まあ一番の理由は発売当時の840PROが高くて高くて憧れの存在だったから・・・というところなんですけどね。
私の記憶によれば、840/840PROはSSDが普及しだした頃の、比較的早い段階の製品だと思うんですが、
当時のSSDは6Gbps対応で明らかに超速い、そして128GBや256GBでも超高い、という状態でして、
私はまさに指をくわえて眺めていただけだったんですね。(回顧) *12
性能面でいえば、840PROはキャッシュ機能なしのMLCなので、キャッシュ機能付き *13 のTLCと違って速度が落ちず、
4KB(QD32)のリードは100,000IOPSもあるのでランダムアクセスにも強みがあります。
最近のM.2に比べると遅いとは思いますがR732/FにはSATAしかないので・・・。
今回、SSDに一番求めている性能は仮想メモリ使用時の快適性です。
HDDで仮想メモリをモリモリ使おうとすると地獄を見ますが、SSDの場合はまあ我慢できなくもない程度で収まります。
特にお絵かきソフトでキャンバスを大きく、レイヤーを多くした場合にはここが重要になるだろうと思います。
なので速度の落ちるTLCやIOPSに不安があるものはちょっと避けたかったのです。
いまだ何の成果もないお絵かきに初の成果をもたらすのはこのSSDに違いない・・・!
( 腕の悪さをマシンのせいにする初心者の鑑 )
ところで、同時にSandisk製の4TB品も入荷してました。
・ Sandisk Ultra 3D SSD SDSSDH3-4T00-J25 *14
4TBで30,778円(+送料)は割とマジでオトクと思いますが、持ち合わせがなかったので買いませんでした。
新品だとドスパラ通販で51,040円 *15 、割安なSamsung・QVOでも4TBなら39,980円 *16 でした。(2021,10,24時点)
しかし大容量のSSDを買うか、小容量のSSDとポータブルHDDを組み合わせて使うかは微妙なところです。
あとはQLCをどう思うか、でしょうか・・・。(私は割とOKですが)
というかQLCとTLCはもうちょっと値段に差がないとTLCに吸い寄せられちゃうのでQLCをもっと安くしてほしいところ。
MLCの利点はSLCより安いこと、TLCの利点はMLCより安いこと、ではQLCの利点は・・・?
新品で5,000円/TBまで行けば最高ですが、現状では10,000円/TBくらいなので非常に残念。
HDDは3.5inchで1,666円/TB、2.5inchだとその2倍くらいなのでQLCのSSDでもHDDに比べればまだまだ割高です。
*1:https://used.sofmap.com/r/item/2133034908610
*2:https://used.sofmap.com/r/item/2133034908603
*3:https://used.sofmap.com/r/item/2133034717045
*4:https://used.sofmap.com/r/item/2133034760423
*5:https://used.sofmap.com/r/item/2133034823104
*6:https://used.sofmap.com/r/item/2133034719346
*7:参考⇒https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-6963.html。あるいは⇒https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/609061.html
*8:詳細不明ながら520の公称値はリード50,000IOPS、ライト60,000IOPS。参考⇒https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/sku/66250/intel-ssd-520-series-240gb-2-5in-sata-6gbs-25nm-mlc/specifications.html
*9:実測値ではもう少し高いようにも見るものの、やはり840PROに比べると少し遅いようだ。参考⇒https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hirasawa/567988.html
*10:実際なぜここまで安いのか謎。特に何かあるという情報は見つからなかったが・・・。
*11:Barracudaと聞いただけで身の毛がよだつ。SSDとHDDは違うだろうとは思う。思うけどもそれでも避けたいと思うくらいひどいトラウマなのだ・・・。
*12:256GBモデルは2012年の発売当時は20,800円前後だったようだ。それが今では中古とはいえ3,000円ちょっと。時間の流れというのは早いものです。参考⇒https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20121117/etc_samsung.html
*13:TLCやQLCのNANDセルの一部をSLCとして利用することで、一定の書き込み量に達するまで高速で書き込むことができる機能のこと。当然ながら一般的なDRAMの書き込みキャッシュは840PROにも付いている。
*14:https://used.sofmap.com/r/item/2133035186703
*15:https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?bg=1&br=115&sbr=1416&mkr=287&ic=461794&lf=2
*16:https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?bg=1&br=115&sbr=1416&mkr=64&ic=467973&lf=2