UAP14475 のブログⅢ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。パソコンとトイガンが大好物です。  暇になると艦これを始めてしまいます。とにかく秘書艦は阿武隈ちゃんで。

マルシン工業 ウィンチェスター M1892 (Black)

この記事には改訂版があります ⇒ マルシン工業 ウィンチェスター M1892 (Black)【改訂版】



初の新品ガスガンにして初の長物ガスガン!

マルシン工業 ウィンチェスター M1892 (Black)
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と、いうことで、エアガン.jpに注文しておいたモノが届きました!
本体価格36,720円+送料850円=合計37,570円。
佐川急便が愛知から福岡まで1日で配達してくれました!
これが佐川の”GOAL”ですか・・・(勘違い)

で、まあ何から書けばいいのやら・・・



まずファーストインプレッション・・・つまり第一印象ですが、微妙です。
悪いとは言わないんですが、ちょっとアレ?ってなる部分がありました。
①フィンガーレバーがグラつく
②リアサイトを立てるとグラつく
③バットプレートの仕上げが粗い
④小キズがいくらか見受けられる
⑤発射音がすごく小さい

うん・・・マルシン・・・がんばれ中小企業。
まあ職人が頑張って木を削って作ってるんだろうし、キズが多少あるのは仕方ないとしても、
フィンガーレバーとリアサイトのグラつきだけは・・・なんとかして欲しい。
なにせ造形が良いので構えた時にこれだと拍子抜けしてしまう。



マルシンの悪口はここまでにしておきましょう。

まず銃全体についてなのですが、ものすごくスレンダーな銃です。
『 Winchester Model 1892 Carbine 』 がモデルになった銃で、名前の通り一応カービンモデルです。
といっても現代アサルトライフルと同じくらいの全長を持ち、重量も軽めですが2.8kgあります。
ただし、当時はまだレイルシステムもなく、ハンドガードが小っちゃいため、
上から見ると、やたら横に薄っぺらい銃に見えます。
おかげでハンドガードがちょっと握りにくいような・・・

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バットストックは下辺が一直線になった、今ではちょっと珍しい(?)形状をしています。
代わりに、上辺はラクダの背中のようにモッコリした部分が一ヶ所あり、2段階の角度が付いています。
この部分どうやって作ったんでしょうね・・・木をきれいにモッコリさせています。
肩に当てる部分は真鍮製なのか、金色の金属板が付いています。
最近の銃だとラバー製になってたりする部分ですよね。ちょっと滑りやすいです。

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(※実際に覗いた場合はリアサイトがくっきり見えます)
照準器は・・・Vz61スコーピオンみたいな感じの形状をしており、
アサイトから目までの距離が結構あります。ゴーストリングタイプに慣れていると、
妙に距離がある感覚がして、目を近づけたくなります。
近づけすぎてブリーチボルトに当たらないようにしましょうね。
ただ、やっぱりゴーストリングの方がどこにフロントサイトがあるのか分かりやすくていいですね・・・
まあ100年以上前の銃にケチつけても仕方ないんですが・・・

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この銃には3ヶ所に刻印があります。
①ハンドガードがある辺りの銃身上部
②フィンガーレバー裏のバットストック固定部
③上側のバットストック固定部

 


そして、レバーアクションについてですが。レバーアクション最高!って感じです。
これがまたよくできているので、是非とも動くところをじっくり見てみてほしいです!
まあこんな高級ライフルをどれだけの人が買うのかは分かりませんが・・・

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レバーアクションはレバーを引いて戻す、というだけの動作ですが、
①ブリーチボルトのロックが外れる
②ブリーチボルトが後退、ハンマーを押し込む
③給弾機構のエレベーター(?)が動作してチューブマガジンから薬室後部へ弾を上昇させる
④ブリーチボルトが前進、突起がエレベーターから薬室へ弾を押し込む
⑤ブリーチボルトのロックがかかり、発射可能になる

と、まあいろいろなことが行われているわけです。
上から見ても楽しい銃です。中身が動くところを見れるという新感覚。
なお、BB弾が落ちないように工夫してあるらしく、機関部に直接BB弾を突っ込むことはできないようです。

ちなみに可動部分は油たっぷりのため、安易に触ってはいけません。



射撃についてですが・・・私はまともな射撃設備を持たないため未検証です。
なので撃つ前と後について書きます。

まず、撃つ前ですが、まずは弾を込めます。
手で1発ずつ込めるか、もしくは付属のローダーで一気に込めます。
ただ、このローディングポート(給弾口)が意外と深いので、指で込める際には
最後のBB弾を爪で軽く押し込む必要があります。給弾口の扉が閉まるまで押し込みましょう。

次はレバーアクションです。
構えたままでも楽に操作でき、ボルトアクションよりは早く連射できるでしょう。
ただし、あんまり焦って操作すると上記の”エレベーターが上昇する動作”をスキップしてしまい、
結果として空撃ちになります。ボルトアクションの”引く”と違って”押す”なので焦るとこうなります。

あとはトリガーを引くだけですが、この銃のトリガーは硬いです。
KSCのハンドガンみたいにヒョコヒョコ引いちゃうぞ~と思ってたらカチカチでビックリ。
まあ実際の猟銃のトリガーも割とガチガチらしいので、ある意味リアルにできているのでしょう。
サムセイフティもない銃なのであんまり柔らかいとマズイですし・・・

で、この銃のおそらく唯一の安全装置である 「 ハーフコック 」 ですが、
これは自動ではかかりません。手動で軽くハンマーを起こすことでかかります。
なので、射撃後にうっかりハンマーをぶつけたりするとガスがブシューと出ます。

ちなみに上向きに撃つと生ガスがクラッカーみたいに出ます。

なお、”スピンコック”については説明書で禁止されているほか、
そもそもフィンガーレバーの立て付けが不安なため、試していません。
それに2.8kgのライフルを片手の中指で支えようとしたら折れそうで・・・
やっぱりこの技はターミネーターにお任せしましょう。(というかランダルの方がずっと軽いし・・・)



と、いうことで、マルシン工業のウィンチェスターM1892でした。
ちょっとアレ?ってなる部分もありましたが、総評としては・・・
おもしろかった!(子並感)
という感じです。
自動拳銃を何挺もそろえるよりはレバーアクションの方が新鮮味がありますよね。
木目についても割とイイ感じで、色合いも思ったより深みがあります。(そんなに良いわけでもないけど・・・)

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なお、この銃にはカタログが付いてきます。
そう・・・DUAL MAXIのいないカタログが・・・



で、我が家のライフルはガス/電動の両方が揃い、楽しい長物ライフが始まるのでした。
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ホント、棒みたいなライフルですよね・・・
個人的にはピストルグリップより持ち運びしやすいかなーという感じです。

ちなみに奥の方に映ってるGLOCK21は今度紹介する予定の”8mm DUAL MAXI”です。
いやー良い銃なんですが8mmはどうにも跳弾しやすいようで・・・早速1発なくしましたorz
GLOCK21の細かいところはまた今度・・・





■修正 @ 2017,10,26 01:06
なんと今になってタイトルを”M1892”ではなく”M1829”としていたことが判明しましたので訂正。
あわせて、タイトルを 「 マルシン工業 ウィンチェスターM1892 」 から変更。