内輪話をするのもどうかと思ったが、やはりするしかないようだ。
実は、私の父は今年で定年退職である。
しかし、私も、私の兄弟も、そして母も、十分な収入は得られないでいる。
それに加え、私の転部、家族の入院、・・・とにかく、もはや窮地に陥ったと認めざるを得ない。
幸い、学費は保証してくれるそうだが、足枷になっていることは小言からも明らかだった。
我が家では、大学生まで小遣いを支給することにしていた。
私の上の兄弟は、事実、大学卒業後まで貰っていた。それどころか、それ以外にも。
私は、そんな状況を見て、自立を志し、自ら毎月25,000円の返納を申し出た。
しかし、小遣いに依存する体制は変わっていなかった。
4月から、小遣いは支給されないことが確認された。
私は返納額を20,000円に変更するが、月5,000円の減収となる。
加えて、昼間部での学習レベル上昇につき、もはやこれ以上のアルバイトは入れられない。
現在のところ、月給25,000円～30,000円という状況が続いている。
最低限、月5,000円（小遣い終了後は月10,000円）は貰うとしているが、
正直言って、これは月々の債務返済と各固定費を合わせた額くらいにしかならない。
ケジメを付ける時が来た、という感じだろうか。
中途半端に自立気分だった私も、本当に自立しようとすれば、口ほどにもなかった。
もう今すぐにも誰かにすがりつき、カネを与えてほしい。
正直、そんな気分である。
誰のせいかは言うまでもなく、まあ、貯蓄の足りないせいかと思ったりしているが、
貯蓄が足りなくても、何が足りなくても、最後に残すべきものはしっかりと考えなくてはならない。
学費や生活費は何があっても稼ぎ出す。そしてそれ以外は切る覚悟が要る。
Ryzen、SummitRidgeは、1年前、大学に入るより前くらいから欲しいと思っていた。
2016年夏、年末、1月、・・・時間が経っても、予算は守ろうと思った。
しかし、私に1年は長かった。ガスライフルという新しい分野へ進出し、
楽観的な予測から、予算を使い切ってしまった。
本当なら、Ryzenは、最高のマザーボードと、最高のCPUで組むつもりだった。
でも、もうそれはできない。どちらか一方を犠牲にするか、もしくは諦めるか。
Ryzenは素晴らしい出来だろう。私の思った通りに。
きっと、どこかの記事でその性能はレビューされていくに違いない。
なら、もう私は”見届けた”ということで、諦めてしまってもいいだろうか？
家族が入院し、保険もまだ出ない。
小遣いは切られ、アルバイトの給料も少ない。
転部だけ残されたが、そのための負担は家族がする。
転部だけは決して、決して、諦めることはない。
誓って、他人のために諦めたり辞退したりはしない。落ちたら実力のせいだ。
家族のだれもが、辞退を願ってはいないと信じている。
給料の返納もやめはしない。学費を払ってくれているのだから。
自立していくと決めたなら、ここはスジを通さなくてはならない。
しかし私は・・・何のためにスジを通そうとしているのか・・・
貧しいと思っても口にできない日が終わるのはいつだろう？
何とかして収入を増やしたい。でももう増やせそうにない。
父も、母も、兄弟も、私も、カネが足りずに苦しんでいる。
みんな十分に働いているというのに。何が足りないのだろうか。
苦しい日々は今だけだと祈りたい。
その”今”が、Ryzenを買う時とは思わなかったが・・・
