UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

我が家の秘宝:Supermicro S2DGR

PC関連の実験機材を整理中に記念撮影しました。

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Supermicro製S2DGRは、”Slot2”CPUソケットを2基備えるデュアルソケットのマザーボードです。
Slot2というのもあまり知られていないような気がしますが、Slot1のデカイ版みたいなソケットで、
PentiumXeonPentiumXeonが対応します。外観はSlot1用CPUを縦に2倍にした感じです。

SCSIコネクタやらも複数搭載し、かなり機能満載な感じのボードです。
多機能すぎて私には扱いがよく分からないので持て余したままですね・・・
バックパネルのコネクタはだいぶ少ないです。まあ用途と時代を考えればこんなものでしょう。
バックパネルは時代とともに豪華になってきた部分ですからね。

20pinメインパワーコネクタの横にあるのはAT・・・ではなくAUXコネクタです。
AUXコネクタは(かつての)ATX規格コネクタですがオプション扱いで、
使う場合は電源にAUXコネクタが搭載されているか確認が必要です。
なお、AUXコネクタは繋がなくても動作します。補助電源だからでしょうか?



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Slot2用CPUはかなり大型で、Slot1のようにブリッジだけで固定すると捥げるのか、
マザーボードを貫通してケースに固定する、という特徴的な固定方法がとられています。
そのため、マザーボードを寝かせて使う場合を除けば専用ケースが必要になります。

なお、CPUを1基だけで運用する場合は使わない方のソケットにCPUターミネータを挿入します。
RDRAMのターミネータと似てるので誤認注意です。切り欠きが違うのでよく見ると分かります。

CPUは2基、ターミネータも1枚持ってます。
しかし、図の”Fastener”と対応するPCケースがありません。
今のままでも寝かせた状態なら稼働させられますが、いつか手に入るんでしょうかね。
なお、Slot1以上にソケットがキツイので、あんまり遊んでるとそのうちマザーボードが折れそうです。



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S2DGR(というかSupermicro製品全部?)はアメリカ製アメリカ産アメリカ語のマザーボードです。
んー今の大統領なら喜びそうですが(笑) 発売は20年前でなかなかの年代モノです。
当時の値札は50,000円(!?)ですが、ヤフオクで買ったときは本体11,500円+送料1,214円でした。
東京の店頭販売ジャンクなら数千円で出てそうな感じですが、福岡のジャンク市場は狭いのでヤフオクで。

当時の関連記事はこんな感じです↓
・ 『 今週見つけた新製品(1998/7/25、そのほか編)
・ 『 Xeonより先に440GXチップセット+Slot 2マザーボードが登場

当時最新のOSはWindows98、主流ソケットはIntel・Slot1とAMDSlotAです。
ひとつ前が(Super)Socket7、ひとつ先がSocket370で、Pentium/Athlonがフラッグシップですね。
正直当時の活況ぶりがこの業界に帰って来る日は二度とないと思うんですが・・・(絶望)

なかなか高かったマザーボードなのでしっかり遊びたいんですが、
最近は銃ばっかりでなかなかPCに触ってません。特にベンチマーク関連は中断したままです。
たぶんマザーボードは腐らないので今日のところは箱に大事にしまっておくことにします。

なお、性能的にはWindows7(32bit)で一応動く程度はあります。
結局のところ、3DCGや動画再生をしなければ、PentiumⅡ以降でOKなんですよね。
さすがに初代Pentiumとかまで後退するとマズい感じはありますが。
特にPentiumⅢは処理速度もまあまあ出ますし、デュアルソケットマザーボードが多いので有望です。
問題は処理速度ではなく入手性の悪さでしょうかね。





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S2QR6もいつか手に入れたいんですが、こんなモンスター級マザーボード流通してるんですかね?
お買い得価格情報(2000年7月1日) 』 に当時の情報がありますが、
FDDやケースとのセット販売で568,000円だったそうです。・・・え。