UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

ベンチマークを取ろう!

そろそろPC部品への熱が戻ってきてる感じがするので、
ベンチマークテストを行う環境設定について、検討してみました。

Socket7~LGA1155までの全世代で行えるテストである
② ACPI非対応でも行えるテストである (⇒Windows7用はNG)
③ 他サイトでも用いられるテストである
④ CPUとチップセットのみの性能が反映されるテストであると望ましい (×グラボ依存)
⑤ 容易に構築できる環境であると望ましい

グラフィックボードへの依存をNGにしているのは、
マザーボードによって、AGP/PCI/PCI Express の対応がバラバラであるためです。
AGPは反応するのにPCIには反応しないとか、あるいはその逆とか、
とにかく揃えることが困難なのであります。



・・・しかし、グラフィックボードに左右されるソフトが多いようで。
やっぱりグラフィックボードの性能差を反映してもOKにします。
CPUによって描画性能が変化するのも見てみよう。

ただ手元に ATi Rage 128 (AGP接続) しかないので、
DirectX7でも動くベンチマークでないと実行できないのです・・・
EPoX EP-51 MVP3E-M(Socket7) ~ Gigabyte GA-8TX-C(Socket423) までは確実にAGPを挿せます。
PCIよりはAGPの方が確率高いんですよね。手持ちで試した範囲では。
手持ちの ASUS P5A(Socket7) と Gigabyte GA-6BXD(Slot1) がAGP専のようで。



で、選んでみました。
CrystalMark 2004R7
HDBench
・ 3DMark99
・ 3DMark2000
・ PCMark2002
・ PCMark04
・ PCMark05

ゆめりあベンチとかPassMarkとかやってみたかったけど、よく分からなかったので撤退。
結局いつもの3DMarkほかになりました。フューチャーマークの回し者ではありません。

ちなみに旧バージョンの配布はコチラ ⇒ 『 Futuremark - Legacy Benchmarks
公式に旧バージョンを配布してくれるのはうれしい。
3DMark2000までがDirectX7対応だそうです。



■調べてみたいこと

PentiumⅡ/ⅢとPentium4のIPCはどれくらい違うのか
設計思想の違いから、PentiumⅡ/Ⅲの方がIPCが高いといわれている。
しかし、実際どのくらい違うのかは未だ試したことがない。
Pentium4の100MHzが、PentiumⅡ/Ⅲの何MHzに相当するのか、調べてみよう。
( ※ IPC ・・・ 1クロックあたりの処理能力 )

Pentium4の各世代でIPCは進化したのか
Pentium4の第一世代「Willamette」は、RIMM専用のIntel 850チップセットとともに売り出されたのち、
DDR SDRAMへの対応や、Socket423からSocket478へ、といった変更を受ける。
Prescottでは更なる高クロック化や、各種改良が施された。
では、この世代間でIPCが上下したことはないのだろうか。調べてみよう。
( ※ 実験では Willamette(423)、Northwood(478)、CedarMill(775) の3世代を予定。 )

AMD FX のIPCは、Pentium4のIPCより高いのか
たぶん高いが実験してみよう。SandyBridge世代との比較もしたい。

VIA C3 800MHz の処理能力は Celeron ULV 353 900MHz より高いか
Socket370世代のC3。一方で Celeron ULV 353 はPentiumM世代でAtomの先祖にあたる。
どうにもC3不利のように思えるが、実際に比較したことはない。調べてみよう。
また、PentiumⅡ 266MHzとの比較も予定。

⑤VIA MVP3 と ALi AladdinⅤ で性能差は出るのか
SuperSocket7の互換チップセット、MVP3とAladdinⅤ。
一般に、MVP3は高性能・不安定、AladdinⅤは高安定・低性能、とされている。
ベンチマーク結果にもこの傾向は出るのか。調べてみよう。
Pentium 133MHzとK6-2 300MHzの2つで実験予定。



最終的に、

■出場選手
Intel Pentium 133MHz : Socket7
AMD K6-2 300MHz : SuperSocket7
Intel PentiumⅡ 266MHz : Slot1
AMD Athlon K75 700MHz : SlotA
・ VIA C3 800MHz直付 : Socket370互換
Intel Pentium4 1.3GHz : Socket423
Intel Pentium4 1.9GHz? : Socket478
Intel Pentium4 661 : LGA775
Intel Pentium ExtremeEdition 965 : LGA775
Intel Core2 Duo E7200 : LGA775
Intel Celeron G530 : LGA1155
Intel Celeron ULV 353 : ノート用
Intel Core Duo T2500 : ノート用

エキシビション (常用環境でのベンチマーク
AMD FX-8350 : AM3+
Intel Core i7-2640M : ノート用

とりあえず、全部のCPUでベンチマークを取りたいところです。
エキシビションのCPUは、いくつかの常駐ソフトを抱えた状態でベンチマークを取るうえ、
OSも64bit版Windows7なので、ちょっと条件がそろわない感じになります。
まあいいよね? この世代のベンチマークは既にいっぱいあるでしょう。
デュアルブートにすればできなくもないけど・・・めんどくさい。



■標準環境 ( ①、② とあるものはいずれか一方を用いる )
・ OS : Microsoft WindowsXP 32bit/非アクティベート
・ CPU : 可変
GPU① : ATi Rage 128
GPU② : GeForce GT610
DRAM : 可変
・ HDD① : Seagate U8 ST38410A (4.3GB/5400rpm-3.5inch・ATA66)
・ HDD② : Samsung SpinPoint P80SD (160GB/5400rpm-3.5inch・SATA)

なお、IDEケーブルは40芯タイプを使うことにします。
EP-51 MVP3E-Mに80芯が刺さらない(40pin生えてる)ため、こちらに合わせました。
通信速度もケーブル品質によって微妙に違ってくるそうです。
チップセットやCPUによって変化したりするんですかね・・・ここも調べてみましょう。