UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

HDD容量切迫

もうダメか!?

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・ C : X25-M
・ E : MG03ACA300 C
・ F : ReBarracuda7200.14Ⅰ C
・ G : ReBarracuda7200.14Ⅱ B
・ H : Barracuda7200.14Ⅲ B
・ I : Barracuda7200.14Ⅳ C
・ J : Barracuda7200.14Ⅴ C
・ K : Barracuda7200.14Ⅵ B
・ L : Blue WD30EZRZⅠ
・ M : Blue WD30EZRZⅡ
・ N : UltraStar 7K4000Ⅰ B
・ O : Re WD3000FYYZ B

作業スペースに使えるドライブレター付きはどれも赤信号・・・
特に深刻なのは、L、N、O、の3ドライブで、これらは地デジ録画品の変換を担っています。
ここが詰まると録画品の管理ができなくなり、録画コレクションが台無しになります。

先日、ヤフオクにて2TB×4台で即決13,001円のセットを発見しました。
HGST製SUN名義、サーバー向けの上玉でしたが、これは拒否。
エラーセクタの有無が未確認なうえ、20%までは免除せよとのことでした。

HDDが中古品・旧式である場合の問題点は以下の通り
① 保証期間が完全に無い、もしくは新品より短い
② エラーセクタ数に関する保証がない場合がある(ヤフオク等)
③ ドライブあたり、プラッタあたりの容量が小さい場合がある
( ※寿命の長い短いについては新品・中古品問わずババ抜き状態なので含めない )

①については、いくらかHDDを買い込んだ人間なら分かると思いますが、
HDDというのは値段の割に壊れやすく、しかも見た目で分からず、自分で直せません。
しかし、HDDにはRMAがあり(※1)、保証期間は1年半~5年です。
WDは短く、HGSTやサーバー向けは長いです。値段にもその分の差があります。

②については、まあこれは批判ではないのですが、ヤフオクでありがちなことです。
チェックされている物は高く、されていないものは安くなります。
もちろん、出品時・落札時にはゼロでもすぐ発生する可能性はありますし、
少しエラーセクタが出ても、少しだけ出て止まることもあります。
エラーセクタの発生はRMA対象となることがあります。そういう意味で①と重なる問題点でしょう。

③については、大型のHDDシステムを作る際に気にすべきことで、
ドライブあたりの容量や、プラッタあたりの容量が小さい場合、同じ容量を得るために、
より多くの消費電力、ホスト側の接続端子、ケーブル、そして騒音が生まれます。
PCに生やせるHDD数には限りがあり、家庭用ブレーカーにも上限があります。
低容量のHDDでシステムを構築しきった後、さらなる大容量化への道は、
容量密度の向上以外にないので、低容量HDDの使用期間はより短いといえます。

※1・・・東芝製バルクHDDは無保証。安いがギャンブル。HGST東芝でも短命な個体は存在する。



間の悪いことに、Seagate、WDの両社とも3TBHDDはやや高止まり。(Amazon
8,000円台でもムリではないですが、安いときなら7,000円台後半になります。
Seagate8TBという次点くらいに容量単価の安い高密度HDDもありますが、
1発3万近いというのがやはりネック。それに3TBの次点くらいとはいえ割高。

東芝はもう買いません。上のMG03ACA300は2015年購入で、
24時間稼働の割には長寿ですが、3年保証Barracudaに比べれば不信感アリ。
HGSTは高いのでNG。モノは良いしRMAも長いですが・・・値段がどうしても、という感じです。



頭を抱えていましたが、よくよく考えてみれば・・・

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自作PCⅠのHDDのうち、作業スペースとして使っているのはドライブの一部で、
結構な部分がドライブレターなしの保管所と化しています。
各種データをRARファイルで圧縮・分割し、リカバリレコードとリカバリボリュームを付加・作成し、
各分割ファイルとリカバリボリュームをバラバラのHDDに配置することで耐障害性を確保しています。
ファイルの損傷にリカバリレコード、欠損にはリカバリボリューム。

で、以前までの標準規格である、10%リカバリレコード5分割+1リカバリボリューム の
1 of 5 ~ 1 of 5、Recovery の6フォルダ(※2)のうち、5 of 5 以外のドライブは、
ソフトウェア関連ファイルの整理によって75GBほどの空きがあります。

※2・・・パーティション直結のドライブマウント。実質的にパーティションそのもの。

また、新規格の 10%リカバリレコード10分割+2リカバリボリューム に関しては、
リカバリボリュームが2つあり、10分割の部分は互いに同一ドライブ上に存在しないため、
1つ減らしてしまってもそれほど問題はないと思われます。(※3)

※3
故障率の等しい2台のドライブが同時に故障する確率は、1台だけが故障する確率の√2倍。
また、経験則からいって、HDD故障時には一気に全ファイルにアクセス不能になるのではなく、
一部ファイル(セクタ)に対するアクセス不能が拡大していく感じで故障していく。
この場合、喪失するファイルは故障したHDDに記録されたデータの一部にとどまる。
喪失するファイルが一致する可能性もまた低いため、
リカバリボリュームが2つ以上存在する意味はあまりないと考えられる。

リカバリボリュームのサイズは、分割されたファイル1つとほぼ等しい(※4)ため、
最大で500GB程度の空きを作ることができる状態になっています。



で、これらのことから、800GBは空きができる、ということになります。
が、大規模なHDDシステムというのは本当に融通が利かないもので、
ドライブ使用率のムラによって実際にはより少ない空きになると思われます。

また、各RAR保管庫の位置は、

・ C : X25-M
・ E : MG03ACA300 C [RAR5] [RAR05] [REV02]
・ F : ReBarracuda7200.14Ⅰ C [RAR3] [RAR03] [RAR09]
・ G : ReBarracuda7200.14Ⅱ B
・ H : Barracuda7200.14Ⅲ B [REV1]
・ I : Barracuda7200.14Ⅳ C [RAR4] [RAR04] [RAR10]
・ J : Barracuda7200.14Ⅴ C [RAR2] [RAR02] [RAR08]
・ K : Barracuda7200.14Ⅵ B [RAR1]
・ L : Blue WD30EZRZⅠ
・ M : Blue WD30EZRZⅡ
・ N : UltraStar 7K4000Ⅰ B [RAR06] [REV01]
・ O : Re WD3000FYYZ B [RAR01] [RAR07]
( ※ドライブレター付きパーティション内にあるのではなく、隣接するパーティションとして存在する )

あっフーン・・・(察し)
なぜリカバリボリュームが2つ必要なのか、
それは2つのパーティションが同時に死亡してしまう可能性があるからですね・・・
同一ディスク上にある以上、HDD即死から回復するためにリカバリボリュームが2つ必要なんですね・・・



とりあえず、RAR1~5の部分だけ縮めてオワリッ!って感じで。スゲーよ、カンタンだから。
あ、さ。3TB買ってきて?(パシリ) ハイ、じゃあヨロシクゥ!



■訂正 @ 2017,09,08 ・・・ リカバリレコードの数値を訂正(20%⇒10%)