『HGST Deskstar NAS HDN728080ALE604』 ◇人生初ヘリウム
ドスパラにて20%ポイント還元セールが開催されていたため急遽購入してしまいました。
■ HGST Deskstar NAS HDN728080ALE604
・ 容量 : 8,000GB
・ 回転数 : 7200rpm
・ サイズ : 3.5inch
・ 接続 : SATA
・ 製造 : 2018,11 タイ産
・ RMA : 2020,06,15まで
ドスパラ中古通販にて、2019,11,01注文⇒2019,11,01発送⇒2019,11,03受取。
本体16,390円+送料682円。中古品・・・のはずだったんですが下記参照。
HDN728080ALE604は、HGSTブランド・DeskstarシリーズのNAS向け製品ライン”Deskstar NAS”に属し、
MTBF100万時間、回転振動センサー搭載、などなどNAS用途に適した性格を持ちます。
おそらくDeskstarとUltrastarの中間くらいに位置するものと思います。
外観から察するにヘリウム充填型のHDDのようです。
8TBのHDDには主に、①SMR採用、②ヘリウム採用 の2種類があり、
私が(値段の関係で)よく買っているST8000DM004は前者にあたりますが、
最大容量や消費電力などなど考えると、後者の方が優れていると思います。(ただ値段がね・・・)
ただ、不思議なことに新品が高いHDDほど中古品は安くなりやすいので、
中古市場での価格差は、新品のSMR採用型とヘリウム採用型ほど大きくはありません。
オススメではないんですが、ヤフオクを覗いてみるとWDブランドのヘリウム品が結構あるようで。
今回の個体は”中古通販”で購入したものですが・・・
S.M.A.R.T.情報を見てみたところ、一度も電源投入されていませんでした!
もちろん使用時間もゼロ。つまるところ、実質的には新品になります。
おそらくですが、ラベル面に 「 Refurbished to HGST Specifications 」 とあるあたり、
RMA申請で戻ってきたリファービッシュ品*1なんでしょう。修理品とはいえQCは通ってますから、
信頼性に欠けるとかそういうことはないと思います。つまりはラッキー。
SATA端子・ケーブル不足中のため、Seagate・ST2000DM001と差し替えて配置しました。
モービルラックのカートリッジを買ってくれば差し替えながら上手く使えそうですが、
アレはカートリッジもまあまあしますのでね・・・なお本体は3つ配備しています。
↑白い四角形のモノがモービルラック(OWL-BF90SA)を3つ束ねたもの。
本来は5inchベイにセットして使うんですが、電源とケーブルがあればスタンドアローンでも使えます。
ちなみにOWL-BF90SAは厚めのアルミ製で結構重いです。*2
■S.M.A.R.T.情報
■ベンチマーク結果
・ 左 : 最外周の1.5GB部分でテストした結果(一般的に最高速が出る)
・ 右 : 最内周の1.5GB部分でテストした結果(一般的に最低速が出る)
8TB・7200rpmのHDDとしては一般的な転送速度でしょう。
ランダムアクセスを除けば十分快適に使えると思います。
そういえば、ウワサによると「Spectre」と「Meltdown」への対策パッチが
SSDやHDDのベンチマーク結果に影響を及ぼすそうですが、
上のベンチマークを行っている自作PCⅠはAMD・FX-8350なので影響はないと思われます。
MeltdownのおかげでAMD株爆アゲ↑↑。
やっぱりFXは傑作CPUなんだよなぁ・・・(大嘘)
■撮影機材
・ Apple iPhone SE
ところでヘリウム充填型のHDDって修理するとき面倒だったりしないのだろうか・・・
あるいはヘリウムの充填された部屋で修理するのだろうか。すごく声が高くなりそうだ。
*1:保障期間中にHDDが故障した場合、RMA申請を行いHDDを指定のセンターへ送付することで、ストックされている故障品を修理したHDD(=リファービッシュ品)が返送されてくる。RMA品には専用の刻印が施される場合があり、Seagate・ST3000DM001の場合は 「 Recertified 」 と刻印される。狙って買うのは難しいと思う。
*2:OWL-BF90SAがアルミ製フルセット、OWL-BF90SPがプラ製フルセット。OWL-BC90SA/OWL-BC90SPはカートリッジ単品。なおベゼル部分など一部はどれもプラ製。いずれもアイボリーとブラックの2色がある。気にはならないけど塗装が若干粗い。