UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

XCORTECH X3500

XCORTECHの高級機(?)。

■XCORTECH X3500
・ 弾速 : 30~400+ m/s
・ 連射 : 100~4000 RPM
・ 電源 : Chrono unit(親機) ・・・ 単三乾電池×2本、もしくはmicro-USB給電
・ 電源 : Display unit(子機) ・・・ 単四乾電池×2本
・ 公式ページ : http://www.xcortech.com.tw/product_cg156964.html
・ 公式パンフレット : http://www.xcortech.com.tw/pdf/X3500_CHRONO_BROCHURE.pdf
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ヤフオクにて2017,08,16に2台購入。@6999円×2台+送料691円。

保証書、取扱説明書などはなく、箱に本体が詰まっているだけでした。
扱い方は同社のX3200と同じで、機能が少し増えただけ、という感じです。
ボタンも微妙に増えてますが、適当にポチポチすれば使い方が分かるでしょう。



X3200に比べて精度がよく、また機能も充実のX3500。
中でも一番の特徴は、Chrono unit と Display unit が分離できる点で、
さらに Display unit は画面の自動回転機能を持ち、縦置き・横置き両対応、
20mmレイルへの取り付けも可能と、とにかく便利になっています。

なお、取り外しは黄色いレバーで行います。

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測定器であり、筒状になっているのが 「 Chrono unit 」 、
測定結果を表示するディスプレイが 「 Display unit 」 です。
Chrono unit と Display unit は無線通信で繋がっており、
Chrono unit の電源は Display unit の電源OFF後1分で自動OFFとなっています。

ただし、電源ONは独立しており手動です。
Chrono unit は筐体上部の丸いボタンが電源スイッチであり、
電池残量の減少によって、緑⇒オレンジ⇒赤 とLEDの色が変わっていきます。
電源が入っている間LEDがチカチカすることで、ON/OFFの見分けがつくようになっています。
Display unit は操作盤で一番大きな丸いボタンが電源スイッチで、
電池残量は3段階で画面右上に表示されます。

なお、無線通信かつ電源が独立なので、Display unit の電源だけを入れてしまうことがあると思いますが、
この場合は以下エラーが表示されます。

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①この状態で Display unit のボタンを押すと、非接続のまま画面が解除されます。
②この状態で Chrono unit の電源を入れると、自動的に画面が解除されます。

まあ要するにどっちが先でもいいですけど、両方のunitの電源を入れないとダメ、というわけです。

なお、測定中にこの画面が出ることがありますが、
測定結果は Display unit に保存されているので、
Display unit をOFFにしない限り、測定結果が消えることはありません。



では、Display unit についてもう少し見ていきましょう。

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なんかゲーム機みたいでかわいい・・・

なお、子機は画面の回転に合わせてボタンの役割も90°ずつ変化します。
つまりどの角度で置いても操作性はそのまま、というわけです。
バックライトに X3200 MK3 になかった 「 Middle 」 が追加され、Low、Middle、High、OFF、の4つが選べます。
個人的には 「 High 」 一択なので別になんとも思わないんですが・・・
なお、X3200 MK3 と同じく、自動で輝度を変更するようにも設定できます。

で、ディスプレイの表示はコレ

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SCR3の表示は X3200 MK3 にはなかったと思います。
画面内に6つのデータを並べ、平均・最大・最小、などを見ることができます。
25までのデータを保存できるそうなので、上下スクロールできると思います。(要検証)
なお、フルオート射撃時のデータは1連射で1データです。10発でも1データ。

公式情報によると、
・ S-D ・・・ Standard Deviation、標準偏差。(平均からの差の二乗和の正の平方根
・ E-S ・・・ Extreme Spread、最大分布距離。(最大値と最小値の差)
とのことで、いずれの数値も小さいほどばらつきが少なく、安定していることを示します。
規制値カツカツに攻める場合、あまりばらつきが大きいと規制値オーバーの恐れがあるほか、
均一に加速していないことから、弾道のばらつきも大きくなっている可能性があります。

こんな感じで表示されます。↓

 
約15cmの地点から射撃。セミオート。
KSC製Mk.23(マスプロABS・05ハードキック換装済)。



続いて、Chrono unit です。

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写真には写ってませんが、背面にはmicro-USBコネクタがあり、USB給電でも稼動します。
天面には電源スイッチがあり、底面には電池BOXと三脚用のネジが切ってあります。
測定時に撃ち抜くチューブ部は円筒形になってます。高い機種ってだいたいそうですよね。
X3200 MK3 では入り口だけ円筒、センサー部は長方形、となっていました。



ついでに・・・

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シリアルナンバーは Chrono unit 、 Display unit でそれぞれ数字部分が共通です。
「 C 」 から始まるのが Chrono unit 、「 D 」 から始まるのが Display unit です。
異なるシリアルナンバーのユニット同士で使えるのかは不明です。