表紙にはM92Fが載っていますが実際には発売されなかったそうです。
また、M29/M629にはCO2対応モデル「CO2 POWER」の存在が示されています。
これがいつ頃のカタログなのかは不明ですが、掲載内容から推測するに最期のものだろうと思います。
1994年のGUN誌に 「 コクサイ超低価格シリーズ 」 の広告が載ってるので、
おそらく90年代の半ば～後半くらいのものでしょうかね。
破産宣告が2004年（登記簿より）なので少なくともそれ以前ではあるはずです。
オモテ
ウラ
ちなみに、表紙にあるGLOCK17（エアーコッキング）は台湾OEMだそうです。
これが発展してガスブローバックになりますが、出来は・・・（お察し）
コクサイのガスブロはどうにも甘い部分があると思うんですけどね。
（ 参考 ⇒ 「 http://www.sendanrin.com/gun/ggff/cok.html 」 ）
M16のガスブロは時代的にはまさに先駆的なモノですが・・・んー。
10年ほど後発のWAM4と比べるとやっぱり未発達な感じがします。
どうにもコクサイはオートマチック、特にガスブロと縁がなかったというか、
悪い意味でも”リボルバーのコクサイ”だったような気がしてならないです。
そういうことで、コクサイについて知見を深めていく上で良い資料だと思います。
ちなみに、固定スライド時代のカタログは小冊子状になっていたりします。
■余談 at 2018,11,17 09：14
画像を拡大表示すると横4000pxの巨大画像を見れます。当ブログ史上最大の解像度です。
Yahoo!ブログは現在のところ3MB/枚まででないと再圧縮される仕様のため、
GIMPの圧縮品質を85まで落として1.5MB/枚ほどまで小さくしています。普段は品質95です。
