UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

Media Service ROMCA CD-5RC 「名刺サイズのCD-R」

この前ブックオフに行ったら箱に1つだけぶち込まれてたので買ってみました。

■Media Service ROMCA CD-5RC
・ 容量 :  34.863MB ( 参考サイトから )
・ 1ケース : 10枚
・ 参考 : 『 CD-Rメディア情報(2001年6月)
イメージ 1イメージ 2イメージ 3イメージ 4
 
ブックオフにて2019,02,05購入。中古500円。
本来は10枚組ですが、8枚しか入ってませんでした。
少しですがタバコ臭あり。当時のオフィスは喫煙可だったから・・・(時の流れ)

これ、たぶんPC産業の古代兵器の部類に入ると思うんですが、
ホントにどこから買い取ったのか気になるレベルの骨董品のようです。



近年、「 AR名刺 」 なる新型の名刺が開発されています。
これは、従来の名刺にAR機能を持たせたモノで・・・まあオモシロアイテムです。
( 専用アプリが必要とかめんどくさいような気がするんですが、それは大丈夫なんですかね・・・? )

しかし18年前には同種のアイテムが存在した!

時は2001年。Windows98SEが現役だった時代。
最新鋭の光学ディスク「CD-R」が登場し、高価ながらもその勢力を拡大させていた。
そこへ登場したのが 「 名刺型CD-R 」 である。

名刺型CD-Rはその名の通り、名刺サイズかつ名刺型のCD-Rであり、
容量はわずかに35MB程度(=120mmディスクの5%ほど)ではあるものの、
実際にデータの書き込みが可能(※1)なCD-Rなのである。
( ※1 ・・・ ただし80mmディスクを扱えるドライブに限る )

驚くべきことに、このディスクは円盤ではなく長方形をしているのダ。
( こんなものをドライブに入れるのもなかなか怖いような気がする )

しかし、どうにもあまり流行った形跡がなく、現代では輸入品がAmazonで見つかるくらいである。
また、現行のものは微妙にアップグレードされており、50MBほどの容量があるようだ。
・ 例 : 『 Amazon | 名刺型 CD-R 50MB 24x 光沢シルバー ビニールケース付き 50枚パック

ROMCAが登場した2001年当時、JPEG画像はそこそこ普及していたものの、
PCの処理能力の関係で動画は普及しておらず、圧縮技術もたぶんMotionJPEGくらいで、
今でいうワンセグレベルの画質があるかないか、というくらいだったと思う。
( 当時の最新パソコンでもPentiumIIIやK7で、”MP3エンコードが重い”といったレベルのモノだったと思う  )

つまり、入れるとすればテキスト類や画像くらいしかなかったわけである。
そもそも名刺にしては値段が高い ( 参考のサイトでは169円/枚 ) ということもあり、
イデアとしてはオモシロかったものの、商業的には成功しなかったと思われる。

個人的には 「 名刺サイズのBlu-ray 」 ならまだ勝ち目がありそうに思う・・・
が、現代ならクラウド上のデータをQRコードで共有した方が安上がりだろう。
マイクロドライブや80mmCDで分かるように、小さい円盤は成功しない。独自研究


”35MBという微妙な容量は大丈夫なのか?” と少し思ったんですが、
そういえばCDって120mmでも650MBと700MBがあったりしますし、
その辺はドライブが正常に認識する範囲なら割と自由なのではないか、と思います。
たぶんCDのアレの部分にセクター数やらが記録してあるんでしょう。





○撮影機材
SONY Xperia Z3 Compact
このカメラは20.7MPの大解像度を誇ります。
が、若干センサーにムリさせてる感のある写真になります。
せいぜい12MP相当ってとこでしょう。ホワイトバランスと露出の自動調整はiPhoneSEに負けます。
カメラのシャッターボタンが側面に付いてる点は評価できるんですがねぇ。うーん。



■修正 at 2019,02,13 06:17
わかりにくい表現を修正しました。